「「戦争請負人4名の殺害はファルージャ住民の決起」と言うのは...」
検証 911/エンロン破綻
>なおファルージャの件は革マルは、このかんいろいろ取り沙汰されている記事や投稿を知らずに書いたのではないでしょうか。
ファルージャで起きた戦争請負人殺害事件は、そう言って済むような軽い問題ではないのです。
革マル派は、イラク反占領勢力の闘争高揚に流されて、「米民間軍事会社要員四名を血祭りにあげたファルージャ住民の決起」だと勇ましく書いていますが、あれが、ファルージャ虐殺戦を仕掛けるために仲間である戦争請負4人を生け贄にするという謀略だったらどうするのですか。
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「戦争請負人4名の殺害はファルージャ住民の決起」と言うのは「9・11はアルカイダのテロ」と言うに等しいこと。投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 15 日
米国民や“国際社会”が「ファルージャ虐殺戦」にそれほど反応していないのは、民間人という曖昧な表現が多いとはいえ、兵士ではないひとが4人、殺されるのみならず、焼かれ切られ橋げたに晒されたという“事実”があったからではないでしょうか。
まさに、「9・11はアルカイダのテロ」というプロパガンダが、アフガニスタン侵攻そしてイラク侵攻をなんとなく仕方がないものだと思わせるほど世界を大きく変えたように、「米民間軍事会社要員四名を血祭りにあげたファルージャ住民の決起」だという見方が、ファルージャの虐殺を仕方がないものだと思わせているのです。
日本は、中国で自国民謀殺を含む陰謀を通じて戦火を拡大させたという歴史的事実もあるのです。
満州や上海のいくつかの事件が日本軍の謀略だとその時点で明確になっていたなら、昭和20年8月15日がどんな日になっていただろうか...と考えてみてください。
米国民をはじめイラク以外の人たちの多くは、あれが米国の謀略だったと理解してもなお、ファルージャの虐殺を傍観するでしょうか?
革マル派や竹中さんが、どうせ武装闘争が激化しているんだからそんなことはどうでもいいと思うのなら、政治活動をやめて欲しいと思います。
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「人質解放声明」をわが革マル派と結びつける悪辣なフレームアップを弾劾する!(革マル派解放)
http://www.jrcl.org/
2004年4月13日 日本革命的共産主義者同盟・革マル派
(1)日本人3人を「解放」することを明らかにした「サラヤ・アル・ムジャヒディン」を名乗るグループの4月10日付け声明(いわゆる第二声明)にかんして、産経新聞は、「警視庁捜査員」の言と称して「革マル派の文章に似ている」「背後に日本人の影?」などという荒唐無稽の解説記事を掲載した(4月13日付)。
この産経新聞の記事と時をあわせて、「日本人が書いたような違和感」とか「日本国内の人間と繋がっている可能性」とかという「政府高官」「官邸筋」の談話なるものが、マスコミ各紙で報じられた。
「人質事件」への対応不能をさらけ出し窮地に追い詰められた小泉内閣が、マスコミを使って一斉に開始したこの悪辣なフレームアップ攻撃をわれわれは断固として弾劾する。
(2)「イラクの一般の人は広島・長崎のことなど知らない」「日本政府と(自衛隊派兵に反対している)日本国民を分けて政府の責任を追及する論法」は、「日本のマルクス主義活動家のものだ」などという言いぐさは、イラク民衆に対する無知と蔑視を剥きだしにしたデマゴギーにほかならない。澎湃とまき起こった「自衛隊即時撤退」の声と家族の悲痛な叫びを踏みにじり、「テロリストには屈しない」という傲慢な対応を―ブッシュ政権の叱咤激励を受けながら―続けている小泉内閣。とらわれた3名の命など意にも介さず、こともあろうにイラク民衆を虐殺し続けている米軍に「救出」を要請した小泉政権を弾劾する声は、全国津々浦々にまき起こっている。
まさにそれゆえに小泉政権は、「反米・反占領」闘争を闘うムスリム人民と連帯し、3・2シーア派信徒爆殺事件、3・11スペイン列車爆破事件などの謀略性を果敢に暴きだしてたたかってきたわが同盟への憎悪と恐怖にかられて、このようなフレームアップを開始したのだ。
(3)いやそもそも、チェイニー来日の直前に引き起こされたこの日本人人質事件そのものが、疑惑に満ちみちている。西暦だけを用いた第一声明、女性を人質にするというイスラムの教義に反するやり方などなどからして、この事件は、他の外国人誘拐・人質事件とも異質であり、米諜報機関やその出先としてのPMC(民間軍事会社)、イスラエル・モサドなどの関与さえをも推測しうるのだ。
(4)同時にわが同盟は、全ての人々に警戒を呼びかける。このフレームアップの背後で、米軍による「人質解放」という名の「犯行グループ」への急襲も企まれているにちがいない。
米軍のジェノサイドに抗して、ファルージャの民衆は闘い続けている。「ファルージャを救え!」はイラク全民衆の合い言葉となった。サドル派を中軸とするシーア派の闘いは全土に拡大し、反占領・反米の民衆蜂起が開始された。
決起したイラク民衆と連帯して闘おう! ファルージャ人民の大殺戮を阻止せよ! イラク占領の破産をのりきるためのブッシュの国際的大謀略を許すな!
わが同盟は、小泉政権による一切のフレームアップを許さず、アメリカのイラク占領に反対し、占領軍と一体となった日本国軍を弾劾する闘いを、さらに断固として推進するであろう。

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