「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル」
仮面ライダーW
昨夜、つけっ放しにしていたテレビから聞き覚えのある声が流れて来た。
その番組が始まって既に十数分が経っていて、手元で作業をしながらの「ながら見」だったのでほとんど画面を見ていなかったのだけども、その声に慌てて画面を注視した。
やはり声の主は
菅田将暉くん@フィリップだった!!
驚いた。
だって、これがドラマとかだったら全然驚かないけど、将暉くんが出ていたのは
NHKの生番組(^^;
将暉くん、もうめちゃくちゃ緊張してた。
可愛いお顔がこわばってたもんw
久しぶりに将暉くんを見て、ああ「W」が観たいなーと思っていて。
夕方買い物の帰りにちょっと遠回りしてTSUTAYAへ行った。
実は地元での私の行動範囲には何故かレンタルビデオ店が1軒もなく、ある意味
メディア難民だったりするので、なかなか観れずにいた
「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル」をようやく借りる事ができた。
感想。めっちゃ面白かった!
以下、薄〜くネタバレあります。
翔ちゃんやフィリップ、刃野刑事などレギュラー陣をそのまま引っ張り、テレビシリーズや映画での伏線をがっつり回収しつつ映像も流用して「W」の空気感はしっかり残しながらも、テレビシリーズとは全くの別物に仕上がっている。
何しろ、主人公が私立探偵から刑事に変わるだけでこんな見事に変わるんかい!?と思うくらい、完全に
「東映の刑事ドラマ」と化している(笑)
何故「東映の」とつけたかと言えば、
木ノ本嶺浩くん@照井竜が素面でめっちゃ頑張っているアクションシーンが70年代東映空手アクション映画を彷彿させるものだったから。
殺人容疑をかけられた刑事(照井竜)が犯罪者(実際はそんな大仰なもんじゃないけど)と手錠で繋がれて逃走しつつ敵と戦うとか、これが千葉ちゃんだったら〜とか、倉田保昭さんだったら〜とか、
思考が妙な方向へスライドしまくるので軌道修正が大変だったし(爆)
子分に周囲を固めさせてチャイナドレスの美女をはべらせたスリの親玉は、どっからどう見ても香港マフィアのボスとしか思えず(爆)
しかもそのチャイナ美女が子分の男連中より強いとか、一体どこの「女必殺拳」かと(大爆笑)
脚本が長谷川圭一だから東映色に染まっている筈がないし、ストーリー的にはそれほど凝った作りでもないのに、それがどうしてこんなにがっつり「東映」しているのか、かなり謎w
先日亡くなった
田中実さんがゲスト出演していたのに驚いた。
もしかしたらこの作品が遺作なんだろうか。
今年に入って何本か出演しているドラマがあるから撮影の順番は違うのかも知れないけど。
ご冥福をお祈り致します。

2