◎「反小沢」は自民党への入場券、なれ合い政治の会員証か! 日本一新の会・達増 拓也(岩手県知事) 投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 4 月 21 日 から転載します。
2013年04月21日 日本一新の会
前回、選挙を目前にした参議院議員の民主党離党問題に触発され「改革の政治」と題する文章を書きましたが、その続きです。
〈「反小沢」は、自民党への「入場券」?〉
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「反小沢」を、自民党への「入場券」にしようとする・・・・新進党時代や自由党時代にも、よく目撃しました。理念・政策をねじ曲げての転進の言い訳として、「小沢一郎が悪い」、「小沢一郎にはついていけない」というのを理由にするのです。非自民連立が崩壊し、自社さ政権発足で自民党が政権に返り咲いた時も、「反小沢」がテコになったことを思い出します。
去年、民主党に残留した人たちの中には、民主党が与党でいられたらそれに越したことはないが、自民党に政権奪還されても、「反小沢」のスタンスでいれば自民党と渡りを付けられるのではないか、と計算した人たちがいたのではないでしょうか。野田総理が解散を決意した背景にも、「負けても三党合意を基礎にして与党に連なることができる」という読みがあったと推測されます。党全体として、自民党と連立を組む、あるいは与野党に分かれても政策協調していく。それができない場合には、バラバラと自民系無所属になったり、自民補完系の党に参加すればよい、という読みや計算です。民主党があまりにも大きく負けたので、それらは難しくなりましたが。
〈「反小沢」は、なれ合い政治の「会員証」?」〉
「反小沢」は自民党となれ合って居心地よく議員でいるための「会員証」・・・菅内閣が消費税増税とTPP参加と小沢バッシングの三点セットを主要政策として掲げたのも、自民党と渡りを付けて、適当にごまかしながら政権を維持しようしたからだと考えれば、大変分かりやすいと思います。野田内閣は基本的にそれを引き継ぎ、政権が維持できなくなっても自民党と渡りを付けてあればなんとかなると判断して、「一緒にやりましょうよ、衆議院は言うとおりに解散しますから」となったのでした。
こうした関連で思い出すのは、一九九八年の参院選で自民党が大敗し、ねじれ国会になったとき、自民党と民主党の若手議員が「政策新人類」として力を合わせたことです。政策通とみなされ、弁が立ち、よくテレビに出る若手議員たちが、与野党の別なく、日本政治を回していく図式。その中にいれば、与党であれ野党であれ、テレビ的な人気を力にして、選挙で当選を重ねることができる。野田総理や、民主党の主流的な人たちの理想は、その辺にあったのではないでしょうか。
〈「反小沢」は反改革〉
小沢一郎とその同志たちが自民党の中で改革ののろしを上げたのは、自民党が政権党としての居心地の良さを優先して、冷戦後の諸課題を解決できなくなっていたことと決別するためでありました。自民党内に「改革フォーラム21」を立ち上げ、やがて新生党を結成するのは、「議員として居心地良く生きていきたい」という路線からの決別であり、それが「改革の政治」の原点です。
結局、「反小沢」というのは、「大勢に順応し、居心地良く生きていきたい」という姿勢なのではないでしょうか。政治家も、マスコミも、司法も、官僚も。何事かを本気で成し遂げようとする者、日本を本気で良くしようとする者、そして日本を本気で変えようとする者の中に、「反小沢」を見ることは、まずありません。日本の体制側において「反小沢」が隆盛を極めるというのは、小沢一郎の危機なのではなく、改革の危機であり、日本の危機に他なりません。
〈「反小沢」は日本社会の権威主義、事大主義が引き起こす現象〉
なお、私は、小沢一郎を全面肯定しろと言いたいのではありません。
理念、政策、政治手法など、批判は自由にしてよいわけですし、そのような批判は小沢氏本人にとっても参考になるでしょう。
問題なのは、具体的な政策論でも運動論でもなく、抽象的な小沢一郎のイメージ、そして小沢一郎という人格を攻撃の対象とする「反小沢」です。「小沢」、「小沢一郎」という言葉そのものを悪口として使う「反小沢」です。
そもそも、誰に対してであれ、このような人格攻撃は人間として恥ずべき行為なのですが、こと小沢一郎氏に対しては、それが許されるかのような日本社会の現状です。「いじめ」がはびこる日本社会の闇と、政治に対する真剣さの欠如が、背景にあります。日本社会の権威主義的、事大主義的なところが、「反小沢」という現象を引き起こしています。
自分の発言に責任を持つ、自立した個人であれば、安易な人格攻撃で体制的な居心地のよさに安住しようとはしないでしょう。やはり求められるのは日本国民の意識改革です。(終)
コメント
01. 2013年4月21日 18:57:34 : Mz4XhusUY2
一番乗りゲットかな?
