「ローマ街歩き ☆ヴィラ・ジュリアからボルゲーゼへ」
☆イタリア 記憶の風景
ブックショップで買ったガイドブックを見ながら、
見逃していたものを辿っていく・・・
このとき、一人で美術館めぐりも楽しいわ〜と思ったのでした。
好きなものを好きなだけ観られるってこういうことだったのかと・・・
中庭には、古代ローマ時代の館に見られたニンフェウムという噴水のある
建物があります。
バルコニーから覗いてみると、ご覧のような景色。
その中ほどの階に、ガイドブックにあってどこにも展示されていない「アポロ像」
の看板を見つけました。
近づいてみると「RESTAURO」 修復中 とあります。
な〜んだ、観られないのかと思っていたら、薄暗い部屋の中から声がかかりました。
そこには、まさに修復中の「アポロ」がいました。
修復に使う道具がちらかっているガラス張りの部屋には、つぎはぎだらけの
思ったより大きい(部屋が小さいのもあるかと)アポロがこっちを向いています。
「見てください」と声をかけてくれたのは修復師の人でしょうか?
お仕事中のようでした。
ほんとに間近で見ると迫力があります。
ガイドブックのおかげで、専用のガイドさんがいるようでした。
満足・・・
でも、またボルゲーゼ美術館にむかって戻らなければなりません。
元来た道を急ぎ足で帰ります。
帰りはなぜか余裕が出てきて、周りの景色を遠くまで楽しめるようになっています。
国立近代美術館を通りすぎ、、反対側に公園があるのをみつけました。
ちょっと行ってみよう〜
幅の広い階段を上がっていくと、公園はまだまだ奥に続いているようす。
これは無理だな、時間がないわ。
きれいな噴水のところまでであきらめ、ボルゲーゼに戻ったのでした。
この公園はストロール・フェルン公園。
その先はピンチョの丘へと続くようです。
ああ、ローマは広いなあ。

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