首都圏で、買い占めによる食料品や日用品の品不足が深刻化している。
一体、何を焦っているんだ。
首都圏の人間はそんなに
情報弱者ばかりなのか?
日本には東北地方と関東地方しかないとでも思っているんだろうか?
確かに余震は続いているし、今後また大きな揺れがないとは言い切れない状況で、心配するなとは言わないし、対策を打っておく事は必要だと思う。
けれど「非常時のための買い置き」なら、今まで何年もの間言われ続けて来た
関東直下型地震に備えてあるはずじゃないのか。
今まで何も用意していなくて、今回東日本大震災に見舞われたから恐くなって急に買い置きしようなんて、無計画にもほどがある。
そして何よりも。
今回東日本に大きなダメージを受けたとはいえ、日本の首都「東京」は生きている。
首都としての機能は微塵も失ってはいない。
そして日本にはまだ半分、「西日本」という身体が残っているのだ。
東日本で失われた様々な生産機能を、今、西日本が必死で補おうとしている。
今はまだ生産システムが追いついていないだけ。
もうすぐ物流は動き出す。
ここ2、3日食べる分さえあれば、必ず物流が追いつく。
だから、東京人たちよ、買い占めなんて
醜態を晒すな。

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