2009/10/22

固い信念と優柔な考え  
 その子は小学1年生から太鼓に入ってきた。2つ上の兄はその前から太鼓をやっていた。やんちゃ坊主でどうしようもなかったが、泣きべそもよく掻いていた。彼の親の教育は『自分で太鼓をやると決めたのだから休まず行け』だった。高校を卒業して抜けるまで、彼が練習を休むことは無かった。逆に私が都合が悪くて休んだ時には怒られた。
 やんちゃ坊主だった彼だったが高校生の時はサッカー部のキャプテンも務め、そして太鼓もしっかりとやってくれた。成績も優秀で公務員試験もパスして今はどこかの支庁に勤務している。数年前までは帰省する度に太鼓にも顔を出してくれていた。来る度に『増えたなあ』と喜んでいた。
 この子を見た時に親の考えやしつけは大切なんだと感じた。子供達は親のことをよく見ている。そして親の影響を素直に受ける。親が喋ったことは子供も同じ様に喋る。人の悪口を言えばその子供も悪口を言うようになる。我が子が成長してほしいのであれば、その親もしっかりと成長しなければならない。
 チームも同じことが起きる。メンバー達のフォームは、どこか指導者のフォームと似通ってくる。そして考えや行動もそうなってくる。逆に言うとメンバー達の行動を見て自分の行動が解かるといえる。それを見て『オヤ』と気が付き修正することも多い。
 自分の考えが全て正しいと思ってはならない。そう思った指導者は優秀な指導者とはならない。いいプレーヤーは育たない。絶えず変化を求め研鑽をして頭を修正していくことが大切である。それで無ければ進歩など無くなってしまう。
 固い信念と優柔な考え、相反するようだがどちらも必要なことではないだろうか。
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