私の苦手なドラマジャンルに「ラブコメ」がある。
いわゆる恋愛を絡めたドタバタコメディだが、どういうわけか昔からこのテの作品が苦手だ。
私的に感情移入がしにくいからだと思うのだけど、あんまり好んで観ようとは思わない(「電車男」を全話観たのは自分的には快挙だった(^^;)。
だから、よもや
仮面ライダーでラブコメ見せられるとは夢にも思ってなかった!(爆)
今日放送された「恋する鰹」は、タイトルからして嫌〜な予感がしていたのだが(^^;
だけど、単なる「ドタバタコメディ」で収まらず、様々な形の「思い」と「関係」が描かれている。
日菜佳ちゃんとトドロキくんがマジで付き合ってたとは知らなんだが(わはは)
明日夢くんはやっとモッチーへの気持ちを自覚し始めたし。
そもそも、今までそういうニュアンスの表現がなかった方が変だったんだよね。
普通の健全な高校1年生なら多少なりとも恋愛感情が出て当然だし、モッチーがあれだけ熱烈アタックしてるのに、意識しないように見せていた明日夢くんの方が不自然だったから、この展開は大きな前進。
あきらは鬼への思い、いつもイブキの足を引っ張ってしまう自分への苛立ち。
でも、あきらって、いつもあれだけ素敵なイブキさんの一番近くにいて、何とも思ってないのかな?
それがちょっと気になるんだけど。
そして姫と童子。
このカップルは見事にカカア天下だぁ〜(爆)
それぞれの人間関係の明確化に忙しい井上脚本は、ものの見事に「『たちばな』の日常業務」をすっ飛ばしてしまい、店の営業も魔化魍の分析もさせずにストーリーを引っ張ってしまう
豪腕ぶりを発揮(苦笑)。
まぁ、そういうのはいわゆる「お約束」でもって、わざわざ映像表現しなくても「いつもやっていること」として視聴者に脳内補完させるつもりなんだろうが、「響鬼」の世界観が「たちばな」を中心に構築されて来た以上、それを一気に全部すっ飛ばすのもどうかと思うが。
せめて魔化魍の名前くらいはつけるべきだと思うぞ(^^;
今度の魔化魍はどうやらセミがモチーフらしいが、地中に潜んでいるってことはセミの幼虫?
今回の(私的な)見所はやっぱりロケ地!(笑)
響鬼としては初めての、夢の島からお台場まで首都高湾岸線に沿った東京湾ウォーターフロントロケ。
魔化魍と響鬼たちが戦っているのは夢の島熱帯植物館近くの公園。
轟鬼と魔化魍の場面は、鉄塔に見覚えがあるんだが有明の東京港フェリー埠頭の周辺じゃないかな?
ヒビキとトドロキが話しているのはお台場の潮風公園北地区で、クウガでも使われた私の大好きなお薦めロケ地のひとつ。
でも、何でだろう?
やっぱ響鬼って(他の鬼さんもだけど)、都会のコンクリートがほんっと似合わないねぇ(爆)。
あー、もっと書きたいけどタイムオーバー。
続きはまた後で。

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