「政界と東京の大マスコミが、どれほど異常かを、時事通信社の世論調査は証明した:森田実 氏」
税制・年金
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自民党と公明党の協力を得て大増税法を成立させ、永田町(政界)と東京の大マスコミからほめ上げられている野田内閣。
しかし国民の支持率は続落している。
永田町(政界)と東京の大マスコミは野田内閣に対して国民の声はきわめて厳しいことを知るべきである
時事通信社が毎月行っている世論調査は大メディアが行う数ある世論調査のなかで、私が最も信頼している調査である。
時事通信社が8月9日〜12日に実施した8月の世論調査によると、野田内閣の支持率は前月比1.5ポイント減の19.8%と2カ月連続で下落し、政権発足後初めて2割を割り込んだ
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不支持率も同0.8ポイント増の61.1%となり、最高を記録した。
東京に本社のある大マスコミが
「野田首相は〈決められない政治からの脱却〉を果たし、〈決められる政治〉を実現した。 野田首相はブレない信念の政治家だ。すごい政治家だ」
といっせいにほめ上げたのは、大増税法案が参議院本会議で採決され、民主・自民・公明三党の賛成で成立した8月10日の当日と翌11日のことだった。
時事通信社の調査は、8月10日、11日をはさんで、8月9日〜12日に行われたものだ。
東京の大マスコミが歯の浮くようなほめ言葉で野田首相を讃え続けたちょうどそのときの世論調査で野田内閣支持率が続落し不支持率が上がっている。
これが現実である。
政界と東京の大マスコミが、どれほど異常かを、時事通信社の世論調査は証明した。
野田首相をほめ讃えた大マスコミの諸君!このことに答えなさい。
政界とマスコミは一般の国民から遊離してしまっている。
国民から離れてしまった政治は、存在する意味がない。
マスコミも同じである。
マスコミよ、国民の声に耳を傾けなさい。

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