2009/11/17

2009ツアー・旅の途中で・・・津山そぞろ歩き/その2  火曜:街ぶら・街ネタ


先月(09年10月)のツアーで久し振りに高校・大学時代を過ごした第二の故郷とも言える岡山県の津山市を訪れました。10月2日夜は津山市内のライブハウス『もり田』で恩師や友人達と30年振りのセッション・ライブ、翌3日は奈義町の現代美術館Nagi MOCAでヴィブラフォンの初ソロ・コンサートでした。

高校・大学時代の恩師や共演ミュージシャン、たくさんの友人達と会うことが出来た事もありますが、両日とも津山市内のホテルに宿泊したので演奏前の時間に懐かしい津山の街を歩きながらいろんな事を考え、そして本番が迎えられたことは普段とはまったく違う精神状態を生む事となり、特に奈義町現代美術館でのソロ・コンサートは自分でも過去に成しえなかった形の純粋な即興演奏へのステップを踏み出したと自負しています。

そんな切っ掛けを僕の中で形成した街、津山を二回に分けてそぞろ歩き。

前回は3日の本番の前の午前中に津山のランドマークでもある鶴山(かくざん)公園の西側に広がる商店街付近を歩いたルポでしたが、今回はNagi MOCAでのコンサートの翌朝に鶴山公園の東側を中心に歩いた様子を。

僕にとって鶴山公園の西側は主に高校時代の思い出が、東側は主に大学時代の思い出が多いことに気がつきました。偶然とは言え二日間に分けて歩くにはちょうど良いボリュームでした。

きっと観光客には無縁なそぞろ歩きコースでしょうね。

クリックすると元のサイズで表示します
スタートは鶴山通りの一番街アーケードの入口

ここから津山駅方面にちょっとばかり南下します。

クリックすると元のサイズで表示します
前日に歩いて知った「ごんご通り」という名称の通り

高校時代は徒歩でウロウロしたものですが、大学になると自転車、やがて車へと移動手段は変わりました。津山の商店街の思い出が高校時代に色濃いのは徒歩でウロウロしていたからに他ありません。

すぐに吉井川に出ます。この川を渡るとJR津山駅のある駅前通り。

クリックすると元のサイズで表示します
吉井川に架かる今津屋橋

クリックすると元のサイズで表示します
高校時代に行った映画館などの建物はあるが・・・

今津屋橋の中程にこんな物が・・・

クリックすると元のサイズで表示します
“今津屋橋”の由来が書かれていました。僕らが居た時代にはこんな由来がある橋とは知りませんでした(笑)

駅からこの今津屋橋に出るとランドマークであるはずの鶴山公園よりも目立つのが僕の通った作陽学園の校舎でした。

クリックすると元のサイズで表示します

二つの山の上に音大と高校がそれぞれ建っていましたが、音大を含む大学は倉敷市に引っ越して現在は津山にはありません。

クリックすると元のサイズで表示します
旧・音大側の山。校舎はそのまま残っているものの大半は使われていないそうです。

クリックすると元のサイズで表示します
こちらは高校側の山。校名を掲げた校舎のちょうど道路標識で隠れた部分が高校時代オーケストラの授業と夜は僕の練習室と化していた視聴覚教室。この横に屋上へと続く非常階段では毎日夕陽に向って昨年亡くなった江古田「ティッティー」のマスターこと同級生の“清ちゃん”がトランペットを吹いていた。

さて、今回は東側と言うことなので再び今津屋橋を戻ります。

それにしても吉井川は綺麗です。

クリックすると元のサイズで表示します

橋の欄干の間から覗いてもこの通り。

クリックすると元のサイズで表示します

岡山方面から続く国道53号線は駅前から今津屋橋を渡ると直角に右折します。
それに沿って学校側とは対岸の吉井川沿いを進みます。

クリックすると元のサイズで表示します
現在の国道は堤防沿いに造られたので家並みとは一段高い位置を走っています。
ちょっと脇を覗くと・・・一昔、いや二昔前の姿が見えてきます。

クリックすると元のサイズで表示します
対岸にはJAの建物が昔のまんま。後ろの山はよく散歩で歩き回りました。とても紅葉が綺麗だったのを覚えています。

クリックすると元のサイズで表示します
NHKの送信所の向こうには鶴山公園、あれ?津山には城は無かったはずだが・・・・?

どうやら数年前に鶴山公園に津山城(鶴山城かもしれない)の一部が再建されたそうです。見慣れない姿にちょっと違和感がありましたが、まぁ、元々はあったのですから文句はありません。

この国道、僕が高校音楽科の冬季講習会に来た頃はまだ拡幅されていなくて吉井川沿いには昔ながらの旅館がたくさん並んでいました。
入試の時に泊まったのは邪美館の近くで現在も営業している旅館「あけぼの」でしたが、冬季講習会の時はこの吉井川沿いにあった「浅野旅館」というところでした。
当時津山市内にはJTBと協定しているホテルが無く純和風の旅館泊まりが当たり前でした。

朝起きるとうっすら雪化粧した津山の街は南国育ちの僕には異次元。吉井川の川面から立ち登る湯気のような霧に完全にノックアウトされました。
一晩中蛇口から水を出しっぱなしにするという、これも南国育ちには理解出来ない光景(凍結防止策)も新鮮でした。

大学になる頃には国道も拡幅され、この辺りにあった旅館はほとんど無くなってしまいましたが、そんな時代の名残がまだココに・・・!

