生産と消費のバランス消失が、債権や債務を発生させるのでしょう。日本では、余剰生産があり、アメリカには、過剰な消費がある。
日本国内に限って言えば、一般国民は、『過剰に』生産し、官や大企業管理層は、過剰に消費する。
これを、是正するには、『過剰』な生産を減らし、過剰な消費も減らすことです。
或いは、必要な消費も出来ないような、階層は、反逆すべきなのかも知れません。でも、現実はそうなっていません。つまり、反抗するほど、生活には困っていないのかも知れません。
庶民を苦しめ、イラクや中東に混乱を巻き起こす、禍根の流れは絵空事。その実態は詐欺の様な仕掛けなのですネ。米国支配層の欲望を満たすために、日米間の、中間管理者たる、両国政府や、貿易関連企業と金融業者が、様々に、手配をして、あたかも永遠に流れを止めない、エッシャーのだまし絵
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070731/278643/
の様に、無限に流れ続ける絵を描いただけなのです。
その、トリックの偽装に気づいたときに、事態は急変します。サブプライムローンの破綻はその、一つのきっかけです。
次は、ガソリンの暫定税率の廃止が、結節点であろうと思われます。生産する大衆が、壮大な浪費への暗い流れから、自分たちの盗まれたものを汲み上げ、自分たちの、明るい生活への一灯となしたとき、人々の生活は、新たな視界を得るでしょう。