2011/12/3

光ちゃん写真集  愛と光ファミリー

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      秋  おまえは 
 
      すみれ色の猫に似ている

      しなやかな動きのなかに隠された

      とがった爪のように

      もの思うやさしさの中に いつも

      冷たいさみしさを隠し

      いつも眠っているようでいて

      敏捷にえものをねらうように

      静けさを身にまとっていて

      すべてを冬に追いたてる





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      おまえは 1匹の猫

      ひたひたと音もなくいつのまにか

      すぐそばまですりよってくるのに

      両手に抱きしめてやろうと

      ちょっとでも身をかがめれば

      まるで知らん顔ですましている

      夏の終わりのききょうの花に

      おまえを見つけて喜んでいたのに

      いつのまにか知らん顔で

      草木を冬に渡してしまう





      秋  おまえは

      1匹の かわいい猫




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                        poem by ゆきやなぎ れい





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