2015/11/18

雨の そぼ降る…  福島の猫たち

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報告が遅れましたが、11/7〜11/8、福島へ行ってきました。

あまり天気は良くなくて、それでも福島の浜通りは暖かく、そぼ降る雨のなかカッパを着るまでもなく給餌に回ることができました。

9月末のスーパームーンの日にキジトラの美月を保護して以来は、ゆきちゃんと淡々と給餌、捕獲器仕掛けのルーティンをこなすレスキューで、この時もいつもと変わらないレスキューでした。

(ちょっと文章が長いので、記事を折りたたみました。「続き」をクリックしてお読みくださるとうれしいです)



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ご支援でいただいたフードを積んで



実は前回のレスキューのとき、給餌用のフードが足りなくて、給餌場所の見直し・統合が必要かもねと話していました。

せっかく、ご支援いただいたフードが野生動物の口に入るのも口惜しいし…と、モーションカメラを掛けてフードを食べにくる“相手”を確かめて。

震災から4年8ヵ月。

岩手のローカルニュースでは、震災関連のニュースは今もほぼトップで紹介されますが、全国版ではほとんど取り上げられることもなくなってしまったようで。

(毎月11日は、被災県では今も行方不明者の捜索を行っていることを、知っている人はどのくらいいるのか…)



それでも、いえ、だからこそ、変わらず応援してくださる方たちの気持ちとかたちがうれしく、ありがたいです。

今回もまた、アライグマが捕獲器に入っていました…。


4年8ヵ月が過ぎて。

猫を捜してほしいと依頼してくださった飼い主さんのご自宅のうち、更地になってしまったところが2軒。

戻ることはないだろうから…と、今もご厚意で給餌場所を提供してくださる方も。




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除染どころか、震災後の崩れたままの家並みが今もたくさんあります。


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常磐線のふたば駅。きれいな駅。けれど、双葉町は帰ることがいつとも知れない帰還困難区域のままです。


誰も、住む人がいない町。

誰とも、すれ違わない町並み。

住民でない自分が通ることが、なんだか申し訳なくて。


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大熊町。きれいな銀杏並木を歩く人はいません。

かつて学生が通った高校も人影もなく、静かです。


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除染してきれいになった庭に、動物の足跡。

野生動物にまぎれて、猫の足跡らしきものが見えると、
なんとも言えない気持ちになります。



いつも。ここに来るといつも、気持ちまでもがうつむいてしまいます。


そんななか。

2年前、仕掛けたモーションカメラに映った首輪をつけた三毛猫が保護されたの!と、ありこさんから連絡があって。


これはもう、本当に嬉しかったです。まさに、朗報。

この子のことは、ずっと気がかりでした。

首輪をつけているということは、震災前から人と暮らしていた飼い猫ということで。

その子が、野生動物の襲撃をかいくぐりながら生きていることがなんとも胸が苦しくなるようで。

考えると、いても立ってもいられなくなって。

フードは足りているだろうか。もしかしたら、もう生きていないのでは…。

なんとか、人がいるこちら側に連れ出すことはできないだろうか。

どの団体でもいいから、この子を保護してくれたらどんなに嬉しいか。

頭の隅にずっと、ひっかかっていて。

その子が保護された記事を読んで。

その子がつけていた、くたびれ果てた首輪を見て。


じわじわと。ずっと、心をふさぐ暗雲のようなものに少し、晴れ間が差し込んだような。

本当によかった。

今年9月。その子が生きている画像もほかの方のブログで見つけて。

どうか。どうか間に合いますようにと祈る思いでいたのだけれど。

ありがとうございます。

胸のつかえがひとつ、取れました。


まだ、原発のある大熊町には首輪をつけた三毛を見ているのです。

(三毛ってサバイバルに長けているのでしょうか)


そして。私たちが保護したいとずっと願っている、キジトラの猫も。

いつか、そう遠くないうちに保護することができますように。

間に合いますように。

南相馬にあったにゃんこはうすは福井へ移りましたが、今もそこで合宿のように寝泊まりして、給餌に向かっています。

非常勤スタッフのSさんが、届いたフードの仕分けをしてくれています。

ああ、今回も給餌に行くことができると、届いたフードを見て、感謝の気持ちでいっぱいになります。

あきらめの悪い私たちを、どうか応援してくださると嬉しいです。

そして。保護した後の猫たちも応援してくださるとありがたいです。

レスキューほしいものリスト

にゃんこはうす保護猫たちに必要なものリスト


福島の旧警戒区域で保護した猫たちのケアはこれからも続きます。

どうかよろしくお願いいたします。



日頃の感謝をこめて作ったカレンダーのご注文も、お待ちしています。

にゃんこはうす、ねこさま王国のカレンダーはこちらでお買い求めいただけます。

プチポンのカレンダーはこちらから。






写真は、にゃんこはうすで保護した猫をもらってくださった方から届いた近況写真です。

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ふたりとも、浪江町で保護しました。


こんなふうに。

人のいる暮らしのなかに、猫がのんびり暮らすことができますように。


一匹でも多く、人が住めなくなった町から猫を連れ出すことができますように。


いつもありがとうございます。

感謝をこめて。


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←収益は保護猫たちのケア治療費、ごはん代に。新作、少しずつアップしています〜


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いつもありがとうございます
             

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タグ:  里親募集 東北



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