9.26陸山会事件の判決を聞いて (江川紹子) 投稿者 しゅっぽ 日時 2011 年 9 月 28 日 から転載します。
9.26陸山会事件の判決を聞いて 2011年09月28日14時45分 江川紹子
裁判所の大胆で強気な判断の連続に、判決を聞いていて驚きを禁じ得なかった。
実際に報告書を作成した石川知裕、池田光智両被告は有罪とされることは十分ありうる、と思っていた。この事件は、お金の出入りについて、政治資金収支報告書に記載すべきかどうか、いつ記載すべきかが、本来は最大の争点だった。なので、実際に支出があった年に報告しなかったり、小沢一郎氏の他の政治団体など身内間の金の融通についても逐一報告しなければ違法、と判断すれば、有罪になる。
なので、主文言い渡しの際、2人が有罪となったことについては(求刑通りという厳しさには「おっ」と思ったが)、特に驚いたわけではない。驚いたのは、判決理由と、陸山会事件で大久保隆規被告も有罪とした点だった。
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東京地裁は、6月に証拠採否の決定で、検察側主張を支える供述調書の多くを退けた。自ら証拠を排除しておいて、判決ではそれを「当然…したはずである」「…と推認できる」など、推測や価値観で補い、次々に検察側の主張を認めていった。しかも、その論理展開は大胆に飛躍する。
たとえば、大久保被告の関与。同被告が政治資金報告書の作成に関与していないことは争いがない。しかも、石川、池田両被告が「報告書原案を大久保被告に見せて了承を得た」とする検察側主張を、裁判所は判決で退けている。
にも関わらず、石川被告から土地の登記の日をずらすよう不動産会社と交渉して欲しいと頼まれたことで、小沢氏が建て替えた4億円を隠蔽することについてまで、大久保・石川両被告人は「意思を通じ合った」と決めつけた。さらに、それから半年後の報告書に虚偽を記載する共謀までできあがったと認定。そのうえ、石川被告から後任の池田被告に事務に関する引き継ぎをもって、「石川を通じて池田とも意思を通じ合った」と断定した。そんな証拠はどこにあるのだろうか。
法廷で明らかになったことは全く逆の事実だった。石川被告が自身の選挙の準備で忙しく、丁寧な引き継ぎを行わなかったうえ、この2人の関係は疎遠だった。池田被告は厳しい石川被告を恐れ、満足に問い合わせもできずにいた。そのため、報告書に記載された金についての認識も、両者で食い違う。
にも関わらず、石川被告を媒介に大久保被告と結びつけられたうえ、判決でいきなり「大久保に報告するのが自然である」と認定された池田被告は、よほど驚いたのか、目をぱちくりさせていた。
いくら「名ばかり」といえども、会計責任者になっている以上、石川、池田両被告人の行為が違法と判断されれば、大久保被告の道義的、あるいは政治的な責任が問われるのは当然だろう。しかし、だからといって刑事裁判において、裁判官の価値観と推測によって、かくも安易に共謀を認定し、刑事責任を負わせるというのは、あまりに荒っぽく、危険に思えてならない。
犯罪の実行に直接関与せず、それについての相談にも乗らず、謀議もなく、事後にも何の報告も受けず、犯罪の存在すら知らずにいても、共謀が成立して有罪となるのでは、企業などでは部下の犯罪は知らずにいても上司の罪となりうる。これでは、郵便不正事件で、係長が行った公的文書の偽造を上司の村木厚子さん(当時課長)は知らないはずがない…という思い込みから出発した(と考えられる)大阪地検特捜部の発想や判断と同じではないのか。
