2009/4/20

「離れ」現象の元は・・・?  月曜:ちょっと舞台裏


最近、いや冷静に見ればこの十数年に渡って「離れ現象」が見られるもの・・・

■酒離れ・・・・

飲む習慣がいつから身に付くかによって個人差があるとは思うけど、近年の酒離れは決して酒嫌いから派生しているのではないのは事実。

みんな「飲む時」は飲む。今も昔も変わらない。
ただ、毎日飲むという習慣がなくなりつつあるようだ。

実は僕はミュージシャンとしては酒を飲まないタイプ。
若い頃に「えっ、飲まないんですか?」と不思議がられた。

昔のミュージシャンは「飲む」「打つ」・・あと一つなんだっけ・・?思いだせん!、というくらい僕等の時代には既に三種の神技は無かった。
もっとも、楽器の運搬があるので車移動が前提だから飲めない事情というのもある。

「酒がなけりゃ生きて行けない・・・」そんな時代でもなかった。

今、酒離れと言われるには理由がある。

まず、車では絶対飲みに行けない。
その車ですら「車離れ」時代。

次に飲みに行かない。
これは「飲みに行く場所」の問題。

恐らく今の40代未満の人達は「居酒屋チェーン」は食・飲兼用の場だと思っている。
つまり、食べるのも、飲むのも「居酒屋チェーン」で済ませてしまう。
だから、気の利いたショットバーに飲みに行くなんてあり得ないし、常連が通う割烹とも無縁。
全国何処へ行ってもある大手居酒屋チェーンに安心して入ってしまう。
全国一律の料金、全国一律の品揃え、全国一律の掛け声に迎えられて・・・

ビジネスマンの人に聞いたらショットバーとか気の利いた店に「連れてってくれる上司がいない」のだそうな。
飲む習慣には上司の影響も大きい、という事か。

ううん、、、
この不況だと追い討ちか、、、

思い当たるのがコンビニ。

この世代の人達に共通するのがいわゆる「コンビニ族」第一世代。
コンビニには酒だって置いてあるし、雑誌だって、弁当だって、何だってある。
でも、コンビニには何一つとして「専門品」はない。
雑貨屋なんだ。

だからコンビニ族の感覚だと「居酒屋チェーン」のコンビニと共通した雰囲気に安心して飲みに行った気分になれる。
何でもあるような雰囲気だけならあるからね。
でも、「居酒屋チェーン」に専門的なものは何一つとしてないって断言。

そこに安堵感や満足感を持ってしまうと、結局知らないところに出かける勇気もない面白味のない生活になってしまうかも。スケールの小さい価値観で全体を見ないように脱・コンビニ、脱・居酒屋チェーン、だぜ!


■車離れ・・・・

最近の若年層の車離れはある意味ではいいかもしれない。
と、言うのも、家族連れで車移動ばかりして育った人達の中には公共の場でのマナーが欠けている人が目立つからだ。

車の中は確かにそれぞれの家庭のルールが適用されるが、一歩車外に出たらそれらは全部通用しない。
飛行機や電車の車内でところかまわずヒステリックに叫んでいる子供の大半が家族連れで車移動中心に育った環境なんだそうな。
自分の要求を通す手段として叫ぶという短絡的な行為を公共の場で平然と行うのは「恥ずかしい」という心理が欠如している事で、それは「甘え」の反動でもあるという。

車で移動するとその「甘え」が通用するが、一旦車外に出たらその「甘え」は「恥」でしかない、という事。
親が公共の場で子供に教えるべきルールを教えなかったという結果かもしれない。

それが原因かどうかはわからないが、そうやって育った子ほど「車に対して無関心」なんだそうな。
たしかに、家の一部分みたいな移動空間に感心もへったくれもあったもんじゃない。

今の大学生世代が子供の頃にそうやって育てられた比率が高く、車に対してまったく感心を持たない中心世代だそうな。

彼等は駅近くでコンビニがあるマンションやアパートに住み、車で通うような場所には住む気もなし。
チャリンコは必須。ファションやITグッズ、グルメやパソコンと周辺機器が興味の対象。
たま〜に仲間とドライブする時は、免許を持った友人が借りてくるレンタカーを使って割り勘。
旅行は電車か飛行機で。
自分では今後免許を取る予定なし。

これらの裏付けのように、現在免許取得の自動車学校は軒並みガラガラの状態。
我が家に通う弟子達の中で近年免許を取得した人の口からも「いつ行ってもガラガラです」と。
行っても教習車の順番待ちな〜んて経験がある身には信じられない衰退振りだ。

ある意味ではいいかも、というのは公共の場でのマナー向上の点では。

しかし、その「車離れ」世代が乗ったチャリンコが街のいたるところに乗り置きされていたのでは困りモノだ。
どうせチャリンコに乗るのなら、駐輪場の料金を惜しむような乗り方だけはしちゃだめだね。
それが嫌なら、チャリンコに乗らないで済むところに住みなさい!



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