クリックすると元のサイズで表示します
『花月旅館』

花月旅館の付近から材木町に入り旧・出雲街道に抜けてみます。

クリックすると元のサイズで表示します

この辺りには高校時代からいろんな思い出がありますが、果たしてどのくらいその面影が残っているでしょうか・・・?

クリックすると元のサイズで表示します
L字型に曲がったこの道に見覚えがあります

クリックすると元のサイズで表示します
割と目立たなかったけれど津山は意外と水路が多かった

クリックすると元のサイズで表示します
この石橋、むかしのまんまです

夜になると少ない街路灯に照らされて趣きのあった道です。石橋の近くに柳木があったような記憶がありますが、思い違いかもしれません。。

ここを渡ると出雲街道・・・・のはず。。

クリックすると元のサイズで表示します
細いこの道は出雲街道に抜けました。両脇の建物が更地になっているので空間が間延びした感じですが、確かにこの道はよく通った道でした。

クリックすると元のサイズで表示します
旧・出雲街道

数年前にフラリと津山に泊まった時に、この近くの出雲街道沿いに昔のまんまのとんかつ屋を見つけて飛び込んだのですが、店主と話をすると僕が知っている店主ではなくてちょっとがっかり。

クリックすると元のサイズで表示します
右の看板の店、残念ながら店主は別の人でしたが、外見はむかしのまんまでびっくり。

クリックすると元のサイズで表示します

では出雲街道を東に向って宮川まで進みます。

クリックすると元のサイズで表示します

この先の宮川を渡ると、この出雲街道の古い町並みの保存地区で観光地でもあるんですが、僕はその手前までが馴染みです。

この道沿いの建物は低い二階と奥行きの広い造りに特徴があり、これは全国の宿場町に共通した造りのようです。

クリックすると元のサイズで表示します

間口は狭くとも無茶苦茶奥行きがある建物・・・

クリックすると元のサイズで表示します

旧街道沿いの建物は昔と少しも変わりませんが、学生時代にこんな街並みの中で生活していたのが嘘のようです。

クリックすると元のサイズで表示します

鶴山公園の東側を南北に流れて吉井川に合流するのが宮川です。

クリックすると元のサイズで表示します

天邪鬼だったからか、高校時代の音楽科の寮が大学の敷地内にあった為の反動か(笑)、はたまた変人の悲しい性か(爆)、大学時代の最初数年間は津山市の山北という地区に住んでいて、これが学校から自転車で30分は掛かるという場所。
しかし、そこに住んだおかげでこの町のいろんな場所に思い出が出来ました。

宮川沿いのこのコースは自転車通学時代の懐かしいコース。それこそ30年以上も足を踏み入れる事などなかった道です。
今回、津山に連泊した事で卒業以来初めての再訪となりました。

クリックすると元のサイズで表示します
宮川沿いに鶴山公園の東側を北上する

この角度のこの光景、実に懐かしい。それと同時に殆ど変わっていない事に驚きと安堵が同時に湧き上がってきた。

クリックすると元のサイズで表示します
よく見ると、あの赤い欄干は・・・・・

なんと、むかしのまんまで赤い欄干なども見えています。逸る気持ちを落ち着けて宮川沿いを歩く、歩く。。。

クリックすると元のサイズで表示します

この先には城壁によじ登るように取って付けたような急激な上り坂。まったく変わりありません。

クリックすると元のサイズで表示します
石垣は津山城(鶴山城)のもの

この坂を登ると・・

クリックすると元のサイズで表示します

その先に広がるのは・・・・

クリックすると元のサイズで表示します

おお・・!

まったく変わりません。この光景!

クリックすると元のサイズで表示します

さっきの赤い欄干は・・

クリックすると元のサイズで表示します

川沿いにある千代稲荷の参道なんですが、これがまた昔のまんまです。

クリックすると元のサイズで表示します

何度も架け替えられているのでしょうが、よくもまぁ、この薄っぺらい鉄板の橋が現存していることでしょうか。

でも、よく考えたら、いつもチャリでこの道を走っていましたが、この鉄板の橋を渡ったことがありませんでした。対岸に用事があるわけでもなかったし。。

で・・

クリックすると元のサイズで表示します
渡っちゃいました!(笑)

クリックすると元のサイズで表示します
対岸から見るとこんなんなってたんですねー

クリックすると元のサイズで表示します
偶然にもこの千代稲荷の看板が書かれた日付、昭和五十二年1月は僕がこの道を走らなくなった時期と一致してしまいます。
ちょうどその頃に免許を取って自転車から車へと移行してこの前を通る事が無くなったのでこの看板は見覚えが無かったんですね。
毎週末に岡山市にあるテレビ岡山のスタジオまで車にヴィブラフォンを積んで出かけ始めた時期で、学生ながら僕のプロ生活のスタートでした。

