「「これほど露骨に不敬な政権は近代史上はじめてでしょう。」:山崎 雅弘氏」
憲法・軍備・安全保障
https://twitter.com/mas__yamazaki
摂政も選択肢 麻生氏、「生前退位」めぐり(日経)
http://s.nikkei.com/29J4o2n
「摂政を置くことも選択肢との考えをにじませた」とあるが、一体何様のつもりなのか。
摂政も含め全てを承知の上で出てきた話だが、何が選択肢かを偉そうに決める権利が、自分たちにあると思っている。
政府関係者は14日夜、憲法上の問題から「天皇陛下の生前退位は無理だ」と述べ(日本テレビ)
http://bit.ly/29COTpV
これも一体何様のつもりなのか。
人気blogランキング <-- クリックしていただくと、より多くの方に読んでいただけます。応援よろしくお願いします。
天皇の生前退位を妨げる憲法の条文など今の憲法のどこにもない。
正体不明の「政府関係者」にそんな判断を下す権限はない。
天皇の意向を勝手に忖度するな、という主張にも一理あるとは思うが、天皇は現行憲法で国民に保障された基本的人権も適用除外、しかも安倍政権の憲法変更次第で今上天皇とその後継者の運命が大きく変わるという状況にある。
政局的中立の論理で天皇を実質的な孤立無援の境遇に置くのが良いとは思わない。
>内田樹 生前退位問題、自民党は恐慌状態のようです。改憲のスケジュールが狂ってしまうし、何よりも陛下が生前退位を選ぶということ自体が自民党改憲草案が思い描く「終身国家元首」としての天皇という統治装置の原理を否定するものだからです。
>内田樹 自民党は天皇制を「反対派を抑圧し、国民を黙らせることのできるたいへん使い勝手のよい統治装置」だとしか考えていません。ただの「装置」なので、陛下がが彼らと違う政治的信念を抱くことは「あってはならない」のです。これほど露骨に不敬な政権は近代史上はじめてでしょう。
今日の朝日新聞三面に掲載された新刊『日本会議 戦前回帰への情念』(集英社新書)の広告。
コピーにあるように「安倍政権と日本会議はなぜ天皇のお言葉を無視するのか」にも触れているが、それを裏付ける問題が予想外のタイミングと形式で出てきた。



「憲法違反にはあたらない」「従来解釈への固執は政治家の責任放棄」「決める時には決める」等、NHKが安保法制関係ニュースで使用した字幕は、どれも天皇の生前退位問題を報じる時にも流用できる。
憲法学者にもアンケートをとってみるべきだろう。
憲法学者の九割以上が「違憲」だと判断した集団的自衛権行使を、百地先生、西先生、長尾先生という日本会議の憲法三羽鴉が「合憲」と言っただけで「合憲」だということにした安倍政権なら、天皇の生前退位を合憲にすることなど朝飯前だろう。
天皇崇敬がモットーならなおのこと全力で合憲にするだろう。
総統閣下は天皇陛下が生前退位の意向を示した事にお怒りのようです(YouTube)
https://t.co/lbqH7LSiuf



69