すばるさん のブログに
「 ソデの畑 」(昨年9月11日)のことがあって、魚沼の山の畑のことを述べている。
越後弁の訛りでイとエの混同とか、ダ行音・ラ行音の移行のことを挙げて、「
ソデ」 は 「ソウリ」 のこと、「草里」「草履」「草連」などのいろいろな字にあてて書かれる
焼き畑だった可能にふれている。
われわれの話し言葉では、ラ(
r)行音の発音が苦手なのか、口をあまり開けないまま話すと、ダ(
d)行音に近くなる。すると、
ソデ sode ≠ヘ
ソリ sori ≠ニか
ソレ sore ≠フ変化と考えるのは納得です。つまり 「ソデの畑」 は 「ソウリ」 の畑で、焼き畑に関係したと考えられることになります。
すると、
そで坂 は
そり坂 となって、これも焼き畑がらみの理解が必要かと、思い浮かぶことになって、迷いが深まります。
宇賀地の下島の田んぼを巡っているとき、「ソデ田」 の地名に遭遇した。三郎次のムラの 「ソデ沢」 のこともある。
三郎次の昨日の書込みに、
ヒカラビの父 さんからコメントをいただいて、「でいのそで」 という言葉を教えられた。南魚沼方面のことだったのか、やはり 「ソデの坂」 があることを教えてくださった方もいる。
これだけ 「
ソデ」 が揃うと、もう三郎次の手に負えないと放擲して、先を急ぐとばかりに峠を下りることになるやも知れない。

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