2009/11/23

ぞろ目と欲耳・・・・  月曜:ちょっと舞台裏


運営している音楽・動画配信スペースのMySpaceはリンク希望のリクエスト(MySpaceではフレンド・リクエストと呼ぶ)が届くとメールで知らせてくれる仕組みになっている。
便利なツールである事と海外のミュージシャンともダイレクトに繋がるので重宝している。

リクエストはかなりの数がくるのだけど、ある程度は相手の音楽観がわかるものや直接的なメッセージが添えられているもの以外は外している。
海外の事情は様々だけど、中にはレコーディングに誘ってくれるものから、今度日本へ行くので共演しようというお誘いなど真摯なメッセージから、自己顕示欲の固まりのような自己宣伝のものまで、本当に様々。悪意がなければフレンドにはなるが・・・。

その内にMySpaceを通じてそれぞれのパソコンで音源を回して録音したセッション・アルバムなんて物も出来るんじゃないかと思う。
面白いね。
世界各国のミュージシャンがそれぞれの国でレコーディングに参加するんだ。

まぁ、ビジネス的な課題さえクリアーになれば、いつでも開始出来る時代になりつつある。

しかし、
かなりの数のリクエストが届くのである期間に区切ってリクエストを覗く事にしている。
届く度に覗いていたらそれだけで時間が無くなってしまう。

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日々届くリクエスト通知が約一週間溜まったのでMySpaceにアクセスすると・・・

おや!

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ぞろ目だ!
ネット創世記には「キリバン」と呼んでアクセスしてぞろ目だったら「キリバン踏みましたー」コメントを残す習慣があった。(笑)

ただの数字なのに、並ぶとなぜか嬉しいと思う人もいるはず。


欲耳(よくみみ)と言う落語を中学生の頃にテレビの番組で観た。
誰が話家で、オチがどんなものだったかも忘れるくらい前の事だけど、その中のシチュエーションを妙に覚えていて教訓にしている。

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要するに、自己顕示欲を耳で表した笑い話なんだけど、自分と他人の行為を比較して「自分よりも他人が優れている」と思えるものは物凄く優れたもの、「自分と同じレベルに聴こえる」と思えるものは自分よりも相手が優っている、「自分よりも劣って聴こえるもの」は自分と同じレベル、というランク付けのお話しだ。

祭りの太鼓か笛かそれとも唄だか、その話の中での比較対象が何だったのかさえも忘れてしまったが、このシチュエーションはそれ以降頭に残っていろいろな場面で自分をコントロールしてきた。

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若かりし頃、それまで自分と同じ楽器の同年輩の奏者と出会う事などなかった環境から東京に出てきた時に、いったいどんな人がいるのだろう・・・と、都内のライブハウスに出演しているヴィブラフォン奏者を聞き回った。

全員ではなかったが、ある程度の奏者を聞く事が出来た。
そういう話をすると、すぐに「どうでしたか?(あの人は上手でしたか? ヘタでしたか?)」的な事を聞いて来る人がいるのだけど、まったくそういう気持ちは無く、田舎から出てきて同じ楽器の奏者を観れる事が楽しくて仕方なかった。

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それまでに生で観たヴィブラフォン奏者と言えば高校の時に大阪・サンケイホールで観たゲイリー・バートンと、高校時代偶然にも実家のある松山で演奏活動をしていた藤井寛さんの二人だけ。
そういう環境から一気に複数の同業者がいる世界に出てくると、どんなアイデアをもって演奏しているのか興味津々で、比較対象などにはならなかった。

欲耳というのが自分の中で生まれた時期、というのがある。
しばらくしてライブ活動を始めた頃に、ヴィブラフォンではなくオリジナル曲に対して妙な自信を持った事からだ。

「この音楽は自分と同じくらい」「この音楽は自分よりも劣る」等など・・・・

まったく欲耳の示唆する通りで、何十年も経ってからその頃のミュージシャンと会うと笑い話として一様に言われる。

「キミはあの頃自分にも厳しかったが他人にも厳しかったね」とか、「あの頃は勉強の虫だったね」とか。

欲耳がそうさせていたんだろうね。

ヴィブラフォンで欲耳が出たのは、事もあろうか師匠のゲイリー・バートン氏に習った直後だった。
世の中の半分の習い事経験者が欲耳の持ち主だと言ってもいいだろう。
生意気盛りがあってもいいし、ある意味で欲耳的に自己形成を行ってもいい。
ただ、それをいつかは卒業してフラットな耳を持たない限りプロとしては生きて行けない。

バークリー時代のある一時期、僕も師匠に対して欲耳を持った事があった。
しかし、それは自分がステージやレコーディングを繰り返す内に消えて行った。
そんなシーンで改めて師匠の偉大さを思い知るからだ。
そんな数々の経験を「血気盛んだったんだなぁ。。。」と思い出すと今でも笑ってしまう。

バークリーを卒業する頃にはすっかりフラットな耳に戻り、帰国しての演奏活動が始まった。

すると・・・

「ナニナニさんとナニナニさんはどーのこーの」・・・

うん? また人の比較か?

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どうやら欲耳というのは最近の日本固有の文化であるように思えてならない。

自分と同じと感じたら、それは相手が一枚上手である、と戒めなさい。

マスコミがいけない。
欲耳を「普通」というレベルに据えつけて人の興味を煽る。

さらに、欲耳を今の政府に当てはめてみたらどうなるんでしょうねぇ。。。

欲耳文化もほどほどに。


★12月のスペシャル・ライブの予約が始まりました。

■12月13日(日)午後2時30分開演
東京・大田区鵜の木“アトリエひらり”

赤松敏弘(vib)&ユキ・アリマサ(p) SPECIAL DUO


日曜午後のひとときにアトリエひらり(東京・大田区)のスペシャル・ライブをどうぞ。
2009年の締めくくりは、もうすっかりみなさま御馴染みの、赤松・アリマサDUOで決まり!(笑)
アトリエひらり名物のお茶とお菓子のティータイム付き。

どうかお見逃しなく!
完全予約制です。
良い席はお早めに。

料金:3.000円(お茶とお菓子付き)

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予約電話 03-5482-2838(アトリエひらり担当:つちやまで)

予約メール hirari-hitomi@mbp.nifty.co()
←最後のカッコのところに小文字のmを入れてcomで送信して下さい。ジャンクメール対策の為お手数をお掛け致します。

アクセス
東急多摩川線・鵜の木駅(改札口左へ)。線路沿い徒歩8分。
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乞うご期待!!

世界のヴィブラフォン奏者と素晴らしい音楽仲間へ直結!
■赤松敏弘MySpace

そして、コチラはオフィシャルサイト
■赤松敏弘Vibraphone Connection

auの方はコチラの赤松音源で
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チェキラ!




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