7月18日から28日まで10日間に渡り、東京、大阪、兵庫の4会場で上演された
「ティーチャーズ」。
実はこの公演中にちょっと悲しい出来事があった。
舞台が終わった後にお邪魔する宮内さんの楽屋。
直接お話ができ
素の宮内さんを真近で観察できる(観察?(^^;)数少ない場であり、多くのファンが楽しみにしている一時。
ところが最近、訪問者の人数が増え過ぎて宮内さんが対応に困っているという情報が届いた。
話に聞く処に拠ると、どうやら大阪の楽屋がかなり酷かったらしい。
初日と千秋楽は宮内さんを訪ねない。それがルールだった。
ところが今回の大阪は2日間の公演で、つまりは「初日と千秋楽」しかない。
一体どうするんだろうなぁ?と思っていたのだが、案の定、宮内さんの楽屋前に人が溢れ、
行列が出来てしまったという。
行列が出来る楽屋訪問って、一体・・・(^^;
しかも今回は
「宮内洋後援会」からチケットを購入した人のみという制限がつき、いつも楽屋に顔を出している常連さんですら門前払いされたらしい。
実は、後援会から「ティーチャーズ」のチラシが届いた際、チケットの購入案内にこんな一文があった。
「宮内洋後援会よりチケットをお求めの方には、特典として宮内洋さんへのアポが取れます。」
楽屋へ顔を出すメンバーでも後援会を通さずにチケットを購入するファンは多い(以前私の友人が、後援会からチケットを購入した際に指定日を間違えられたりしてエラい目に合ったので)
「ティーチャーズ」は東映と梅田劇場の製作。
チケットノルマもあるだろうし、どうせチケット買うなら後援会で買ってよ、楽屋訪問のオマケをつけるからって事だろう。
要するに、後援会が楽屋訪問を餌にチケットをさばきたかっただけ。
その結果が「楽屋前の行列」になってしまったのだろう(^^;
ただ、問題はそれだけではない。
本来、休憩を取るための時間に楽屋へお邪魔し、楽屋がサイン会場と化してしまう事に、正直ずっと疑問を感じていた。
だから私自身は
「公演期間中に楽屋は1回」と自主ルールを決め、サインもその舞台のパンフレット以外には戴かないようにしていた(去年の大阪・新歌舞伎座の時はひとつだけ別にサインを戴いたけれど、それが最初で最後)
でも、他のファンの方にはもっと楽しんで頂きたい、宮内さんの素敵さを近くで感じて欲しいと思い、去年
「初心者のための楽屋訪問ガイド」を作った。
これはあまりにも楽屋訪問についての問い合せが多く、関心の高さを感じたからだったのだが、それが結果として、いたずらに訪問者を増やす一因ともなってしまったのかも知れない。
そういった様々な事を含めて考えた結果、次回(次の舞台がいつになるか分からないけど)から楽屋訪問をお休みする事に決めた。
「困っている」=「迷惑」と解釈したので、迷惑なら行かなきゃいいという、実に単純明快な結論。
私にとって、楽屋に行けるのはステイタスでも何でもない。
よく「顔と名前覚えてもらえて楽屋に入れてくれるなんて羨ましい」と言われるが、そう言われて嬉しかった事は今まで一度もなかった。
楽屋に入れるからエラいってもんでもないし。
ぶっちゃけ、宮内さんだって俳優である前に一人の人間なのだから、いくらファンとは言っても
来て欲しい人と来て欲しくない人とがあるだろうけど、じゃあ私はどっち?って自問自答した時に「来て欲しい人」に分類するほど自惚れたくもないし。
別に私は、宮内さんを嫌いになるとかファンをやめるわけじゃない。
これからもイベントやお芝居には出来るだけ行くつもりだし。
ただ、
楽屋への襲撃を自粛するってだけ。
楽屋へ行かなくたって、私が宮内さんを見る目に変わりはないから。
まぁ、私1人が減ったところで大勢に影響はないだろうけど(笑)
宮内さんにかかる
プレッシャーは軽減するんじゃないかと
これを読んで下さっているファンの皆様には、今後も節度を持った楽屋訪問を心がけて頂けますよう、くれぐれもよろしくお願い致しますm(_ _)m

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