岩上安身 氏のツイートから。
連日、インパクトのあり過ぎる事態が続いてゆく。
石川議員インタビューと、沖縄の9万人集会。検察の狂気の暴走と、米国の属領という現実が交差した一日。
火曜日、岡田外相の対米追従一本槍の姿勢が露わになり、検察審査会が、米国にとって不都合な男小沢一郎に起訴相当の判断。
米軍、属領、検察審査会、という言葉の並びから、ふと思い出したことがある。
85年の日航機墜落事故。この事故をめぐって、宗主国としての米国の影がちらついたことが、二回あった。
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検察審査会の決定は検察のシナリオどおり?
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ひとつは、最初にあの事故に気づいて現場上空に向かったのは、米軍のヘリだった事実。
沖縄の嘉手納基地から東京の横田基地に向かうそのヘリが、自衛隊よりも早く現地上空に向かうことができた事実は、この国の空が米軍の管制下にあることを物語る。
日本が属領であることをつぶやいた日曜日、首都圏の上空の大半が、米軍の管制下にあるとつぶやいた方が何人かいた。
横田基地の存在によって、地表に占められる面積以上に、上空が支配されている現実に思い至った方が米軍に何人もいたようだ。
あの日航機墜落事故のときには、日頃は忘却している現実が、のっそりと立ち上がった。
日航機の墜落の原因はボーイングの機体の修理ミスにあることがわかった。
遺族の中にはボーイング社を訴えるべきと主張する者も少なくなかったが、検察審査会は、なぜか、
「ボーイングを訴えるのは望ましくない。日本航空に請求すべき」
とした。
機体の金属疲労を放置したのはボーイングの責任ではなかったか。
しかし、検察審査会は、この時は、米国の軍産複合体の利益を代弁した形となったのだ。
米国の利益に触れる話になると、とたんにナーバスになる人々がいる、とその当時も思ったものだった。

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