2006/7/8

明けてBigAppleのNewYearってこーよ  ■新・音楽体験記/留学の頃

さて、前回“それじゃあBigAppleで大晦日とかどーよ”の続き。

午前0時のnew yearの瞬間、周囲からのHUG攻撃で迎えた1987年。感想も何も、いきなりグワ〜っと抱きしめられるんだから苦しいのなんの、しかもみんな寒い(摂氏零度以下の冷込み)からアルコールも入ってるし、何が何だかわからない
その間、みんな手にしたホルン(角笛のおもちゃ)を吹き鳴らすのだからうるさい。除夜の鐘でゴ〜ンとかいって迎える日本のお正月とは正反対だ。

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再びロックフェラーセンター。ビルの谷間に角笛が高らかに鳴り響く

既に新年を迎えたのでタイムズ・スクエアに向かっていた大群衆は歩みを止めつつある。この大群衆を征する為の規制線が街中に張り巡らされている(しかも歩行の一方通行)ので思うように宿の方向へと進めないから半ば“やけくそ”になってホルンを吹き鳴らしている。ブッブッブ〜、カホッ、カホッ、カホ〜、高層ビルの上からは紙吹雪と紙屑に混じって、どう見ても裁断が面倒だったらしく適当に千切ったオフィスペーパーに加えて、時折ピザらしきものまで降り注いで来る。大騒ぎだ

巨大な植込みポットを歩道の真ん中まで移動した奴がいる。みんなゲラゲラ笑いながらホルンを吹き鳴らす。某有名ハンバーガーショップの広告塔によじ登ってポリスに「早く降りて来い!コラ〜!」とどなられてる奴がいる。みんなゲラゲラ笑いながらまたまたホルンを吹き鳴らす。あるビルの入口には巨大な移動式ゴミ箱が転がっているし、黄色いポリスラインが張られた所には人が転がっている。よく見ると死体だった

そんなこんなで結局午前3時過ぎまで外で大騒ぎし、naoちゃんの親戚のアパートにお邪魔したのは午前4時。一同あっと言う間にゴロンと転がって寝てしまった。

翌朝目が覚めたら午前10時、男性陣は歩きながらホルンを吹き過ぎて頭と耳がモウロヲとしている。別室の女性陣はサッサと着替えて出発準備に余念が無い。さすがである。

かな〜り頭がズキズキしながらも、再びタイムズ・スクエア周辺に出発。新年とは言え、まったく普段通りに店も営業しているのだ。クリスマスの方が「休日」という感覚が強い。

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壁面広告はニューヨークのアート。しかし「うっ、あまり話しかけんでくれ」頭ズキズキ

美術館へ行こうという事になって、タイムズ・スクエアからバスで向かう。バス停を降りてみんなでゾロゾロ歩いていた時だった。
角を曲がれば美術館はもうすぐ。

ちょうどその角を曲がりかけた時、突然誰かが大声で何かをわめいていると思ったら2〜3人の小学生くらいの子供が商店から飛出して僕らの脇を猛スピードで駆け抜けて行った。「うん?」とただならぬ気配に立ちすくしていると、もう一人の子供が商店の店主らしき人と格闘しているではないか
周りにいた通行人は蜘蛛の子を散らすように物陰に身を潜め、ボンヤリしているのは我々だけ。と、商店から他の大人が出て来て子供をボコボコに殴り、羽交い締めにして手に持っていた何かを通行人の一人の方へ蹴った。蹴られた「物」はスルスルと歩道を転がり、その通行人の女性が僕の方を見て「OK?」と言ってる。ナ、ナンダ〜
よくわからないままに突っ立っていると通りの向こう側に身を潜めていた人が「早くソレを貴方が蹴るのよ」と言ってる。電話を掛けていた通行人が大声で「今ポリスが来る」と叫ぶ。
煥発入れずに通行人が僕のところへ蹴ってよこした物。。。。それは拳銃。
そしてそれをもっと先まで蹴ってくれ、というのだ。
恐る恐る転がって来た拳銃を遠くへ蹴った

すぐさまポリスが来て、あの飛出した子供達はギャングである事。その場にいた通行人に「みんなグッド・ジョブだ」と言い残し拳銃を回収しギャングを逮捕して行った。その瞬間から街は何事も無かったかのように日常へと戻る。

その時はあっけらかんとしていたが、少し後になって、あの拳銃の感触が鈍い記憶として残った。
これもアメリカなのだ

美術館を見て5th Aveを散策。
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新年のニューヨーク。街はまったく普段着である

新年をニューヨークで過すnaoちゃんと別れ我々は夕方のペン・ステーションからボストン行きのアムトラックに乗った。

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ボストン〜ニューヨーク間のアムトラック車内。外は雪原で氷の世界を爆走中

車中でこの24時間を振り返ってみた。茶色い高層ビルとマイルス、深夜の大行進と大騒ぎ、紙吹雪きから死体まで転がる光景、拳銃の感触、、、、ううん。。。ニューヨークはボストンとは比べ物にならないくらい全てを飲込んだタフな街。本当に刺激的な年明けとなった。

おしまい



2006/7/10  7:42

投稿者:YELL

もう一人の天の邪鬼は、nang-changです。
日本で唯一人と思われる「NHK紅白歌合戦」のステージ
に立った事のあるマニピュレーターです。
nang-changから赤松さんまでの道のりは…
nang-chaang→NAOTOさん→宮崎さん→赤松さんです。
好きな音楽はジャンルが違っても必ずどこかからつな
がりますね。

2006/7/9  23:36

投稿者:あかまつとしひろ

>YELLさん
うん?もう一人の天の邪鬼?だれだろ?せめて8並びで
オリジナリティーを出してほしかったなあ

2006/7/8  14:21

投稿者:YELL

えっ! モノホンの銃持ったんですか!。
うらやますい!。
私は(当たり前だけど)エア・ガンしか持った事がな
いんです。
話は変わりますが…
車のメーターに7が並んだ写真、もう一人の「天の邪
鬼」もBLOGにアップしてましたよ。


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