ストリートにて、しばらく弾いて、焼酎ビン片手の50代位のオヤジが珈琲を差し出してきいてくれた。やる曲は「春」(めんたんぴん作。池田洋一朗)オヤジは酒のせいもあるだろうが目から涙をぼたぼたと落とした。「…○◇」声にならない声をあげ泣いてた。私は「どうもありがとう」という。「何か聞きたい曲はあるかい?」というと「拓郎を聞きたい」というから、「どうしてこんなに悲しいんだろう」をやる、オヤジ、大絶賛。そのうち音楽家らしい紳士が「これは何ていう楽器で、どんな仕組みになってるんですか?」と私の演奏中質問しにくる。それがオヤジの勘にさわったらしく。音楽家らしい紳士に絡みだして、私は「喧嘩は止めてくれ」と言うと、紳士は憤懣やるかたない様子で去っていかれた。(すいません。)オヤジは函館出身だとのこと、リクエストを次つぎにやりだし、少々うざったくなるが、涙をながされたことがあるので、怒れない…。きょうは店じまいだというと、「いろいろギター弾いて歌う奴らはいるが、あんたの他はみんな雑魚や!」という、半分はうれしいが、差別的な発言にムッとしながらも涙に少し感謝。オヤジが帰ったあと、水橋バプテ
スト教会のマイケルとZOEとジュンジュンに久しぶりに会えた。彼らは本当に素晴らしい人達だ、愛知県から来たシンガーと競演、大絶賛!マイケル達は教会移転に伴って演奏を誘ってくれた。今日は早めに帰ったため悪かったがマイケル達との競演はまた今度、ストリートも一考がいるかなぁ…。(マイケル達は問題ない。)

2