高大連携による生き残り戦略  私立中学・高等学校について

 毎日新聞の1面トップは、浪速中高と関大が連携を解消したというものであった。
http://mainichi.jp/kansai/news/20120224ddn001040002000c.html

 この学校、元住金マンで、大阪府立高校初の民間人校長として、いい意味でも悪い意味でもいろいろやって、その後、浪速中高の理事長校長として、こちらでも、いい意味でも悪い意味でもいろいろとやった人である。
http://benesse.jp/berd/center/open/kou/view21/2005/09/04shido_01.shtml
http://edugarden.blog50.fc2.com/blog-entry-1175.html
http://t-kimura.blogspot.com/2007/06/blog-post.html

 少子化の中、大学は学生確保のために高校との連携を強化し、私立高校もまた、大学との連携を生徒募集の売りとする。公立との差別化として手っ取り早いのは、宗教教育とクラブ活動の強化と大学進学実績あたりを売りにすることだし、大抵の学校はそのいずれかに取り組んでいる。
 すでに高校は日本中で事実上の全員進学状態になっているので、生徒を確保しようとすれば、県内で他校から奪い取るか、他県から引っ張ってくるか、海外に目を向けるかくらいである。あるいは、まだ拡大の余地のある中学校を強化して、そちらで数を確保するかだ。それでも生徒は減っていくので、いつかは政策によって権力的に学校規模を一斉に縮小させるか、それができなければ淘汰に任せるか。
 こうしているあいだにも、パイはみるみる小さくなっていく。この調整方法に対するコンセンサスはないままに、各校はいつ果てるともない「生徒確保競争」の中にある。
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