4月に亡くなった父の納骨が終わり、ようやくひと区切り着きました。
私はひとりっ子で頼れる親戚もいないし、母は事務的手続きが出来ず( 『苦手』 を遥かに超え
銀行と区役所の業務の区別がつかないレベル(^^;) )で全くアテに出来ない状態。
初めて尽くし知らない事だらけで本当に困りましたが、沢山の人たちに助けられながら父の火葬式や死亡手続き、独居老人となる母の生活を立て直すための各種年金手続きや名義変更、父のお骨を預けるお寺探し、戒名授与と位牌の制作依頼、納骨の手続きまでを、半年かけて全て一人でやり遂げる事ができました。
元々、お墓を建てる選択肢はなかった(都内にお墓を作るとなると墓地と墓石で
埼玉県なら一軒家が買える額だし、私がいなくなれば墓守をする子孫がいなくなる)ので、お骨は納骨堂に預ける事にしました。
ただ、生前父が「死んだら家から遠い場所の墓は嫌だ(遠方だと墓参りに来て貰えないから)」と言っていたと母から聞かされたので、実家から近い場所に預けようと考えたのですが、縁のあるお寺も知ってるお寺もないので、いきなり途方に暮れました。
ある日、遺品の整理をしていたら実家のある江戸川区と隣の千葉県市川市が一緒に載ってる古い地図が出て来ました。
営業の仕事でその辺りを回っていた時期があったのでしょう。
私も母も、市川市は馴染みがある街です。
その時突然、納骨堂は市川市周辺で選ぼう、と閃きました。
とりあえずネットで納骨堂をググってみました。
その一番最初に出て来た納骨堂が市川市行徳にあるお寺でした。
実家から車で20分程だし金額なども私の条件にぴったりで、参考のためとググっただけだったのに、そのお寺に
ひと目惚れ(笑)。
お寺との仲介をしてくれたのは
納骨堂サポートセンターで、担当者の方にはお寺や納骨堂の見学に立ち会ってもらい、その後位牌の制作やお布施のマナーまで、いろいろと細かい相談にも乗ってもらいました。
お寺の住職はとってもフランクな親しみやすい方で、お布施は金額をはっきり明示する
明朗会計でした(笑)。
この半年で数年分のエネルギーを使い果たした感はありますが(^^; 人に恵まれ支えられて、どうにか乗り越える事ができました。
これから少しずつ元の生活が取り戻せればいいなと思っています。

4