「ほんとうに新しいもの」は残念ながら、この先もうアメリカからは出て来ない:内田樹氏
2020/5/7 1:24
こんばんは。たびたび失礼いたします。
この4月にはちょっといろいろと身辺にあり過ぎて、いろいろとみっともない言動を曝したもので、今はしばらくここからいなくなりたいと思いながら過ごしています。
ほとぼりがさめるまで、居たくないなと思っています。
幸いに、自分の周りで、まだ死んだ人はいません。
知り合いが殆どいないので、幸いに知り合いの知り合いに死人が出たと耳にする機会もありません。
自分も今のところは症状は出ておらず、まだ生きています。
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「馬鹿は風邪引かない」って言いますからね。
ここしばらくお話ししたいことが溜まりすぎてしまい、どこまでお話し出来るか判らないんですけど、お伺いしました。
たぶん、短くなると思います。
先日の記者会見を読んでいて、冒頭の
「アベノマスクをめぐる国会バトル 大串議員「アベノマスクを配布する決意に至った経緯を教えて下さい」 安倍総理「息苦しいというような苦情は聞いてない、グダグダグダグダグダグダ、ユニ・チャームの会長も評価した、グダグダグダ」 大串議員「経緯を聞いてるんですよ!!」
晋型コロナウイルスの「グダグダ」を飛ばして眺めていたら、ちょっと気になっていることがあるんですけど、
「(記者)
ありがとうございます。ビデオニュースの神保です。
総理、先ほどのPCR検査の話にちょっと追加なのですけれども、先ほど総理は御自分もどこに目詰まりがあるのかをいろいろ聞いてみたというお話がありました。日本はOECD(経済協力開発機構)の加盟国の中で1,000人当たりのPCR検査がメキシコに次いで低いというような数字も出ていて、日本は非常にPCR検査が少ないということは国際的にも分かってしまっていると。そこで、PCR検査は感染状況を知る上でも、あるいは自分が感染していることを知らないで人にうつしてしまうケースがあるという意味でも非常に重要だと思うので伺うのですが、ということは、総理、日本は内閣総理大臣がPCR検査が今、少ないので増やせということを指示をしても、今の日本は実力的にPCR検査を増やすことができないのだということを総理はおっしゃっているのでしょうか。それとも、そこまで、まだ、これまでは本気で増やすことをしてこなかった。
例えばPCR検査のことを国会で聞かれても、まだ1万件も行っていないのに、今、1万5,000あるのをキャパシティーを2万に増やすというようなお答えをされる。でも、まだ1万件行ったこともない。つまり、どこか他人事のようなお答えをされるけれども、それは、それほどまだ本気で増やそうとこれまでしていなかったということなのか、それとも、実際に本気で増やそうとしたのに本当に増えなかったのか。そして、先ほど尾身先生がおっしゃったように、もしキャパシティーに問題があるとおっしゃるのであれば、なぜ民間を使うという選択肢が出てこないのか。その辺のところを、今後これが増えるかどうかということも含めて、その辺のところをできれば詳しくお話しください。よろしくお願いします。
(安倍総理)
既にこれは先ほどお答えしたことが全てなのですが、これはもちろん本気でやる気がなかったというわけでは全くありません。私は何回も、とにかく能力を上げていくと。実際、能力は上がってきているわけであります。国としてできることは、予算をつけて能力を上げるということでありまして、1万5,000。
しかし、1万5,000、能力を上げたら、では1万5,000人分行くかといったら残念ながらそうなっていないのでありますが、多く見て、多くは東京に集中をしているわけであります」
日本国の政策によって、「テロリズム都市東京」に人口の1割、首都圏に人口の四分の一を集中させているのですから、「多くは東京に集中をしている」のなんざ、晋型コロナウイルスに言われなくったって、これはただ調整が出来ていないということであって、やる気がないか無能だということですよね。
それはいいんですけど、気になるのは、「1万5,000」なんですよね。
自分、どうやって調べたらいいのかよく判らないのですが、多分、この話のあった2020年5月4日(月)って、まだ累計の発症者が「1万5,000」いってなかったんじゃなかったと思うんです。
自分、この直後あたりに「官房機密費を懐に入れたマスコミ人たち」が流すテレビ番組を眺めていて、自由民主党の元厚労大臣ってやつが、変なことを言っていたのを聞いたんですよ。
「もうじき15,000人になりますから、これから20,000人を目指して」って。
うん?
