今週の新聞で話題になった、ヤマダ電機の名鉄百貨店への出店。
『名駅地区の保有資産の有効活用について』(その2) 名鉄百貨店ヤング館へのヤマダ電機「LABI名古屋駅前店(仮称)」出店及び本館のお買場改装について(名鉄HPより)
来年を機に出店の話となっているが、一方、今年8月29日をもって閉店した松坂屋名古屋駅店の入居する名古屋ターミナルビルは名古屋中央郵便局名古屋駅分室(旧本室)のビルとともに、改築となり、そこにヨドバシカメラがオープンとなるが開業は2016年。遠い話である。
ただ、今回の戦いで最も苦しい戦いになりそうなのは、実は名古屋の「古株」エイデンだったり。
というのも、駅前から離れた柳橋交差点近くに存在するため、更に顧客離れが、との心配も。
そういえば、かつては柳橋西広小路通り沿いにCompMartとMacMartがあったが、南側にあったMacMartが先に閉まり、あとにCompMartも閉まり、ともにエイデン本店に移っている。
ちなみに、秋葉原での写真撮影会等が行なわれる石丸電気もいまやエディオン傘下。もう一方の写真撮影会等が行なわれるソフマップもビックカメラの傘下に置かれている。名駅西を見ると家電量販「茶番」戦争にも見えてくる。
秋葉原と言えば、九十九電気が有名だった(この地域では大須に集中)が、経営破綻後、ヤマダの傘下に。ヤマダの傘下と言えば、マツヤデンキを軸とした星電社、サトームセンと統合した「ぷれっそホールディングズ」も、新生銀行に「売られて」傘下になった形。さらに、あの名古屋の家電量販店「ベリーズ(ホーエーの方が有名?)」も今やヤマダ傘下。
と、家電戦争によって、影響力をつけ続けるヤマダに対し、他社陣営がどう望むのか気になるところでは....。

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