「パルマ ☆夕暮れのドゥカーレ公園 Parco Ducale」
☆イタリア 記憶の風景
夕陽に染まっている建物はピロッタ宮 Palazzo della Pilotta。
この巨大な建物には5つの美術館や古い劇場があります。
私たちはその中のGalleria NazionaleとTeatro Farneseを訪れました。
しかし、内部撮影は禁止。
とても気に入った
テアトロ ファルネーゼは
ビチェンツァのテアトロ・オリンピコを真似て作ったものだとか。
青い字をクリックして写真をご覧ください。
美術館めぐりも疲れるものです。
夕食までまだまだ時間もあるので、橋 Ponte Verdiを渡って
夕暮れ近いドゥカーレ公園へ行って見ました。
おっ、ここでも恋人たちが橋に愛の鍵をかけているんですね。
↑ 公園の入り口。
うわあ、中はすごく広そうです。
↑ はるかむこうに見えるのが Palazzo Ducale。
そこへ行くのはあきらめて、公園内にあるというカフェに行くことにしました。
ところが公園自体が広く、カフェがすぐに見つかりません。
こういうときは誰かに聞くのが一番です。
そしてみつけたベンチの集団は、イタリアの夕方?にはよくお見かけする
おじさま、おじいさまの集いです。
けっこう狭そうなベンチに小鳥のように並んでおしゃべり中でした。
私たちに「カフェはどこか知りませんか?」と聞かれ、
「そんなのあったか?」「ひょっとしてあれか?」「毎日来てるのになあ」
と、ざわざわ。
「多分あれ」と教えてくれた場所は公園の中ほどにありました。
お母さんや子供たち、お年寄り夫婦などがゆっくりとお茶していました。
私たちもカモミールティーで一休み。クッキーがついてきたけど
夕食に備えてパスしました。(もらっておけばよかった〜)
あ〜あ、いい気持ち。
パルマの人はいいねえ、こんないい公園があって〜・・・などといいながら
じっとしていたら、気持ちは暖かくなるけれど、体は冷えてきました。
そろそろ、ホテルへ戻りましょう。今日もよく歩いたねえ。
この公園には大きな栗の木がいっぱいあって、
当然栗の実がいっぱい落ちていました。
つやつやと立派なおいしそうな栗でしたが、誰も拾おうとはしません。
栗の木の下や、原っぱには若者たちが集います。
子供たちは帰り支度。
その中で日本の刀のおもちゃを振り回している子を発見。
「ちゃんばらごっこっていうのよ」・・・と言いたかったな(笑)
さてチェントロに戻って、夕方もやっている市場をみつけました。
おいしそうな野菜や果物。
まあ、もうすぐレストランでお腹いっぱい食べるからいいよねえ、とパス。
でもこれも、買っておけばよかったかな。
果物に救われるときってありますよね。
