教育社会学って、何をやってるんですか?  教育社会学

 「教育社会学って、何をやってるんですか?」と聞かれて、たぶん「教育について、社会学的に考えることだよ」という答え方がもっとも無難なんだろうけれど、それでは具体的に、どんなことを学んだらわかるようになるのか、ということになると、あまりちゃんとした説明があるとは思えない。
 教育社会学の教科書だとか、大学の教育社会学講義のシラバスを見比べてみてもいろいろあって、かつて日本教育社会学会の課題研究にもなったことがあるようだが、確固としたものが打ち出されたようには見えないので、実は、体系立った教育法あるいは学習方法はないんじゃないかな、という気がする。おそらく、教員採用試験対策あるいは就活の一般常識対策の参考書が、世間的に「教育社会学」とされているものなのだろう。
 たぶん、今いる多くの教育社会学研究者が、「教育社会学を研究したかった」というよりも「○○先生の本を読んで感銘を受けてこの道に進んだ」と答えることだろう。だからおそらく、教育社会学者と呼ばれる人たちが、何を考え、どのような研究を世に送り出し、その影響はどうだったのかを、列伝風にやっていくのが、いちばんわかりやすい概説書となることだろうと思う。
 イメージとしては、大嶽秀夫『戦後政治と政治学』(東京大学出版会)、あるいは小室直樹『経済学をめぐる巨匠たち』(ダイヤモンド社)みたいな感じ。竹内洋『社会学の名著30』(ちくま新書)があるが、あれをもっと研究枠組みに軸足を移して、時系列あるいは研究者相互の関係を明瞭にしたものが欲しい。
 また、学説史的なものだけではなく、たとえば現在活躍している教育社会学者10人を選んで、それぞれの研究を紹介するだけでも、教育社会学の全容(というかその広がり)が見えるのではないだろうか。
 しかし、自分で書く知識も技量もないので、どなたか書いていただけませんか?
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