さて前回記事で燃料配管の断熱と若干のキャブセッティングをした
後にオーバーヒート状態の頭で混乱が始まりました。
【第三弾】
冷却効率を上げないと無理!?
前回記事での改良で、34℃下でも以前よりかは症状がマシになって
はいる。
ということはファンブレード交換による風量確保でコンデンサーと
ラジエータの冷却はもちろん、キャブの過熱も少しは改善されている
ともいえるのではないか?
ただまだまだ不安要素が残っているから、断熱だけではなく冷却の
効率を上げないと駄目だろうと。
しかし追加の電動ファンにしても一筋縄では取り付かないのです。
電装屋さんから面白い方法−追加ファンを提案されているのです
が、それも取り付けと駆動方法にアイデアが浮かばないまま。
では、それ以外でどのような方法があるのか?企んだのは・・・
a:7インチ電動ファンを左アッパーアームカバーの近辺に
取り付けて、エンジンルームの排熱をさせる。
b:ボンネットフードの隙間から新鮮な空気をキャブに当てて
冷やす。
特に低速走行や停車時にコンデンサーとラジエータを通った熱風が
エンジンルームに溜まるために冷えも悪いし、キャブの調子が悪く
なると判断したのです。
しかし、
a:は取り付け場所の確保と方法で
b:はどうのように導風させるのか
でやはり悪戦苦闘。
そうはいっても考えが間違っていないのかは確かめてみないと話に
ならないのは事実ですのでb:を試してみることに。
ボンネットフードの隙間を空けるためキャッチの調節ネジを緩めて、
その近辺からダクトでもってキャブまで導風します。
ボンネット先端から新鮮な空気をキャブに当てて冷やすのですが、
停車中には効果はありません。走行時に送り込まれるのか否か
次第です。
ちなみにエンジンかけて停車中タバコの煙で確認しましたが、隙間
から熱風がグリル側へ逆流はしませんでした。
どう変化するのか?
外気温は29℃
大きな変化は感じられなかったのですが、アイドリングの回転数が
800r.p.m.と少し高めで安定しているのと加速のスカスカ感が減って
いました。
キャブ本体を触ってみても火傷しそうなほどには加熱されていま
せん。
一応、効果ありと言えるのではないでしょうか?
と書いておきながら、次にあれっ??って事件が起こることなど
予想もしてませんでした。
ここからは次回記事をお読み下さい。

0