2010/8/15
虹の子 in ちえりあ(8/10) 活動の様子(プログラム)について


この活動は、第2大谷幼稚園の卒園生や通園している子どもたちの保護者が運営している、「虹の子円山」というグループへの療育支援です。
保護者の皆さんが、小学生になった子どもたちの成長を、みんなで確認しながら談笑したり、活動のあとにプログラムと生活上の課題を結びつけてお話ししたりしています。
具体的な活動の様子は、右下の「続き」をクリックしてください。

















右手左手を変えたり、指も変えます。
手首、ひじ、肩などの動きを意識化します。
上半身全体を使った動きも工夫します。




上下に振ったり、左右に引っ張ったりします。
前進を伸ばしたり、背伸びしたりします。
床の上を滑らせて、腰を中心に左右に上半身をねじる動きも引き出せます。




お尻を上げたり下ろしたりして、姿勢を変化させることで、色々な部分の力の入り方が変わります。




普通のよつばいとは違い、両腕に均等に体重がかかり、肩にしっかりとストレスがかかります。
指をしっかりと広げて体重をかけることが大切です。
お尻の下に敷き、足の裏でしっかりと床をとらえ、お尻を前方に移動させる運動も、身体を支える大きな筋肉群を刺激します。




子どもたちに同じ色が隣同士にならないように、指示します。
子どもたちに見えないようにウッドブロックを鳴らし、音の数を数えるように説明して、鳴った数と自分の座っているマットの色とカードをマッチングさせて探します。
子どもたちはものすごい勢いで、カードに向かって走ります。
聴覚刺激に集中し、数や色を認識して取り組む複雑な活動です。
子どもたちの満足した表情が、この活動の楽しさを伝えてくれます。




それぞれの遊具には色があり、すべての色をマッチングさせます。
この活動も、動きと思考判断を組み合わせた、充実感の得られる活動です。




思い通りに活動できたら、楽しいし、満足できるのです。
失敗したら成功できるように工夫します。
頭の中の工夫もあり、動きの工夫もあります。




自分だけで活動するよりも、模倣や創造的な思考が生まれやすく、活動に変化が見られます。




二人で協力して運ぶ方法を取り入れることで、行動にコントロールがかかります。
また、うまくいかない相手を励ましたり、許したりする場面も生まれます。
いつもは支援してもらう子どもであっても、場合によって待ってあげる立場になったり、助けを求められる立場になったりできます。




誰かがやっていれば、自分もできるはずという気持ちも生まれます。




相談している時の子どもたちの表情は、優しさにあふれています。




子どもたちは楽しかった気持ちを抱いたまま、活動を終えることができます。










どんなに遊んでも遊んでも、いくらでも遊びを見つけて楽しみます。
遊びの楽しみを知っているからできることで、知らなければ遊びを創造することが難しく、退屈してしまうことでしょう。