水谷建設から石川被告への5000万円の授受も、目撃者も裏付け証拠もないまま、同社関係者の証言だけで、「あった」と断定した。これなら、複数の仲間が一定の意図の下に「金を渡した」というストーリーに基づいて話を合わせれば、それが事実ということになり、いくらでも事件が作れてしまう。石川被告に5000万円を「渡した」とする証人は1人だけで、しかも、その証言に疑問を投げかける別の証人も2人いた。にも関わらず、「渡した」と決めつけるのは、被害者の訴えだけで逮捕されたり有罪判決を受けたりする痴漢冤罪事件と同じ構図に見えてならない。
冤罪を防ぐために、昨今は痴漢事件でも、手に付着した下着の繊維片などの裏付け証拠が重視されるようになってきた。今回の判決は、こうした証拠重視の時代の流れに逆行していると言わざるをえない。
もう1つ気になったのは、裁判所が、肝心の政治資金収支報告書の記載について淡々と証拠と法律に基づいて判断するのではなく、「政治とカネ」問題を断罪することに並々ならぬ熱意を注いでいたことだ。
そもそも本件、つまり政治資金の虚偽記載に関して、水谷建設からのヤミ献金の有無は直接関係がない。なぜなら、検察側の主張するヤミ献金の受け渡しは、土地購入のために小沢氏が4億円を立て替えた後の出来事で、この4億円に問題とされた水谷マネーは入りようがないからだ。なので、小沢氏を起訴した検察官役の指定弁護士は、この問題を争点から外している。
ところが、秘書3人の事件では、検察側は「動機もしくは背景事情」として、このヤミ献金疑惑の立証にもっとも力を入れた。そして、裁判所もそれを許した。裁判を傍聴していても、これはいったい何の事件だったのか、ヤミ献金事件、もしくは収賄事件の裁判ではないかと錯覚しそうになったほどだ。
そして迎えた判決も、この点に多くが割かれ、読み上げる登石郁朗裁判長の声にももっとも熱が込められていた。やはり、これは収賄事件の判決ではないかと思うほどであった。そして、すでに閉廷予定時刻の5時が迫っているのに、量刑の理由を読み上げる前に、わざわざ10分間の休廷をはさみ、一気呵成に「小沢事務所と企業の癒着」を論難した。
その口調からは、裁判所が「政治とカネ」の問題を成敗してやる、という、ある種の「正義感」がびんびんと伝わってきた。そこに、我々が社会の不正を正してやる、という特捜検察の「正義感」と相通じるものを感じて、私は強い違和感を覚えた。この種の「正義感」は「独善」につながることを、一連の特捜検察の問題がよく示しているのではなかったか。
証拠改ざん・隠蔽事件で大阪地検特捜部の検事三人が逮捕されて一年。検察の独自捜査の問題点が少しずつあぶり出され、検察自身も改革を進めつつある。せっかく取り調べの可視化や客観証拠を重視することで冤罪をなくしていこうという機運が高まってきたのに、こういう判決は「マスコミを活用した雰囲気作りさえできていれば、薄っぺらな状況証拠しかなくても、特捜部の捜査は有罪認定する」という誤ったメッセージにならないかと危惧する。
刑事司法の問題はすなわち裁判所の問題だ。検察が無理をしても調書を作るのは、裁判所がそれを安易に採用し、信用するからだ。しかし、郵便不正事件以降、裁判所も検察を過信するのを控えるようになってきたのではないか、という期待もあった。ところが、それはあまりに甘い見方だったようだ。
今、もっとも改革が必要なのは、裁判所かもしれない。
(9月27日の朝刊に掲載された共同通信配信の原稿に、大幅加筆しました)
コメント
01. 2011年9月28日 15:56:54: tkfiuK65LE
素晴らしい。
今回の判決に関して、
裁判所の狂気、傲慢さ、
反社会性をあぶりだしてくれている。
少しでも、
冷静に考える能力があれば、
無罪が当然なのだ。
02. 2011年9月28日 16:40:17: i7CGvypOTw
> 一気呵成に「小沢事務所と企業の癒着」を論難した。
素晴らしい。
> その口調からは、裁判所が「政治とカネ」の問題を成敗してやる、という、ある種の「正義感」がびんびんと伝わってきた。
これも素晴らしい。
