2012/4/25

満開の桜の下で…  福島の猫たち

週末、福島へ行ってきました。

桜が満開でした。

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一年前のこの時期にレスキューしていたメンバーたちは、
どうしてこんなことになってしまったのかと、
胸が張り裂けそうな思いで犬猫の保護に奔走したと言ってました。

私は、この光景は初めてで。

この町の依頼主さんたちからお話を聞いていただけで、
ひそかに楽しみにしていました。

本当に。

町のあちこちにこんな桜並木がいくつもあって。

入学のときに、お母さんと手をつないで。

通勤の途中に駆け抜けたりして。

そこにあるのが当たり前のように、
この美しい光景とともにこの町の人たちが息づいていたのかと思うと。

どこからか聞こえる鳥の声だけがする、
人の営みが消えた町を車で走り抜けるとき、
町の住民ではない自分がこの美しい光景を独り占めのように
見ることがなんだか申し訳なくて。

どこまでももの悲しい光景が延々と続く、週末のレスキューでした。

それでも。

ひっそりと。

身を隠して。

生きている犬や猫たちは、まだまだたくさん。

たくさんいるのです。


もう見つからないのかしら。

依頼主さんたちの気持ちを察するとかける言葉に詰まりますが。

私たちがあきらめたらそこで終わってしまう。

気配はあるわけで。

それは決してこちらの思い込みでも妄想などではなくて。

確かに。

彼らは生きている。

だから。

がんばらなくては。



とある町の建物と建物の間の塀に、
こちらに背を向けた黒猫がいました。
腿のかたちがくっきりと浮き出ていて、ガリガリで。

車を少し離れたところに止めてもらって、
すでに帰るときだったのでフードは尽きていたのだけれど、
ニャンカップと封の開いた銀のスプーンドライを持ってそっと
路地をのぞくと。

その猫が路地の行き止まりのところで振り返り、じっとしていました。

ここにごはんを置くから食べてね。

そう言って、1食分くらいにしかならないフードを置きました。

車に戻り、ゆっくりと車を出してもらってそっと様子をのぞくと。

その子はニャンカップにかぶりついていました。


わが家の触れない猫、ちーに似たタキシード柄の子。

次に会えるかどうかわからないのだけれど。

どうかまた会えますように。

もし。できることなら保護できますように。


依頼主さんからの猫たちも、どうか見つかりますように。


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今回は、岩手へ帰る途中、急遽、仙台から再び福島へ引き戻すことになり、
帰りは思いがけない長距離ドライブになってしまいました。

真夜中、あまりにくたびれてしまって、
長者原で塩ラーメンを食べてしまった……。


次回は5月入ってすぐの連休に福島へ行ってきます。


いつもご支援と温かい応援、本当にありがとうございます。

感謝をこめて。



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いつもありがとうございます


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タグ:  ペット 被災



2012/4/27  9:59

投稿者:浪江の住人

命を繋ぐ闘い、本当に有難うございます。  
 走り回るには、余りにも広大過ぎる浜通り・・・
 それでも、諦めずに通い続ける想いは、只一つ・・・
 此れからも浜通り、お世話になります。

2012/4/26  17:22

投稿者:こんの

福島でのご活動,本当にお疲れさまです。
まだまだ悲しい現実が続いているんですよね。。。がんばって生
き延びている犬や猫,その他の動物たちの事を思うと胸が痛くな
ります。お仕事も始められていそがしいかと思いますが,どうぞ
お体に気をつけてくださいませ。

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