こいつらもしかして、累計の話してるん?
って思って。
そうだとしたら、もう、何考えとるんと。
「ですから、先ほど申し上げましたように、PCRセンターを20か所増やす中、東京に集中的に12か所増やしました。医師会にも御協力を頂く。言わばそういう体制をつくっても、なぜかと言えば、これはまず、それをPCRをやる方を迎えなければいけなかったわけでありますが、それをやる、言わば人的な目詰まりもあったわけでありまして、医師会の皆さんにも御協力を頂き、また、歯科医師会の皆さんにも御協力を頂くことになったわけでありまして、そういう意味において、全力を挙げていきたいと思っています。
補足的にもまた尾身先生に御説明を頂きたいと思います」
また晋型コロナウイルスがPCRは難しいって言うんですけど、そりゃあ、新型コロナさん以前に、結核の撲滅も出来ず、増え続けるはずだよなと思います。
"Let it go"と「ありのまま」の違い:小野昌弘氏
2020/5/7 1:25
んで、臣茂がここで答えるんですけど、
「もう一つは実は、PCRというのは、もう皆さんも御承知のように、やるのはそう簡単ではなくて、今、我々が、先ほど治療薬の話が出ましたけれども、私自身は治療薬の研究に直接は関わっていませんが、この5月あるいは6月で臨床治験の結果が出る」
「それともう一つ、今のPCR関係で非常に重要なのは迅速診断キットです。抗原。これが、まだ最終的な結果はありませんけれども、これは簡単です。唾液を取ってできますから、実は、これは日本がインフルエンザでずっとやってきた、あれなのです。それで、私はこのPCRはこれからも、PCRとこれは補完的な関係ですから、この迅速診断キットというのが私はかなり期待をしています」
この臣茂の回答を見ていて、「STAP論文では誰もデータに責任を負っていないのが大問題だが:小野 昌弘氏」におっしゃる
「STAP論文では誰もデータに責任を負っていないのが大問題だが、背景には、日本の医学生物学では実地で実験する若手は自由に論文を発表できず、論文発表の権利をもつ教授らの多くは最新の実験方法・生データ・解析法を理解できず、レトリックと空想に依拠して論文を書いている現状がある」
ところや、「STAP問題が照らし出した日本の医学生物学研究の構造的問題:小野 昌弘氏」におっしゃる
「ここで私はSTAPの研究体制に問題がなかったと言っているのではない。酷い言語道断の状況だが、日本の他の研究室に比べて、それは取り立てて酷いわけではないことが問題で、それがゆえに日本全体の科学社会の劣化を憂えているのだ。
こんな事態になった大きな理由のひとつは、研究を実地でしている現場(ジュニア)と教授たち(シニア)の能力・意識・立場がこの十年くらいで急速に乖離していっていることがある。年を取った教授たちがお手盛りで定年を延長して長居しているうちに、最新の研究データを理解できないようになり、実験方法の機微を理解していないのはもちろん、特に最新機器(マルチカラーフローサイトメトリー、次世代シークエンス、マイクロアレイなど)の生データを理解できないどころか、マイニング・データ解析の理論についても全く分かっていないひとが多い。著明な教授たち偉い面々は、日々の研究の場では、学生たちが図に加工したデータしか見ていない」
「確認バイアスの虜になった教授たちが、データーに直接接することで「自然」から真実をつきつけられ、「自然」の前に反省する機会を完全に逸していることについて話しており、若者が主体的に能力を伸ばす機会を奪われていることについて語っている」
ところなどを思い出しましてね。
上の頓狂なことを言っている元厚労大臣とは別の元厚労大臣が臣茂について
「会見で尾身氏がPCR検査が遅れている理由を縷々述べたが、全く他人事で責任意識のかけらもない。2009年に厚労大臣として私が新型インフルに対応した ときも、専門委の座長がこの人物。対応に不信感を持った私は、若手研究者で大臣直属のチームBを作り、その意見を採用して早期の感染終息に成功した。」