> そこに、我々が社会の不正を正してやる、という特捜検察の「正義感」と相通じるものを感じて、私は強い違和感を覚えた。
そこに、我々が社会の不正を正してやる、という特捜検察の「正義感」と相通じるものを感じて、私は強い同感を覚えた。
> この種の「正義感」は「独善」につながることを、一連の特捜検察の問題がよく示しているのではなかったか。
小沢一郎の「潔白だ、潔白だ」との「正義感」は小沢一郎の「独善」につながることを、この度の判決がよく示している。
小沢氏は、陸山会事件でも土地購入の原資についての説明を「政治資金」「親の遺産」「知人から預かった金」などと、三転四転させてきました。
小沢氏の「潔白だ、潔白だ」との「正義感」は真っ赤な嘘であることが判決で示されました。
少しでも、冷静に考える能力があれば、有罪が当然なのだ。
03. 2011年9月28日 16:48:33: 6mp0wtFJYz
なるほど、この裁判官は巨悪を成敗する快感に酔っていたという事ですね。
新聞テレビにも賞賛され、まさにこの世の春を謳歌している事でしょう。
しかし、必ず歴史という裁判において、このクソは断罪されるでしょう。
04. 2011年9月28日 16:56:10: Dt6vAk1llM
裁判官訴追委員会の会長が前原だというのも単なる偶然ではなさそう。先の民主党代表選で急に立候補を表明したことも秘書3人裁判の判決を意識していたように思えたし。この性悪さは日本人の意識には合わないのではないか?55年体制下の自民党における金権政治よりも無邪気さがない分だけ性質が悪い。
http://www.sotsui.go.jp/greeting/index.html
05. 牛 2011年9月28日 16:56:40: jOi4IBjstXzxo : pN6qEY5ZA6
このような記事は、大新聞と呼ばれる、読売、朝日、毎日、産経、日経には
でったい載らない。
新聞社は、誤った報道、小沢にくしでしか載せない。
その報道を片手に、民主党、」小沢一郎を攻撃する国会議員は人間ですか、
よほど、小沢氏が復権したら困るのでしょうね。
江川昭子さん、がんばってください。
平沼赳夫さんは、この問題をどう感じているのですか。
判決理由をお読みになって、この国の、危機吐感じないのでしょうか。
06. 2011年9月28日 16:58:38: E0tCLU7cRM
江川さんの分析には全く同感だが、いつか巨悪が裁かれる日が来るのだろうか? 日本版ウィキリークスが必要だ。「実は僕、検察審査会のメンバーで、会議なんか開かれなかったよ」とか、去年の民主党代表選挙のサポーター投票の開票をバイトでやったけど、「小沢票は捨てていたよ」とか、○○裁判長と検察官僚が酒を飲んでいたのを目撃したけど、「有罪になるから大丈夫だ」と言っている声が漏れ聞こえたとか…。内通者、密告者よ、早く出て来い! 日本の危機だぞ!
07. 2011年9月28日 17:26:40: wwfkZdiJTc
http://latache1992.blog56.fc2.com/
気弱な地上げ屋さんのブログで
内情?が
やはり最高裁が動いていたとか
08. 2011年9月28日 18:24:08: jAMgPg9YZs
小澤さん、
裁判で白黒をつけることには意味がなくなりました。次回の首相選挙でご自身が立候補し、勝つ体制を整えてください。応援します。
今回気になっているのは、検察、裁判所の狙いは、小澤氏の有罪判決を勝ち取るのが目的でなく、ロッキード事件と同じように、小澤氏にこの事件を墓場まで(失礼)引きずらせて身動きできないようにするのが究極の目的と思われる点です。
それを覆せる見識と政治力を持つのは小澤さんしかいないと思います。この問題、時間は小澤さんに味方しませんので、決断する時が来たのではと考えます。
09. 2011年9月28日 18:44:53: JwDwgGy09c
>>02.
