先週はスポーツキッズ新春恒例ベストアスリートの取材が3本ありました。それも今年は全員が全国優勝というレベルの高さ。
まずは柏市の富勢中の霜出佳奈さん。中学生ボウリングの日本一。小学2年からボウリングをはじめたそうですが、きっかけはあの「ラウンド1」でやっていたスタンプを集めるとマイボールが貰えるキャンペーンだったとか・・・。
そしてなんと小2の頃から片手投げだったそうです。「握力だけはすごいんです」ときっぱり。
卒業後は親に負担をかけたくないからとボウリング部がある私立ではなく、公立の高校を志望。「バイトをしながら練習に励みたい」とちょっと照れながらも語っていました。
2人目は流山東部中の寺村美穂さん。この夏、水泳200m個人メドレーで中学新記録で全国優勝しました。流山東部中といえば昨年のベストアスリートでも同じ水泳で時枝ゆり子さんが選ばれています。
寺村さんは昨年までは平泳ぎの選手でしたが今年の3月から個人メドレーに転向。予選の時点で2位に2秒以上の差をつけるタイムで中学新記録をマーク。これには自分でもビックリしたそうです。
それでも決勝は接戦になると予想し更にペースアップ。予選のタイムを1秒近く刻むタイムで日本新記録を縮め、全国優勝を果たしました。「水泳は個人競技だからこそ周りの仲間の支えが大切」。国体では「千葉県水泳代表チームはみんな、すっごく仲がよくて本当に楽しかった! 」とにっこり。ちなみに代表チームには時枝さんの他に同じく昨年ベストアスリートに選ばれた平井彬嗣くんも参加しています。
写真撮影のとき、何度も写真をチェックし、髪形を直していたのが印象的でした。
3人目は松戸五中の山口晃輝くんと青陰鴻慈くん。総体ソフトテニス全国優勝の二人です。キッズ11月30日号にも掲載されていますが、このときが二人にとって全国優勝後、初めての取材でした。その後様々な媒体の取材を受けたそうですが、相変わらず寡黙で真面目で顧問の先生に「もっと大きな声で喋れ! 」と怒られながらの取材でした。
このベストアスリートたちがいつか「この街のヒーロー」になって戻ってきてくれるのを心待ちにしています。 金沢記
今回取材した4名を含むベストアスリートはキッズ1月3日号でご紹介。乞うご期待!

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