こんなこと言っていましたけど、自分、この臣茂たちがやたらとPCR検査は難しいって言うのは、もしかしてなんですけど、
「お手盛りで定年を延長して長居しているうちに」
「最新の研究データを理解できないようになり」
「実験方法の機微を理解していないのはもちろん、特に最新機器」
「の生データを理解できないどころか」
「データ解析の理論についても全く分かっていないひとが多い」
「偉い面々は、日々の研究の場では、学生たちが図に加工したデータしか見ていない」
っていう、そゆことかしらと思いまして。
「欧州で使用されている全自動PCR検査機器は日本製で、日本から輸出しているけれども、日本では認可が下りておらず使用できないって絶句するな。。。で、検査拡大すると医療崩壊すると言っていたのか。。。」
「結局、厚労省は認可してほしければ、天下りポストをよこせということだろ。そうじゃなければ、認可しない。海外に売ってくれというわけだ。
日本国民がいくら苦しんでいても、原理原則は貫き、絶対に許可しない」
そういうことだとも思うんですけど、同時に、それはそれとして、あの乱杭歯の死神みたいなおっさんたち、実際にはPCR検査の実際も最新機器の使い方も何もかも判らないんじゃないかと思うんです。
どんなもんなんですかね。
何か本当に凄いですね。
凄まじい。
「「学歴に学力は要らない」みたいな本末転倒な改革はお願いだからやめてください:小田嶋隆氏」におっしゃる
「座長に座っているということの対外的な「看板」の効果も無視できないと思いますが。
在野の飼い犬という立場があるらしい」
「安倍ちゃんに依頼された時点で、メンバーが「あちゃー」であることは想像できてないとダメです」
ところなんですけど、本当に外れが無いですね。
COVID-19で死んだ初の国家指導者として歴史に名前を遺す志はないんでしょうかね。
ボリス・ジョンソンさんが生還したから、まだ間に合います。
今です。
で、「レッド・ゾーン」と「グリーン・ゾーン」って言葉をちょくちょく聞くのですが、赤と緑って、混ぜると何色になるのかなあと思って調べてみたんですよ。
家に絵の具もないですし。
そうしたら、茶色になるんですね。
ふうん、うんこ色かあと思いまして。
奇遇ですよね。
日本国らしくて、いいですよね。
似合いでしょ、うんこ。
赤と緑を分ける気がないんですから、そら、うんこ扱いされますよね。
えんがちょって奴ですか。
雨が降れば東京湾に産直のうんこをぶちまけているわけですし、「テロリズム都市東京」も日本国もうんこ扱いでちょうどいいんじゃないんですかね。
STAP問題が照らし出した日本の医学生物学研究の構造的問題:小野 昌弘氏
2020/5/7 1:25
早雲さんに伺ったところなんですけど、
「その行為が人の生活生命を脅かす事だと気づかないのか」
「【規則守り営業 相次ぐ嫌がらせ】」
「家族や従業員の生活を守るため自粛のルールを守りながら営業を続けている飲食店などに、いやがらせ行為が相次いでいる。「バカ、死ね、つぶれろ!」という張り紙や、迷惑電話が続き、休業する店も」
自分、日本人が「ありのまま」の姿を見せてきたようで、Alienを見るような気分でこのお話を眺めています。
何故「イノベーション」の種を潰すのだろうと。
「必要は発明の母」と言うのにと。
そして、安心してもいます。
「「ほんとうに新しいもの」は残念ながら、この先もうアメリカからは出て来ない:内田樹氏」におっしゃる
「ほんとうに新しいものは必ず思いがけないところから出てくる。
それは歴史が教えています」
ように、多分、現在、悠然と自宅待機が出来たり、「コロナ後の世界」を論じることが出来たり、テレワークで現場の人をしばき上げたり出来ているところからは、「新しいもの」は出て来ないであろうと。
もっと言えば、「ほんとうに新しいもの」はもう、日本からは出て来ないと。