以下のことを無視しちゃいかんよ。
>そもそも本件、つまり政治資金の虚偽記載に関して、水谷建設からのヤミ献金の有無は直接関係がない。なぜなら、検察側の主張するヤミ献金の受け渡しは、土地購入のために小沢氏が4億円を立て替えた後の出来事で、この4億円に問題とされた水谷マネーは入りようがないからだ。なので、小沢氏を起訴した検察官役の指定弁護士は、この問題を争点から外している。
「政治資金」+「親の遺産」+「知人から預かった金」=4億円と考えればいい。
その4億円の中には水谷の金が入りようがないんだよ。
10. 2011年9月28日 18:47:26: 9WIbkAK4BI
巨悪は眠らせないとか
巨悪は
検察と裁判所であった
自分達の生活が一番大事が実現して
さぞかし巨悪たちはよく眠れることだろう
投石のウィキ削除要請なんて
セコイすることするな
お前達にとっての正義が実現できたんだろう
北朝鮮みたいに日本をできてさぞ満足だろう
おまえらのおかけで法治国家でないことが
よおく分かった
11. 2011年9月28日 19:57:30: JwDwgGy09c
小沢氏は、4億円の原資について、「(1)1985年に自宅土地の売買などをした後、税引き後に残った2億円を積み立てておいた銀行口座から89年11月に引き出した2億円(2)97年12月に銀行の家族名義の口座から引き出した3億円(3)2002年4月、家族名義の口座から引き出した6千万円を事務所の金庫に保管していた。04年10月にはこの金庫に4億数千万円残っており、うち4億円を陸山会に貸し付けた」と説明している。
「説明責任」を求めていたメディアがこのことを報道しないので知らない国民が多い。
やはり「説明責任」をもとめるメディアには「報道責任」があるのではないか。
マスコミは
国民みんなの
アイマスク
12. 2011年9月28日 20:36:52: g9mbw9zhYk
昨年初頭、石川氏がホテル喫茶店で裏金を受領したとの件で、CGがTBSで流されたときは、まだ、この贈収賄案件は時効にもなっていなかった。
この時、水谷元社長ら幹部を逮捕し、厳しく取り調べ、関連書類を社内から押収し、起訴すれば、贈賄側も裁判ができたわけだ。
とくに卑劣なのは、検察も裁判官も、収賄がけしからんみたいなことを偉そうに言うくせに、水谷の「裏帳簿」や「見届け人」を確保し、水谷建設の裏金問題をこの際、洗いざらい明らかにしようという意志などみじんもないこと。
水谷元会長の供述に従えば、水谷の裏金を明らかにしたら、当然、小沢以外にも、いろんな政治家の名前が出てくるだろうな、そういうものを一切スルーし、
「反抗的な小沢は有罪である」という脅しと、「協力的な政治家とゼネコンは見逃してやるよ」という脅しを同時にアピールをしていること。
とにかく何でもいいから、微罪でも何でも、小沢を「有罪」とし、遅くとも最高裁判決では議員を辞めてもらいたい、という体制側の意志。
本当に醜い。
13. 2011年9月28日 20:43:19: 7FqrdBIszA
2011年9月26日
司法は死にました。
登石裁判長、あなた頭狂ったのですか。
弱み握られ脅迫されたのですか。
お金に負けたのですか。
いつか必ず報いが来ますよ。。
14. 2011年9月28日 20:59:34: g9mbw9zhYk
申し訳ないが、アメリカ経済の崩壊等、天変地異みたいなことが起こらない限り、体制側の「既定路線」は動かない。
日本ではそのままで革命など起こりえない。最近中東などで起こっている「革命」だって、裏で操っているのは米欧なんだから、なおさらだ。
小沢の議員人生は最高裁の判決まで。下手すると、実刑まである可能性がある。なくても、「有罪確定」で、公民権停止・議員退職は動かない。
小沢はあと数年、若い後継者の養成や、亀井などへの仕事の引き継ぎに注力すべきだ。
小沢が議会から去っても、国民の生活が第一の強力な小沢派は残り、小沢が議会の外から要所要所で指示できる体制を作らねばならない。
