雑感  政治のはなし

 鳩山内閣の支持率が下げ止まらない。事業仕分けも不発だったみたいだが、郵政事業を復活させて郵政一家を温存しておきながらでは説得力もなかろう。
 野党時代には、予算の組み換えで2兆円だとか、沖縄からの基地移転だとか、いろいろと言いたい放題だったが、ここまで準備不足だったとは、ちょっと予想もしていなかった。かといって今、自民党に政権を返すのもどうかと思うし、民主党のトップのクビを挿げ替えれば解決する問題でもないのに、「即刻辞任せよ」というのはどういう意味なんだろう。「辞任した後まで考えるのが政治家だろう」という丸投げが通用した時代は終わったのに。
 これだけ首相が簡単に交代する先進国はイタリアくらいだろう「たちあげれ日本」なんて政党のネーミングだって、かつてベルルスコーニが率いた「がんばれイタリア」みたいだし、財政赤字も大きさもそっくりだ。民主党はイギリスの政党政治をモデルとしているそうだが、皮肉なもので、当のイギリスでは3つの政党が横一線に並んでまもなく総選挙を迎えようとしており、二大政党の時代が終わるかもしれない。ただし、将来東アジア共同体ができたときには、日本はイギリスのようなポジションになるような気がするので、今からEUでの位置づけについて参考にさせてもらっておくのもよいのかもしれない。
 そんな鳩山首相が連休中に沖縄を訪問するそうだ。何度も書くが、沖縄の基地問題を解決するためには、「全国民が沖縄の負担について考える」という状況をつくりあげなければならず、首相が全国民に向かって訴えなければ無理だろう(いい加減なぶら下がり取材ではなく、アメリカ大統領のようにテレビから国民に向かって語りかけるくらいでなければ意味がない)。
 それ以外の唯一の解決策は、日本から一切の米軍基地をなくすことだ。そんなことできるのか?

関連:
http://sun.ap.teacup.com/kodamac/650.html
http://sun.ap.teacup.com/kodamac/663.html
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