「さすが小幡先生だ。 ↓ 勉強する機会を失う。 これが学校を閉鎖することの問題のすべてだ。 人々が、その点については、驚くほど、全く無視しているのは、日本においては、教育というものをまったく重要だと思っていないことを現している。 だから日本は終わりなのだ」
まあ、何と言いますか、
「子供手作り「ポリ袋防護服」 兵庫・宝塚の学園 医師会に1400着寄贈」
「⇒100%善意なところが、逆にタチが悪い。政府の失敗で逼迫する物資に医療機関が喘いでいるのだから、ここでは教育者は子供たちに「だから政治参加は大切なのだ」と教えるところ」
「子供手作り「ポリ袋防護服」 兵庫・宝塚の学園 医師会に1400着寄贈
毎日新聞2020年5月6日 12時30分(最終更新 5月6日 12時30分)
新型コロナウイルスの感染拡大で医師や看護師らが着用する防護服の不足が深刻化する中、学校法人「雲雀丘学園」(岡村美孝学園長、兵庫県宝塚市)は1日、傘下の幼稚園2園、小学校、中学・高校の児童生徒や保護者らに呼びかけ、ポリ袋などを使って作製した「簡易防護服」計約1400着を宝塚市、川西市の両医師会に贈った。
学園では感染拡大で医療用ガウンが不足していることを知り、中山台幼稚園の長岡伸幸園長が、身近にあるものを使った簡易防護服作りを「子供たちや保護者らも参加した学園全体の社会貢献活動として取り組みたい」と提案した。
簡易防護服の材料はポリ袋(45リットル用、30リットル用、20リットル用)やビニール袋で、はさみや粘着テープなどを使って作る。しかし、休園・休校中で集まる機会がないため、中学・高校の家庭科担当、和田由起子教諭の発案で、作り方を分かりやすく解説する動画(8分14秒)を製作。4月23日から動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信し、児童生徒らには家庭で作業をしてもらった。児童生徒らは、最前線で働く医師ら医療従事者に感謝の気持ちをつづった手紙も書いた。
受け取った防護服は、両市内の病院や診療所などに配布される。【土居和弘】 」
こんな社会で教育受けても、知れていますよ。
こんな社会における「勉強する機会」なんて、その「機会」を担っている連中がこの為体ですから、もう、何が何だか。
以前、友人から、「どっか行きたい」と言われて、んじゃ、ちょうどやっているから「ディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』」でも見に行きますかと言ったら、「いや、あれは……」と言われて断られ、他の場所に出かけたことがありました。
その友人が、何か労役の都合でにわか配信者にならなければならなくなったと悩んでいるそうで、連絡があったのですが、あんまり客のことなんか気にしなくていいんじゃないのと言うのが精一杯でした。
何か浮世離れした話をしてくれと言われたので、数年前に近所の本屋さんに頼んで買ってしばらくほったらかしていた本をたまたま眺めており、その本の話をしました。
ちょっと調べてみたら、もう絶版になっているようで、手に入らなくなっていました。
だから、この社会は嫌なんです。
この程度の俗書、いつでも手に入るようにしておけよ、馬鹿どもがと。
なので、ビニール袋だの使い古しの雨合羽だのという企画が持ち上がっても、全く驚きません。
ただ、裏書きされるようで複雑な気持ちになるだけです。
その本に見えたものとして、友人に話したのが、以下の文章のことです。
簾外雨潺潺。春意闌珊。羅衾不耐五更寒。夢裏不知身是客。一餉貪歓。
獨自莫憑欄。無限江山。別時容易見時難。流水落花春去也。天上人間。
またお伺いいたします。
みなさまお気を付けてお過ごしください。
いつもくだらないことをお聞かせいたしまして、どうもすみません。

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