15. 2011年9月28日 21:32:52: UzIBKaws4I
江川さんは、テレビに出てくるコメンテーターの中では数少ないまともな人であり非常に頭のよい人とだは思いますが、「小沢事件」に関しては?です。事件勃発の初めのころは「小沢さんは説明を果たすべきである」ようなことをおっっしゃていました。また、このコメントでも他のコメントでも石川さん側にも罪に問われても仕方が無い点もあるような発言があります。
多くの人が解説されているように、石川さんたちは完全無罪です。罪に問われても仕方が無い点は論理的にはまったくありません。それをまずはっきりさせておきたい。石川さんたちは完全無罪です。これは冤罪です。でっち上げ捏造です。それで私たちはどうしたらよいのかを皆で真剣に考えましょう。江川さん、これは完全無罪なのですよ。
16. 2011年9月28日 21:48:57: BIgfJMRMNE
>せっかく取り調べの可視化や客観証拠を重視することで冤罪をなくしていこうという機運が高まってきたのに、こういう判決は「マスコミを活用した雰囲気作りさえできていれば、薄っぺらな状況証拠しかなくても、特捜部の捜査は有罪認定する」という誤ったメッセージにならないかと危惧する。
その通り。
もうこれは小沢だけの問題ではない。
17. 2011年9月28日 22:02:16: i7CGvypOTw
>>09. 2011年9月28日 18:44:53: JwDwgGy09c
> 「政治資金」+「親の遺産」+「知人から預かった金」=4億円と考えればいい。
> その4億円の中には水谷の金が入りようがないんだよ。
小沢一郎の説明に従えば
「政治資金」+「親の遺産」+「知人から預かった金」=12億円となり、多すぎる。
小沢一郎の同意もなく、勝手に数字をでっち上げるのは問題だろう。
4億円「知人から預かった」=土地購入翌年の入金−再聴取に小沢氏供述
http://logsoku.com/thread/tsushima.2ch.net/news/1265029237/
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、
購入翌年の2005年に陸山会へ入金された4億円の原資について、
小沢氏が東京地検特捜部の2度目の聴取に対し、
「知人から預かった現金だった」と説明したことが1日、弁護人の話で分かった。
この4億円は、陸山会が土地を購入した翌年の05年3月に同会の口座に入金され、
5月に全額が引き出されていたことが判明している。
小沢氏の弁護人によると、同氏は2度目の聴取に対し、この4億円の原資について、 「既に死亡している知人から預かった現金だった。引き出してすぐに返した」と説明したという。
弁護人によると、知人から預かったのは入金の直前で、
入金するまでの間は小沢氏の事務所で保管していた。
>>11
小沢氏は、4億円の原資について、
「(1)1985年に自宅土地の売買などをした後、税引き後に残った2億円を積み立てておいた銀行口座から89年11月に引き出した2億円
(2)97年12月に銀行の家族名義の口座から引き出した3億円
(3)2002年4月、家族名義の口座から引き出した6千万円を事務所の金庫に保管していた。04年10月にはこの金庫に4億数千万円残っており、うち4億円を陸山会に貸し付けた」
と説明している。
18. 2011年9月28日 22:04:06: I1kvNfrYiY
>15さん
仰しゃる通りだと思います
>それで私たちはどうしたらよいのかを皆で真剣に考えましょう。
その事を私も考えます。
何をすれば良いのか…。
自らを貶めようとする悪意に動じず
毅然とした態度でいらっしゃる小沢さんを応援するには
何をすれば良いのか…。
19. 2011年9月28日 22:19:40: aoiuaH7FWM
