ラジエーターファンガードを取り付けたものの涼しくて効果の程が
判明しなかったここ数日間。
いまのうちに出来る対策はしておこうと、ちまちま工作してました。
まずはキャブ導風板の改良です。
流体力学なんて習ったこともありませんしサイトの説明を見ても
ちんぷんかんぷん・・・。何となく理解できたのは物体に沿うように
流れる(違ってるかも・・・)ということ。
ならばキャブ下のヒートプレートに接続している導風板の途中に
仕切を設けて二手に分かれさせようと考えました。
電子機器用のファンを取り付けていたのですが稼働してなかったので取り払い
型紙で寸法と形状を検討
アルミ板を切って曲げて
面倒だから取り付けは両面テープ♪
想定外! キャブのリンクが当たるのでカット♪
エンジンルーム下やセンタートンネルから排熱される流れがあり
ますから、ボンネット先端の正圧部から入った外気を当てるには
整流する必要があるでしょ? たぶん、ですが・・・
フューエルラインとバキュームコレクタータンクに流れるかな?
少しでもキャブが外気で冷却されたら御の字ですからね。
それとこれは直接関係ないのですが、ラジエータクーラントが少し
ずつではありますがキャップから排出されていくのでリザーバーと
言うんですか?、それもどきを設置しました。
当初ポリタンクを付けようとしたのですがクーラー設置でスペース
が無くなってしまったのとエンジンルームの熱害を考慮して金属缶
にしました。ただこれはこれで電線に下手に触れるとショートしたり
しますので要注意ではあります。
ここしか無い! というか時間をかけられんという事情もありました
全く意味不明のけがき
曲げて曲げて
穴開けて
ストラップ通して
チューブを入れる穴を缶に開けるのにハプニングがありましたが無事取り付きました♪
ラジエータからのチューブを突っ込んだだけ
ぱっと見は良い感じでしょ? ド素人丸出しの仕上がりですが
さあ気温も上がってきたことだし、効果があるのか否かテスト走行
しましょう!
確認しなければならないこと。整理しておきます。
外気温30℃、クーラーを作動させた状態で
@高速道路を快適に走って水温が安定するか上昇するか?
A市街地走行ではどう変化するか?
Bキャブの調子はどうか? 熱害、ベーパーロックやパーコは?
C一定時間エンジン停止した後の再始動は容易か否か?
5月15日以降30℃程度になった日にクーラーを作動させずに走行
したらABは問題なし、Cは少しマシだったんです。@は未です。
ところがその後、今日までの間にとんでもないことが発覚したん
です。
ファンフードを付けた後に走行したら風切り音が静かになったか
のように聞こえたので、フードの効果なのかな?と思っていたの
ですが実は電動ファンのコネクタ配線が切れていたのです。
写真右側、進行方向左側・・・キャブ側のファンがお休みしてました
しかもコネクタから大きく外れなかったがために時折接触して作動
することもあったのですからたちが悪い。
いつからそういうことになっていたのか不明ですので、これまでの
現象や対策の効果判定が一切無意味になったのです。これは痛い!
気を取り直して本日30℃下での試走結果。
@相変わらず高速道路では水温上昇
A市街地に降りた途端水温適正
Bキャブの調子は順調。ただし登坂路では要改善。
C一定時間エンジン停止後の再始動は駄目。かかると調子良い。
ラジエータファンフードと導風板でキャブの過熱が少し改善された
みたいです。再始動に失敗したのは始動儀式を誤った可能性もあり
ますので経過観察です。
20℃台前半でも再始動後のキャブの調子がしばらくもう一つだった
のが良くなっていますので効果ありかと。
ただ何で高速では水温上昇して下に降りたら適正になるのか??
ボクにとってはもう ちんぷんかんぷんです。
ただこの珍現象を解明して下さった師匠がおられます。
師匠!
遠慮せず突っ込み入れて下さいm(_ _)m
もう目から鱗でした。ただその対策、どう手を付けていくか・・・・・

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