食わず嫌いは良くない。
第一話もろくすっぽ観ないうちに決めつけるのは一生懸命やっているキャストやスタッフに失礼だ。
分かっている。
だけど、やっぱり駄目なものは駄目だ。
お面が
パチンコ台のチューリップみたいなのは、多分見慣れればどうにかなると思う。
「ぴちょんくん」と言われたブレイドも、複眼のない響鬼さえも見慣れたんだから。
でも、電車(電ライナー)がCGアニメなのにはどうにも耐えられない(号泣)
これが合成やミニチュアならまだ許せるのに。
アニメ的な展開を得意とするメインライターの小林靖子女史も苦手(^^;
で、第一話を観た感想は・・・あの龍騎的テンションはやっぱり苦手だ。
決して「面白くない」とは思わない。
いや、カット毎に観れば面白い場面も多かった。
主人公にとり憑くイマジン(モモタロスとか言う赤鬼)のキャラも登場早々自転車に粉砕されるわ目いっぱい凹んでるわで初っ端からぶっ飛んでたし、敵のコウモリイマジン(?)との
掛け合い漫才も笑えた。
電王に変身してのアクションは時代劇のチャンバラっぽいし、見得の切り方は「桃太郎侍」かと思った(爆)
電ライナーのオーナー(?)に「世界の車窓から」のナレーションで有名な石丸謙二郎を起用し鉄っちゃん(鉄道オタク)心理をくすぐったり、アギトの真魚ちゃん役だった秋山莉奈が電ライナーのパーサー(乗客のお世話係)で登場したりして、なかなか憎いキャスティングもしている。
ただ、過去に例がないほど気弱な主人公(恐らく立ち上がり期だけだろうが)に別の精神(イマジン)が憑依し人格が変わる設定は、解離性同一性障害を連想させ、正直観ていてあまり気分が良くない。
私の場合、設定と造形が自分にとって苦手なタイプだと、もう駄目だ。
けど、とりあえず1クール程度は観るつもりでいる。
あの
ヒーローにあるまじきナヨ系主人公がこれからどう化けるか興味あるし(笑)

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