東葛で来年25年目の活動を迎える「東葛合唱団はるかぜ」が、今大きなプロジェクトに挑んでいるとのことで、第1回めの練習会を取材。
沖縄では毎年、小中学生対象に、「平和の詩コンクール」を行い、平和をテーマにした詩や絵画を募集。今年は5000近い応募もあるほど、根付いています。合唱団代表の太田さんは、子どもたちの感性あふれる作品に感銘を受け、これを合唱曲にと奔走。5編の詩を選び、作者の了解を得、沖縄の新聞社や元知事など多くの方の応援を得、さらに世界で活躍すし、ご自身も沖縄に関心が高いという音楽家の安藤由布樹さんが作曲・指揮で参加。
オリジナルの音楽構成「この島に わたしは生きる」を完成し、これを合唱団員だけでなく、参道する方皆でステージを作ろうというのです!
この日は最初の練習にも関わらず、1曲めの「広がれピース」を通しでおけいこ。
「はい、今のところちょっと長いので、皆さん楽譜の、全音符を、四分音符に書き換えてください」
曲は、練習の間にもさらによりよく変えられていく……皆で、一つの作品を作っていく様子を見ているようでした。
せかい中の人たちが
みんなでピースをしてみたら
きっと いじめやせんそうは
地きゅう上から きえちゃうよ
子どもらしい、普遍的な平和への祈りをこめた歌にうっとりしつつ、台本と他の歌も読み込んで……
(´;ω;`)ブワッ
ここで感傷的になってちゃいけない、とこらえつつも、これが舞台になったのを想像するともう…
この日は団員と地域の方たち合わせて65名の参加。
太田さんによると、「100名の舞台を目指します。資格などは要りません。まだまだ受け付けてます!」とのこと。
公演は5月6日、松戸森のホール21大ホールで。
練習は月2回、松戸市内で。
詳しくは sohta★ka7.koalanet.ne.jp(★を@にして)まで。
小川原記

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