小沢関連投稿には、必ず「瓦礫広域処理」で達増知事と小沢を犯罪者扱いする
反小沢が湧くんだよね。
そいつらが瓦礫をどう処理するのか、政権取って実行する気があるのか、
それについては全く何も言えない無責任野郎なんだよね。
自民党に貢献するただの反小沢だよね。
02. xyzxyz 2013年4月21日 19:42:58 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
>>1
小沢さんとて理想と現実はしっかりわきまえて政治を遂行するということです。
現実としっかり折り合いをつけれるか、夢を語り続けるかで政治家としての
力量が違ってきますね。夢を語り続けて失敗した代表例が民主党だと思います。
03. 2013年4月21日 20:26:00 : GloV5hQXnY
おお、珍しや、小沢憎しのストーカー工作員はどうした?
1番どころか2番もとれないとは???????
04. 2013年4月21日 20:42:23 : 4qR1cQybBQ
米犬の立ちションもなくなったね。
05. 2013年4月21日 22:43:42 : Aply9KcASU
民主党内の理念なき体制派議員が
与党でなくなったとき
沈みゆく船からネズミが逃げ出すかのようだ。
民主党は憲法観で維新とたもとを別った、
これは正解だろう。
あとは政権交代の原点、
民主党に国民が期待をした改革政党に戻ることが再生の道。
TPP参加が、大多数の国民にはメリットのないことは、
日米合意をみれば明らかになった。
民主党は弱者のための政治をするという。
ならば
TPPのもたらすものは、例外なき関税撤廃による
外国産短粒米や農産物の輸入自由化により、我が国農業生産の4割減少。
農家の減少、食料自給率低下。
畜産業も10年後までには、韓国のように廃業が相次ぐだろう。
農山村の荒廃と過疎化が急速に進行する。
たとえば棚田は土壌浸食防止機能があり自然のダムであったが、
その機能低下による土砂災害が増加するだろう。
瑞穂の国、「美しい日本」の農山村漁村文化は衰退していく。
米韓FTAをも上回るアメリカ自動車産業への優遇が合意された。
アメリカの環境基準・形式の押しつけによる
技術水準の低下、エコカー減税の撤廃等が行われる。
1形式5000台の輸入拡大目標は事実上の数値目標だ。
おそらく参加国同士は最恵国待遇を確保しているはずだから
これは他国にも適用される。
つまり、参加国への自動車輸出のための関税はそのままで
外国製自動車の輸入数値目標は設置され、
日本資本の自動車産業の内需は減少する。
唯一のメリットである輸出産業も外国へは関税がかけられる。
10年間で3.2兆円のGDP増加という政府試算も
農産物生産高減少3兆円を上回る利益はなく、マイナスになるだろう。
しかもマイナスは貿易だけではない。
アメリカ資本(アフラック等)の利益確保のために、
日本政府は日本企業(かんぽ生命)のガン保険への参入不認可を決めた。
これはさらに、高額医療保険の参入拒否、外資保険保護へとつながるだろう。
知的財産権による特許権延長によるアメリカ薬品の高額維持がなされ
低廉なジェネリック薬品の使用が制限される。
高額薬品、混合診療の拡大による高額医療の展開により
国民健康保険制度が実質的に崩壊するだろう。
その結果、予防的医療が衰退し、
医療費の高額化による医療弱者・難民が増加する。
結果的に、医療費総額における日本国民の負担は増加する。
政府調達における外国企業の参入がすすめば、
国内中小建設業も衰退するだろう。
TPP導入によって我が国サトウキビ産業は壊滅する。
離島のサトウキビ畑は荒廃し耕作放棄地となる。
そこへ、外国人土地所有制限や農地法3条2項の撤廃により
観光地だけでなく、休耕田や離島や水源地等の民有地を
外資が購入する「植民地」化が進行するだろう。
日本を取り戻すどころか、日本の売国が進行することになるだろう。
ラチェット規程による自由化制限の禁止により
自由化しすぎたとしても戻れない。
外国への輸出関税はそのままだとしても
日本における例外なき関税撤廃は確実に進行する。
労働についても、とくにアジア諸国からの低賃金外国人労働者の
参入拡大が進むだろう。
これは若者の就職難、非正規労働者化、
解雇規制緩和による正規労働者の非正規化、給与水準の低下をもたらす。
小泉・竹中「構造改革」によって
10年間の給与水準の低下、内需低下、GDPの長期低下傾向がもたらされた。
