Inductive charging

2011/12/2  4:22 | 投稿者: Author

最新の次世代技術に注目してみる。ワイヤレス(電磁)給電がいま熱い。
今年は各電機メーカーによる研究プロトタイプが60製品も発表されたという。

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ワイヤレス給電。
この技術は、磁界結合もしくは電解結合を利用して、電波による情報信号だけでなく、
電源からの電気供給までもワイヤレスにしようというものだ。

これは簡単にいえば、磁界(磁石の作る場)もしくは電界(電気が作る電圧。
電子の流れのもとになる場)をコイルに通過させるとコイルに電気が流れる
という小学校の理科でも習う電磁誘導の原理を応用したものであり、
ソニーや東芝をはじめとする数多くのメジャー、マイナー電機メーカーが
家電用のワイヤレス給電ターミナルアダプタを開発中である。

そしてさらに、実はこの技術を大型化した応用技術が、
以前に少しこの手記でも触れた発電衛星を使ったマイクロウェーブ発電である。

これは衛星によって太陽光発電を宇宙で行い、発生した電気を
マイクロウェーブによって地上へ送信する技術である。
宇宙で太陽光を集めるメリットは地上の10倍の効率で集光することが
可能である点にあるらしい。

使用周波数は定められており、2.45GHz、5.8Ghz。
ここでは家電用ワイヤレス給電にも用いられる整流器とアンテナが一体化したレクテナ
という技術が重要になる。

送信されたマイクロ波(これは電界と磁界が垂直に構成された波動、すなわち電磁波
(いわゆる電波=光である)は地上の巨大な受信機によって受信される。
この受信機は一つ一つが小さなレクテナの集合体でできている。

なお、このような送信方式はマイクロ波で人間が黒こげになるのではないかという心配もあるかと
思われるが、エネルギー的に薄ーく送信するので、人間が黒焦げになる心配はない。

またこの他にも電気のレーザー送信技術も開発されており、
これは月探査などで太陽光線が届かなくなる影に探査メカが
到達した際にエネルギーを遠隔支援送信するのに有用であり、
これも実用のために開発が進められている。

以上、このようにワイヤレスによるエネルギー供給システムは日々進んでおり、
現実的に社会の暮らしの中に実用化されるときはもうそこまで迫ってきているのである。

以上最近のシンポジウムなどのソースからの情報を概観してみた。



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