TBありがとうございます。
一昨日の朝日夕刊にこんなのがでていました。
英、「脱原発」を転換へ
ブレア首相新設の意向
朝日新聞2006.1.16夕刊
〔ロンドン=青田秀樹〕
ブレア英首相は16日夜、経済団体の会合で演説し、「原子力発電の見直しが、注力すべき大きな課題となる」と述べ、原発の新設に踏み込む意向を強くにじませた。英政府はこの夏をめどにエネルギー政策の再考を進めており、「脱原発」からの政策転換に踏み切る姿勢を明確に示した、との受け止めが広がっている。
首相は、原発見直しや風力など再生可能エネルギー導入の加速といった長期的エネルギー政策をまとめなければ、「将来に対する責任の放棄になる」と強調した。
理由として、化石燃料への依存を減らす地球温暖化対策に加え、
「現在8〜9割を自給する天然ガスが、25年までに8〜9割を輸入に頼ることになる。大半は中東、アフリカ、ロシアからだ」
と指摘。エネルギー安保の側面を協調した。
ただ、長期的な管理が必要な放射性廃棄物の処理策が定まっていないうえ、原発は事故が起きた場合の影響も大きい。環境保護団体などは反発を強めている。
英国では23基の原発が稼働中で、電力需要の2割をまかなっている。しかし、86年のチェルノブイリ原発の事故をきっかけに脱原発の流れが加速し、新増設の計画はない。寿命がきたものから順に廃炉にし、約20年後には1基を残すだけになる見通しだ。
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