>東京地裁は、6月に証拠採否の決定で、検察側主張を支える供述調書の多くを退けた。自ら証拠を排除しておいて、判決ではそれを「当然…したはずである」「…と推認できる」など、推測や価値観で補い、次々に検察側の主張を認めていった。しかも、その論理展開は大胆に飛躍する。
ひどいもんだ。
江川はオウム事件で有名なジャーナリストだが、そこで鍛えたのか論理的整合性では裁判所の負けだな。
裁判所に論理性が欠如して著しく馬鹿な判決を下す場合、感情に流されない論理学の見地から再検討が必要だ。
20. 2011年9月28日 22:26:44: bU0J6IC3eE
判決文を読んで感じたことは江川紹子さんも指摘している登石郁朗裁判長の「独善」とも言える「歪んだ正義感」です。
ホント、特捜検察の暴走ぶりとそっくりですね。
21. 2011年9月28日 22:52:23: 1ayvFieRKk
>>15
石川議員が小沢さんの秘書でなければ、収支報告書の修正程度で済んだでしょうね。
ただ、石川議員がICレコーダーの録音で、登記を翌年にずらすことが目的だった
のような発言をしていて、これが虚偽記載を認めたという根拠にされた可能性が
高いと思いました。
裁判官が、当初から「政治と金の問題を成敗してやる」という間違った思い込み
や正義感で満ち溢れていたら、こういう結論になるのは当然かもしれません。
裁判官にはこういう人は結構いるようです。
22. 2011年9月28日 22:56:24: o2Atutf0r2
江川さん、期ずれで有罪はないでしょう。
他の議員は、総務省が訂正するだけで済んでいる。
いや、期ずれですらない。本登記まで待っただけではないのか。
23. 2011年9月28日 22:57:46: RtqUlKvCIw
政治と金を糾弾するなら過去の秘書が秘書がで逃げた議員どもを遡及させてすべて状況判断で有罪にすべきだな。
もちろん菅、前原は外国人献金で政治資金規正法違反を認めている。認めてない裁判で争っている連中に時間と金をかけるなら、先に認めている連中を監獄にぶち込むのが先決だろうが。裁判官は狂っているな。
24. 2011年9月28日 23:14:00: JUKXsCY1lE
登石郁朗裁判長には、論理的な判断力がない。明らかに、裁判官として不適格である。
今回の判決文を証拠として、裁判官弾劾裁判所に訴追すべきである。
25. karukimiru 2011年9月28日 23:39:31: Kedxpe4YI8yG. : oBaNDx5y52
今回の判決についてわざわざ専門家の意見を聞くまでもない。大学でちょっと法律を齧った事のある人ならその異常さに気が付く。虚偽記載は事実だから有罪は(刑の軽重は別として)納得できる。普通、挙証責任は原告にある。「お前が俺の金を盗んだ」と言いがかりをつけるなら、その証拠を出さなければいけない。ところが今回の判決では水谷建設の川村社長の証言だけである。石川議員は否定している。裁判官の先入観で判断している。おまけに「小沢氏が明確な説明をしていない」など裁判官自身がマスコミの報道に左右されている。こんな解釈をするなんて私は大学では教えられなかった。登石裁判官はかなりの歳と聞いている。まだ認知症には早い。未だに地方裁判所にいるということは毅然とした判断が出来ない、うだつの上がらない裁判官だろうと「推認できる。」
26. 2011年9月28日 23:48:01: nFDaTALTh6
>政治資金収支報告書に記載すべきかどうか、いつ記載すべきかが、本来は最大の争点だった。
私もそう思います。
政治資金収支報告書の何がどの法律に違反しているのか、
何をどう記載するのが正解なのかが見えてきません。
背景の話の前に、法律違反となる根拠を聞きたいのですが
私がその報道を見逃しているだけなのかな・・・?

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