先週末から公開された
『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』を観て来た。
いろいろ、とにかくいろいろとありすぎて、黙っていられない!ので、以下ネタバレ含めた感想をランダムに書き殴ります。
ストーリーのネタバレはありませんが、
お読み下さる方は充分ご注意下さい。
最初に登場した昭和ライダー代表は南光太郎@倉田てつを。
光太郎の初登場シーンでは思わず鳥肌!!若い頃とは別のカッコ良さというか、ヒーローの貫禄みたいなものが備わって、めっちゃカッコ良かった。
アラフィフになっても身体はキレッキレのてっちーがショッカー戦闘員と戦う生アクションはとても見応えがあった。
ミッチーこと仮面ライダー3号@及川光博も結構動くけど、やはりてっちーには及ばない。
平成の若手連中は・・・うーん、みんなもうちょっと頑張ろうwww
そして!私が一番楽しみにしていたのがダディ橘朔也@天野浩成の登場。
すっかり”やられ”に年季が入ったダディは相変わらずのヘタレと裏切りで
安定のクズっぷり炸裂。
もちろんそれがなかったらダディじゃないけどね〜w
『仮面ライダー剣』からはギャレンと剣だけかと思ったら、カリスとレンゲルまで4人揃っての登場で大感激。
しかも声は全員オリジナルだし♪
「俺は全て失った」の名台詞もあり、剣ファンには感涙モノ。
なにこれ、放送10年の
ご祝儀?
「過去の歴史が塗り替えられ、正しい歴史には存在しなかった仮面ライダー3号が生まれた」というのがベースになったストーリーなので、「過去の時間」繋がりで(?)桜井侑斗@中村優一も登場。
デネブは相変わらずの”おかん”だったw
侑斗とデネブの絡みは定番というより、これがないとファンが満足しない、最早
ファンサービスかとwww
物語の中盤、進ノ介の提案で行われた「仮面ライダーグランプリ」。
カブトやディケイド、ウィザードなどの8台のマシンとドライブ、3号が「最速の仮面ライダー」を争うレース。
互いを妨害し合う10台のライダーマシン。
その中でひときわガタイのデカさが目立つのはWの乗る
リボルギャリーさん。
って、いくらなんでもそれは反則だろ(^^; せめてハードボイルダーにしとけってばwww
ウィザードはドライブのトライドロンを魔法で進路妨害する。でも好きだから許す(←おい)
あと、カリスとゼロノスの体格良すぎるのがちょっと気になった。
響鬼は一瞬しか見えなくてしかも動いてたから体格までチェック出来なかったけども。
伊藤慎さ〜ん、カムバ〜ック(泣)
体格といえばBLACKとRXもかなり体格良かった。
ん?ひょっとして岡元次郎さん入ってた?(オリジナルの中身だから正しいけど(^^;)
仮面ライダー3号。造形のイメージは歴代ライダーよりも「仮面ライダーTHE FIRST」や「NEXT」に近い、スタイリッシュな印象。
なので、1号と2号の中に3号が入ると二人が少々やぼったく見える(仕方ない事なんだけど)
でも攻撃は1号2号同様に肉弾戦で、必殺技もライダーパンチとライダーキックなのがほっとできた。
ただ演ずるミッチーが、私にはどうも納得しにくいものがあった。
他の素面キャストは、例え10年のブランクがあっても「仮面ライダーの世界」にしっくり馴染んでいるし、ブラック将軍の高田延彦なんかも全然違和感なかったのに。
ミッチーの演技がどこか違うような気がしてならない。
他の素面ライダーたちは、そもそもレギュラーシリーズで時間をかけて作り上げた「キャラ」が固まっているから、そのイメージからはみ出しすぎないように演じればいい。
ミッチーの場合はゲスト出演でありながら作品タイトルを飾る主役ライダーでもあり、ほぼ出ずっぱりなのに、本心を見せないクールなキャラのため、ほんのわずか唇の端に浮かべる笑みだとか、ちょっと目を細めて考えたりとか、そういった微妙な表情の変化で3号の置かれた特殊な環境を表現するという、かなり高度な演技力を要求される役だった。
ぶっちゃけ、
ミッチーの演技が達者すぎて浮いていた、というのが私的には一番近い感覚かも知れない。
最も、「正しい仮面ライダーの歴史において3号は浮いてしまった存在」という設定ならば、ミッチーもある意味、正しいキャスティングだった気がする。
で、結局、マッハ@剛くんは死んじゃったんだろうか?
進ノ介も霧子もそれで納得してるのが、なんか嫌だなあ。
課長も序盤に死んじゃってるし、いくらパラレルでも
現シリーズのレギュラーメンバーを殺しすぎ。
どうもこういうのは抵抗あるなあ。
全体の構成も裏切りの連続で、裏切りの裏切りは仲間みたいな、ちょっと人間不信になりそうなストーリーだったし。
米村さんてあんまりこういう脚本を書くイメージないんだけど。
これでテレビシリーズには何事もなかったかのように剛くんが登場したら、チビッコは混乱するぞ、いやマジで(^^;

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