この長期低落傾向を継続させ、格差拡大を進行させ、
結果として我が国の経済力の低下につながっていく。
アジアの成長を取り込むどころか、アジアの外国人労働者を
取り込み、我が国人材の失業増加をもたらすことになるだろう。
一方で、やがて、フランスの移民若者が暴動を起こしたように、
外国人労働者との格差問題へとつながることになる。
ISD条項により、アメリカ企業は「非科学的」とか「非関税障壁」という
理由をつけて、世界銀行傘下の国際投資紛争解決センターへ損害賠償請求が
できる。訴訟が起こされれば、秘密裁判により、アメリカ企業への日本政府の
賠償金支払いを命ずることができる。これは再審請求もできる規程もあるが、
覆ることはほとんどない。この決定は日本国内法に優先する。
つまり、外資による日本支配が進行する。
逆も形式上は可能であるが、アメリカ影響下の裁判で公平に機能するかは
未定である。
民主党の野田財務省傀儡路線(改革なき消費増税、TPP参加)は否定された。
TPP参加は、格差拡大路線で、多数の社会的弱者を生み出す結果となる。
すみやかに、生活の党、社民党などTPP反対政党と連携して、
改革政党としての旗印を掲げて世論を喚起してこそ、再生の道が開けるだろう。
06. 2013年4月21日 22:48:18 : aHd4pjlMZk
おまえら小沢のケツ舐めがことのほかうれしそう
07. 2013年4月21日 22:49:08 : ETPHx1tOmk
VAkA軍団の醜いストリップ芸とやらせのレズプレーの好きな捨て台詞専門の馬鹿野郎たちが、1番を取れずに無視している。こういう達増氏のような賢人派に、因縁つけようと虎視眈々。それが仕事であるからだ。しかしまさに金、金、金のこれらの連中の誹謗中傷は、まったく無教養のなせる業。まともなスレが立ち続くといらいらして、気が狂うのは彼らの性。まぁ、見ていたらすぐさま喰らいつくから、見ていればいい。名前と番号ですぐ判る。稚拙な文でもすぐ判る。こういう阿呆たちの後ろに下痢三の影がちらほら。朝からふらふらと二日酔いの寝覚めの悪いワイドショーに出て媚びる姿は軽い口を持った男の得意技。芸能人と園遊会がお好き。本当に軽石のようなリーダーであるが、それを応援するVaka組織。知性の欠片もないのである。それにしても達増氏の主張は正しい限りである。目覚める賢人たち、すでに知っている賢人たち。誰もが頷いている。
08. 2013年4月21日 23:14:14 : vrwViA6z7w
>06aHd4pjlMZk 3回死んでも地獄かい?
09. 2013年4月21日 23:19:44 : Ei3vDcYexI
NHKなどに洗脳された人種(私の数年前)は目覚めて怒ってます。
供述調書(アメリカは弁護士立会え作成)に関する可視化や税の使途の透明化などが求められる。余りにも真っ暗過ぎる現在の視点を変えましょう。
川村さん!お目出とう御座います。
10. 米犬 2013年4月21日 23:29:29 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler
◎「反小沢」は自民党への入場券
イエーーース! ようこそ自民党へ
皆さんも2009年の二の舞はもうこりごりですよね! 小沢氏が在日・部落解放・ヤクザ達まで集めて行った政権交代。この3年間本当に徹底的に日本は壊れてしまいましたね。
政権交代当時小泉氏が「3年もあれば民主がどんなものかわかるよ・・」と言っていたのを思い出す・・まあ当時からネットで誰でも知ってることだったけど・・
ところで達増さん 前回の衆議院選挙では奥さんまで駆り出されて惨敗 小沢の奴隷みたいだよ みっともないから自民党へおいで。入場券は持ってるでしょう
私は実は反小沢です・・達増
11. 2013年4月21日 23:39:33 : Oq3NUhacBY
日本の自由民主党がカルト政党であることを正に証明している。
自民カルトはウスラ馬鹿のボケ集団だ。自民カルト信者は馬鹿だけだ。
12. 2013年4月22日 00:00:49 : vrwViA6z7w
>10. 米犬 2013年4月21日 23:29:29 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler
チャン頃や、朝鮮人が来るところではない

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