2016/8/31

郷愁愛・・・  
 練習場に行くと中3の女子二人が私に歩み寄ってきた。『急にすいませんが、明日の朝中学校へ太鼓を運んでくれませんか?』いつもの『なぜ』『何が』『どうして』・・・すぐに理解できないお願いをしてきた。『週末の学校祭で演奏をしたい。』という主語が無く、ただ太鼓の運搬のお願いなのである。こういうところはまだまだ子供である。明日の朝の7:30だそうである。
 練習場に男の子とその両親が私を待っていた。『農業祭の太鼓が格好良かったです!』とその子が元気に言ってきた。小3で海〇の同級生である。親の押し付けでなく本人の希望である。期待が持てる。さっそく、海〇と彼を呼び寄せて私との3人の練習である。この世代の子の男の子は物怖じする子が多いが、この子はそうではない。両親も最後まで見学していた。太鼓のセンス・・・この年齢でそれは判断する必要は無い。がむしゃらに打ち込んでいる姿勢が彼のセンスである。この子は間違いなく次代を担うプレーヤーになるだろう。引込み思案の海〇を変えさせる存在ともなりそうだ。
 小学生が入ってこなくて心配していた。まだ3人しかいないが、すぐに倍・倍の人数になってくれると期待している。間違った運営でなく、間違った育て方をしていなければ入会してくる子は必ずいると思っている。今は我慢である・・・。
 チームが継続して34年である。その間には低調な時期が何度もあった。15周年の頃も元気がない状態だった。それを打破する為に農業祭の盆踊りを主催することにした。練習会場を茂〇丑から文化センターに変更した。それまでの後ろ向きから前向きの考えに一新した。パレードにはトラックに大締太鼓を載せた。プロジェクターを利用し大スクリーンを作ってライブ映像を投影したこともあった。海外公演を含めて、それだけのパワーがあったのである。しかし、今の状態はいつまでも続けることは出来ない。世代を交代する時は必ず来る。
 チームを立ち上げた一員である。そして今は代表者となってしまった。私の頭には前向きにいつまでも活動していく考えはある。しかしそれは身勝手な個人の考えである。そして、いつでも解散できる形にしておきたいと思っている。後輩達には継続しなければならないという重荷をいっさい残したくないのである。我々が立ち上げたことは我々で処理をして、次の連中は彼らの考えで続けていけるようにである。
 時代はアナログからデジタルに・・・しかし郷愁愛というのはいつまでも失われないと思う。
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