12日から公開されている
「仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」を(や〜っと(^^;)観た。
毎年夏の劇場版は池袋で観る事が多いのだけど、今回は上映館が少ないので、一番近い所で新宿バルト9になった。
昼間の新宿はかなり久しぶり。
お天気も良くて少々暑いくらい

4時15分からの上映を選んだら偶然シネマチネ料金になっていて1200円(超ラッキーっ!

)
選んだ席はど真ん中だけど両側と前に人がいなくてすごく観やすい(と言ってもガラ空きではなく、私の後ろの席からは結構埋まっていた)。
そして始まった「電キバ」。
オープニングの「クラジャン」はTVシリーズ最終回で流れたモモ、ウラ、キン、リュウバージョン(もちろん4人が歌ってるPVあり♪)
そこへ時折キバTVシリーズのオープニング映像が挟まる格好になっていて、それを観た途端にぶわっと涙が出て困った(自爆)
あー、やっぱり私は、
誰が何と言おうと電王が大好きなんだーとあらためて実感。
キバも食わず嫌いせずにちゃんと毎週観ておいて良かった(笑)
内容は完全なる
スピンオフ作品。
だって、TVシリーズでちゃんとお別れしたはずの良太郎とモモたちが、何事もなかったかのように一緒に行動している(^^;
これはもう、完全に別物と割り切らないと駄目。
まぁ、キバと共演している時点でもうすでにアトラクションの世界なんだけど(笑)
物語のバックボーンはオーナーとナレーションに語らせて
強引にストーリーを転がす作風は相変わらずの靖子にゃん。
ただ、あまりにもストーリーが破綻し過ぎてて、思わず「井上敏樹かよ!?」と突っ込んでしまったが(爆)
金田監督は他の監督さんにはないカメラアングルがかなり新鮮。
しかもアクション場面の多いこと!(さすがは金田社長@JAE)
4分の3がアクションシーンだったんじゃないかと思うほど、これでもかこれでもかと素面のアクションが出て来るので、変身後の戦闘が中心だったTVシリーズとはまた違った面白さがある(途中で「
ギャガのVシネか?」と思ったほど(^^;)
挙句にコハナちゃんにまで立ち回りさせてるし。
そのコハナちゃん、とにかく強い(笑)
バズーカをぶっ放して大の男たちをものともせず叩きのめし、侑斗をも苦しめた殺し屋金髪美女とも互角に渡り合う。
コハナパンチはイマジン専用じゃなかったらしい(爆)
その他にも、ウラに良太郎の体を奪われたモモが勢いで渡に憑依しちゃったり(おいっ)、侑斗にウラがついちゃったり(侑斗が「たらし侑斗」になってた(^^;・・・あんた達、
節操なさ過ぎ(爆))、MUKR良太郎の全バージョンが登場して電王も4フォームが入れ替わり立ち代りで見せ場を貰って「てんこ盛り」、クライマックスはTVシリーズでも大好評だった電車戦にキャッスルドランも加わって、もうほとんど「これのどこが仮面ライダー?」って状態。
いや、面白かったけど(笑)
ナオミちゃんの赤いチャイナドレス姿はベリーキュートだったし、モモのテーブルに片足乗っけるポージング、R良太郎とリュウタロスダンサーズのバトルダンスアクションも健在(健くんが病気してから、もうこんな場面は二度と観れないだろうと思ってたから凄く嬉しかった)、愛理さんとリュウタの交流もあり(これリュウタファンは泣くよ、絶対!)、TVシリーズで人気のあったエピソードや演出が小ネタでたんまり入った、まさに「お祭り」作品。
これだけ入ったら、そりゃストーリーも破綻するってものだ(爆)
まぁ、電王は元々、アタマで考える作品じゃなくて
直感的に楽しむ作品だから、物語の整合性なんぞはきっとどうでもいいんだろう(笑)
ロケ地も私の勝手知ったる場所が多くてこれまた見所満点。
ゲストキャラの鈴木刑事と良太郎が話しながら歩いていた線路沿いは、西武新宿線の下落合辺りじゃないかな?
この辺は家から新宿まで散歩する時の私のルートだったりするし(笑)
R良太郎とリュウタロスダンサーズが大暴れするのは池袋西口の東京芸術劇場の横。
しかもこれってすっごく
ゲリラロケ臭いんだけど、カメラ望遠だし。
そりゃもちろんカメラに映らない場所にスタッフがいるんだろうけど、周囲の人ごみが全部エキストラだったら結構大変だったんじゃないかな。
良太郎達が渡に会ったのは大泉中央公園。
最後に鈴木刑事が降り立った22年前は隅田川の緑道。
当時はまだなかった住友ツインタワーとかを上手くフレームから外してるけど、あの頃は緑道もこんなに整備されてなかったような気が(^^;
そして鈴木刑事が生まれる前に亡くなった父親を演じるのは仮面ライダーカリス@
森本亮冶くん!
実は私は先入観を持つのが嫌だったので、作品内容についての情報を全く得ていなかった。
だから、22年前の父親が森本くんだと分かった時は、あまりもの衝撃でまたしてもウルウル〜
最初から最後まで本当に楽しくて面白かった。
キバとの絡みが無理をしているような気もしたけど、多少無理をしてでも新作を絡めないとTVシリーズの販促にならないから仕方ないんだろうな。
DVD発売が楽しみ〜


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