「個人と社会」  中3社会(公民)

 中学社会(公民)の日本文教出版の教科書(旧大阪書籍バージョン)では、「日本国憲法と基本的人権」の章に先立って、「個人と社会」の章がちょこっと差し込まれている。わたしたちはさまざまな社会集団に所属しているのであり、ルールを守りましょう、という趣旨である。
 当然のように話が脱線し、「個人が集まって、その合意の上に社会(社会集団)が成り立つ?」「連綿と続く社会(社会集団)があって、個人はその中に組み込まれている?」という考え方の、どっちの方がしっくりいくかな、ということを聞いてみた。保守とリベラル、みたいな話なのだが、どうも彼らにはつかみどころのない話のようで、食いつきが悪い。
 たまたまなのだが、生徒とやりとりしている中で、「同性婚について、どう思う?」という話が、ちょうどこの「個人と社会」についての態度についてのリトマス試験紙として、中3の彼らには考えやすいネタだということがわかった。
 生徒の反応としては、意外と同性婚容認派が多かった。

 1月から、民主政治と人権保障についての授業に入るが、この単元では、明らかに社会契約説、すなわち「個人→社会」を所与としなければならない。クラスの半分の「社会→個人」派にどうアプローチするのか、いつものことながら頭を悩ませる。
 安易に「人権のカタログ」を暗記させて終わりだとか、「人権を守ろう」のスローガンを掲げて終わるだけでは、むしろ理解の妨げにしかならないと思うからである。


 それにしても、この絵を見て、何が問題か考えてみよう、って・・・。

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 生徒のコメント:
  @迷惑自転車が撤去されかけている。
  Aゴミ箱に投げようとして、外した。
  B実はワニのおもちゃ。
  C吊り革が低すぎる。

 はい、みんな、よく考えましたね。

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