「党首がゆく・亀井静香代表―どん底の今 奮い立つ底力 (朝日新聞)」
郵政民営化
党首がゆく・亀井静香代表―どん底の今 奮い立つ底力 (朝日新聞)
投稿者 蔦 日時 2010 年 7 月 07 日 から転載します。
■国民新・亀井静香代表 目標:全員当選
権勢の絶頂からどん底に。30年を超える政治キャリアの終盤に来て、またもこんな目に遭わされるとは――。亀井静香、73歳である。
鳩山内閣が滑り出した昨年9月、亀井はいきなりスタートダッシュをかけた。
金融と郵政改革担当相を兼ねた。就任の記者会見で、資金繰りに困った借り手からの元本返済を猶予する「モラトリアム」をぶちあげた。
そして元大蔵次官・斎藤次郎の日本郵政社長への起用は、世間どころか首相だった鳩山由紀夫までも驚かせた。
独断専行。だが、鳩山もこの人事を止めることができない。初心者だらけの鳩山内閣の閣僚に、自民党政権で培った底力を見せつけた。
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郵政民営化反対の印象ばかり強いが、郵政族ではなく運輸族。それでも小泉純一郎の民営化に反対したのは、山村や離島の生活に根付いた郵便網、ひいては日本の暮らしが壊されるとの危機感からだ。
モラトリアムだって、金策に追われる町の社長さんを放っておけないから。「相談に乗らない金融機関があったら、亀井静香に直接電話を」とさらりと言ってのける。
「小泉流」が壊した日本の伝統的な価値観を取り戻すのが連立政権の役目だと自負している。だが、その使命感と民主党政権との方向性のずれが、しっぺ返しのように亀井の立場を暗転させる。郵政改革法案の先送りである。
鳩山は亀井の郵政改革案を丸のみした。だが、もともと肌合いのあわなかった菅直人は亀井の要求をあっさり袖にした。ここで啖呵(たんか)を切って連立を離れてみても、先行きの展望はない。今度は民主党に足元を見透かされたのだ。
「菅にだまされた」
閣僚辞任の夜、亀井は悔し涙を隠そうともしなかった。
その9日後。亀井は大阪市の金剛寺の阿弥陀堂で手を合わせていた。怒りを鎮め、再度の復活に向け自らを奮い立たせるためである。
「支持率なんてゼロでもいい。やってやる」。郵政改革法の成立、外国人参政権と夫婦別姓の阻止。これだけは貫く。それが「日本を守る」ことになると信じている。
権力主義の半面、民主党には少ない人情家であるのは間違いない。そんな亀井を、時代はまだ必要とするのか。 敬称略(山口博敬)
2010年7月3日17時5分
http://www2.asahi.com/senkyo2010/news/TKY201007030173.html
コメント
01. 2010年7月07日 02:25:28: afIx9pM6PM
朝日がこの様なまともな記事を書くなんて驚きです。
02. 2010年7月07日 02:30:16: lFtrGPhedw
郵政法案処理に先送り論 民主執行部、9月以降に
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E2E4E2E39B8DE2E4E2E5E0E2E3E28297EAE2E2E2
菅が郵貯を米国に寄付したいらしく暴挙に出た。
選挙で負けそうだからだってさ、負けたなら潔く退陣するべきなのに居座り表明した菅。
参院選後、鳩山氏、小沢氏、亀井氏に引きづり降ろされる事を願う。
03. 2010年7月07日 03:48:51: ma40yfrjJw
小沢氏が先週から我々にメッセージを送り続けているのも関わらず、いまだに「菅民主党は支持できない。投票できない。」とする声に危機感を覚える(そのような方は比例に長谷川憲正氏を)。民主党+国民新党の当選者が減れば減るほど郵政民営化見直しがつぶされる危険性が高まる。
04. 2010年7月07日 04:13:25: lFtrGPhedw
>>03
はいはい菅ヲタ、小沢氏の単独過半数と言うのはあえて高い目標をあげ菅降ろしをするため。
既に鳩山由紀夫前首相と連動しているよ。
05. 2010年7月07日 06:10:41: ma40yfrjJw
>>03 → >>04さんへ
鳩山氏との連動があるからこそ与党過半数でも大丈夫なのですよ。
味方に鉄砲を撃ち続ける菅、枝野たちのあまりのダメさに加え、鳩山氏が立場を明確にしたことで、民主党内の政局はすでに反現執行部に固まりつつあります。消費税反対議員も6割を超えているそうですし(マスコミと選挙前のため見えにくくなってますが)。内閣支持率も落ち、菅たちの焦りが>>02さんの記事からも伝わってきます。
私は単独過半数を目指すべきなどとは言っていませんよ。与党過半数を切り、彼らに、みんな、公明、自民などとの連立の大義名分を与えるのは危険ではないか、ということです。枝野たちにはそれも難題でしょうが、みんなとのパイプは持っているので要注意かと。
冷静にいきましょう。
06. 2010年7月07日 06:51:43: y2SPy6IwBg
民主党支持者の僕も、菅さんがテレビに出ていると
チャンネルを変えてしまう。
それかといって、民主党は過半数をとることを願っている。
なんとも、おかしな心境だ。
07. ヒロくん 2010年7月07日 07:51:52: OgkXZWWxgT5dI: l5MqvMXGMI
反小沢一郎の勝利で郵政骨抜きの可能性2割3割5割増し
この新聞記事・投稿で国民新党勝利の可能性2割3割5割増し
08. 2010年7月07日 09:45:36: 1Z2PiyktOM
亀様、頑張れ!
管、頼む、死んでくれ!
09. 2010年7月07日 10:28:29: GhA73ALjnM
この朝日の記事がそれほどマトモとは思えない。
小泉改革がもたらしたのは郵便網や国民の暮らしの破壊と言ってお茶を濁し、売国要素には一切言及しない。
郵政改革法案がなぜ必要不可欠なのかという本質を国民に知らしめようともしない新聞の使命とはそもそも何なのか。
結語の「そんな亀井を、時代はまだ必要とするのか」に至っては、亀井さんが要るのか要らないのか、どちらにでも受け取れるような無責任さだ。
どうせ書くのなら
「守旧派勢力の圧力にも屈しない、人間味あふれる日本国民の権利を守り抜く政治家。亀井こそ、いま、時代が必要としている人物である」
でしょう。
10. 2010年7月07日 14:48:51: ZsUNOgGnko
小沢氏、初めて都内で活動 住民と笑顔で記念撮影
7月7日13時58分配信 産経新聞
民主党の小沢一郎前幹事長は7日午前から昼にかけて、東京大田区内の公園など数カ所を回り、参院選での支持を訴えた。小沢氏は参院選公示後、もっぱら地方の山間部や漁港など過疎化が目立つ地域の行脚を続けており、都内での表立った活動は初めて。
昼過ぎに同区大森北の入新井公園を訪れた小沢氏は、参院選東京選挙区の候補者のチラシを配り、「どうぞ、よろしく」と支援を要請。集まってきた住民らと笑顔で記念撮影をしていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100707-00000557-san-pol
11. 2010年7月07日 22:25:55: RtPyX7TGyw
>>02
やっぱりそう来たか・・・って感じですよね。
執行部とは・・・枝野でしょうか。
気弱な地上げ屋さんのブログの7月5日には、
仙谷と枝野が読売ワタツネと赤坂の料理屋で密会したらしい記述があります。
http://latache1992.blog56.fc2.com/
自民党との連立を裏で画策してるのではないか、と心配している人が
他にもいます。
星に願いを、消費税増税阻止の民意を、民主・自民の現有割れを(世に倦む日日)
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/138.html

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