と・・・

そんな事を思い出している最中の視線に写ったものにびっくり@@*

クリックすると元のサイズで表示します
こ、、こ、、これは・・・

なにが?って思うでしょうね。
事情がわからないと。

でも、こ、、こ、、これは・・・
と、思わず唸ってしまいました。

クリックすると元のサイズで表示します

僕の注目の先は・・・

クリックすると元のサイズで表示します
道沿いの今にも朽ちそうな欄干

そう、この欄干。
他の物は似たものに取り替えていても、この欄干だけは代えようが無い。
色は錆付いて無残なものだけど、形はそのままだし、どう見ても30年以上もそのまま残っているほうが奇蹟だ。

クリックすると元のサイズで表示します

今にも朽ちそうな欄干に狂喜しながらカメラを向ける男の横を時折自転車に乗ったおばちゃまが「アホちゃうか!」と言う視線で通り過ぎる。

いいんです。
僕にはこれが何よりもココで記憶に残っていた造形物なんですから。(笑)

クリックすると元のサイズで表示します

当時は白いペンキが定期的に塗られていたと記憶するこの欄干。
この川沿いの細い道と不思議に調和する構図を作り出していたと思う。
道のそのまま残っていても、まさかこんな“やわ”な欄干がそのまま残っていようとは、想像もしていなかった。
体裁の良いフツーの欄干や柵にとって変わられていたとしても責めるつもりもなかった。
が、しかし。

やはり朽ちた哀れな姿であっても、やはりこの細い道にはこれが一番似合うような気がする。
他の立派なガードレールよりも。

クリックすると元のサイズで表示します

にわかに嬉しさがこみ上げてきた。(←完全にバカです)

その先にもまだ続くこの欄干。
山北の住んでいたアパートまで歩いてみようかな。

クリックすると元のサイズで表示します

三枚橋の先を北上して突き当りを左折、そしてまた細い抜け道を入って衆楽園の入口までここから徒歩で6-7分だろう・・・・

そう予想して三枚橋の横を通り暫くすると、突然見慣れぬ光景・・・

クリックすると元のサイズで表示します

右前方に大きな通りが見える。
こんな道、無かったゾ?

しばらく進むと・・・・
ありゃりゃ・・

クリックすると元のサイズで表示します

その見慣れぬ大通りが僕の直進していた道を横切って寸断している。
ううぬ・・・・

見渡したが横断歩道が無い。

残念ながら山北への道はここでストップ。
この先は別世界になってしまったようだ。

ここまで来たのだけど、無理はせずに折り返す事にした。

鶴山公園の東側。
期間にして約1年半の間の通学路。

30数年振りに訪れてみたが、

やはり素敵な通学路のままだった。

クリックすると元のサイズで表示します

あの欄干も、この赤い鉄板の橋も、素敵な通学路も、
いつまでもイマジネーティブな形に僕の脳裏へ残るでしょう。

ありがとう。


★12月のスペシャル・ライブの予約が始まりました。

■12月13日(日)午後2時30分開演
東京・大田区鵜の木“アトリエひらり”

赤松敏弘(vib)&ユキ・アリマサ(p) SPECIAL DUO


日曜午後のひとときにアトリエひらり(東京・大田区)のスペシャル・ライブをどうぞ。
2009年の締めくくりは、もうすっかりみなさま御馴染みの、赤松・アリマサDUOで決まり!(笑)
アトリエひらり名物のお茶とお菓子のティータイム付き。

どうかお見逃しなく!
完全予約制です。
良い席はお早めに。

料金:3.000円(お茶とお菓子付き)

クリックすると元のサイズで表示します
予約電話 03-5482-2838(アトリエひらり担当:つちやまで)

予約メール hirari-hitomi@mbp.nifty.co()
←最後のカッコのところに小文字のmを入れてcomで送信して下さい。ジャンクメール対策の為お手数をお掛け致します。

アクセス
東急多摩川線・鵜の木駅(改札口左へ)。線路沿い徒歩8分。
クリックすると元のサイズで表示します

乞うご期待!!

世界のヴィブラフォン奏者と素晴らしい音楽仲間へ直結!
■赤松敏弘MySpace

そして、ちょっぴり冬用に衣替え・オフィシャルサイト
■赤松敏弘Vibraphone Connection

auの方はコチラの赤松音源で
≪■着JAZZ!■取り放題≫
 カテゴリ(メニューリスト)>着うた>クラシック・ジャズ
 クリックすると元のサイズで表示します
≪着JAZZフル≫
 カテゴリ(メニューリスト)>着うたフル・ビデオクリップ>クラシック・ジャズ
 クリックすると元のサイズで表示します

SoftBankの方はコチラの赤松音源で
≪着JAZZ!≫
 メニューリスト>着うた・ビデオ・メロディ>着うた>Jazz・クラシック・ワールド
 クリックすると元のサイズで表示します 
≪着JAZZ!フル≫ メニューリスト>着うたフル>洋楽・Rock・Club
 クリックすると元のサイズで表示します

チェキラ!




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