評価
映画にもなった有川浩の代表作をもう一度。
阪急今津線・宝塚駅〜西宮北口駅までの8駅を往復する電車に乗り合わせる人々の偶然の出会いが語られる連作短編。行きの電車で出会ったカップルが数か月後の帰りの電車では恋仲になっていたり、高校生と社会人のカップルの進展も・・・
行きの電車の女子高校生の関西弁の会話が楽しい!帰りの電車でおばさんを介護するミサ、やっぱり良い娘だった!そしてミサと翔子の出会い!で、なんと言っても自分の名前を言い出せないゴンちゃんの名前に噴き出した!だってその名は「ゴンダワラ=権田原美帆」!
初めて読んだ時はあまりの面白さに評価「5」をつけたのだが、2度目でじっくり読んでみると、カップルが深い仲になる過程は要らない気がするので1ランクダウン。出会いの初々しい感じだけでよかったと思うが、尺的な問題もあるのかな・・・?
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