今月から朝日スポーツキッズで隔月連載コラム「レーシングドライバー川村和希の夢に向かってGO!」がスタート。
その川村和希選手のレース速報がメールで届きました。
川村選手は前回のレース後、今までのように週末だけチームに合流し、シートに座り運転するお客様なドライバーじゃダメなんだと思い、約1ヶ月間、家に帰らず一人暮らしをしながらチームと生活を共にし、マシンの理解を深めていったそうです。
そうした姿勢にマシンも応えます。
4月11日 2010年FJ1600鈴鹿クラブマンレース
ラウンド2で川村選手は鈴鹿東コースを予選タイム54秒441のコースレコード(コース新記録)で1位通過。
決勝では予選2位の選手にスタートで抜かれてしまうが、落ち着いて翌周の1コーナで抜き返し、その周を「ガムシャラに走って後ろを見たら誰も付いてこなかった」。
そのまま他のマシンより0.1秒から0.2秒速いペースで走り続け、見事2位に7秒以上の差を付け悲願の
初優勝を成し遂げた。
それもポールポジション(予選1位)、ファステストラップ(レース中の最速ラップ)優勝、のグランドスラム達成の完全勝利。
「今まで練習走行だけ速くてレースになるとダメで本当に速いのかな?って自問自答してた時期もあったけど、これでやっと答えが出せた」
しかしこの日、川村選手はFJ1600のほかにF4にもエントリー。
F4に出走するために自分の初優勝の表彰台には代役を立てる事に・・・。
自分の晴れ舞台をモニターで観た感想は・・・「貴重な経験でした(苦笑」
(F4の結果は、エンジントラブルで予選14位決勝13位)
詳しくは今後のキッズで。金沢記

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