おおよそ7年前になります。
親に「鬼怒川温泉に行く」と嘘をついて
一人でニューヨークに渡ったのは。
ニューヨークさ行って一旗あげてやるっぺと
行ったものの
一番最初に気づいたのは
あ 友達いねえや でした
英語もしゃべれないし
右も左も全くわかりません
そこで東條がとった手段は
街中で
「家出同然で日本を出てきました、
わたしと友達になってくれませんか」
と街頭で声をかけることからはじめました
それでどうなったか
友達がふえました。(そんな簡単なもんなのか)
2−3人には怪しまれたものの
数人 ともだちになってくれました。
はじめは 勇気もないもんですから
日本語の通じそうな 女の子に ね。
と思ったら日本語のしゃべれる韓国人だったヘーソンちゃん
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ヘンリペンデル(※ニューヨークの有名な老舗デパート)の中かな?
その辺でナンパ?して友達になった。
日本の女子大に留学してたことがあって
即 意気投合した。
それから東條がビザ切れで日本帰国を余儀なくされる前、
彼女が韓国に帰国するまでの間
ほとんどいっしょに過ごした。
彼女もまた、韓国から NYに留学というか
優秀だからね、遊学に近い感じで来ていた。
わたしは、思いっきり人種差別されるなか、
モデルのオーディションを受けたり
思わず
世界トップモデルのエージェンシーである
エリート行っちゃったり
チョー遠いわけわかんない島国からきてくれてありがとうって
歓迎されたものの
こんなポートフォリオ(モデルの宣伝写真集)
じゃニューヨークで通用しないわ といわれて
借金して40万円かけて
ニューヨークで一番最先端のカメラマンと
ヘアメークを探して
翌日ポートフォリオ作り直したりした
ニューヨークでの資料写真一部→
ノーコメントでお願いします
再度 エリートに行ったら 身長が最低でも178はないと
厳しいわねえ・・と言われてしまう。(←
先に言えや)
まー そのポートフォリオにしてから ニューヨークで
ぽちぽちオーディション受かるようになったので
それはそれで 糧にはなった。
なんていうか ロープで縛られて洗濯機のなか
ウオーッて回されてるような・・
一日一回はマジ泣きしていたニューヨークの日々を
近くで見ていたヘーソンちゃんは・・
私からは なにも与えてあげれなかったのに・・
とても親切にしてくれ、
別れ際には
「さっちゃんは何でもできるよ、
さっちゃんと友達になれてうれしかった」
と言ってくれた。
今まで深くは考えてなかった
「ともだちって なんだろう」って ニューヨークで
なんか わかった気がしてね
こんないい子と めぐりあわせ・・
何か、お礼をしたかった。
しかしもらったメルアドは100回出しても
unknownで返ってくる。
しかし!!
この前の日記に書いた ゲストハウスで
みんな友達になりましたね。
写真の韓国人の女の子のメルアドを見て
ヘーソンちゃんのメルアドのドメインと同じってことに気づいた。
正確には、ヘーソンちゃんのメルアドと 少し似てる ドメイン
もしかして ヘーソンちゃん メルアド 間違えてたのかな
もう一度 ドメインを直して
ヘーソンちゃんに メールを出してみることにした。
彼女 日本語できるけど 一応英語で
7年前にニューヨークで会った東條です
これヘーソンちゃんのメルアド?
何度送っても届かなかったけど
もう一回出してみるよ
覚えてたら返事ちょ
と書いてさっき送ってみた
すると今度は unknownで返ってはこないんですよ!!
おへんじ くるかな・・・・

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