2010/3/22

数字に騙されちゃいかん・・・すり替え需要  月曜:ちょっと舞台裏


いやー、凄い風でしたねー、週末の日本列島。
いろんな物が飛ばされて翌朝の道路はゴミのオンパレードでした。
被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。

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あれだけの低気圧が通過すれば普段なら快晴のはずが、まだ朝から愚図ついている。
こういうのを「鉛色の空」と呼ぶのだろうか。

なまりいろの空。

実は案外嫌いじゃない。
曇りの日の緑は実に鮮やかだし、夜明け前の、太陽が昇る前の薄明るい時間帯が一番好きでよくこの時間帯にジョアン・ジルベルトを聴いたりする。

もう一つ理由。

僕が子供の頃、小学校との行き帰りに見ていた空で記憶に残るのもこの「なまりいろの空」。
光化学スモッグなんて言うシャレた冠のないただのスモッグ。
それと異常気象という言葉。

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地方でも多少街の中で育ったので、自然を愛でながらすこやかに育った記憶はない。
車のマフラーからいい臭いがするゾと噂になれば通学路でクンクン鼻を利かし信号が変わるのを待ち焦がれていたり、ビルの建築現場の基礎工事は雨天中止となるので街の中にポッカリとできる大きな遮へい空間に入りその中の水溜りに入ってジャブジャブ友達と水遊びをしたり、日に日に高くなる街の背丈を見るのが趣味でバカとナントかは高い所が好きとか言われようが眺望の利くデパートの屋上から街並みを眺めては空想にふけったり、夕暮れで道路も人も大混雑の風景を街角で眺めるのが何よりも好きだったり・・・と。

そんな時の記憶に残っている空の色は、けっして抜けるようなスカイブルーではなかった。

夜になればネオンが輝く光景の中にいるのが好きで用も無いのに実家界隈をウロウロしたり、オールナイトでラジオを聴いて午前五時の街中をチャリンコで駆け回ったり。

そういう生活を何よりも愛おしく思いつつ中学時代までを過ごした。ある種僕が一番ジャズを愛でていた時期だ。

高校になって岡山の山の中の音楽学校での寮生活が始まると、そこで全てが裏返って自然の中に染まりたい自分が生まれて来たのだけど。。。
従ってそこからの空の記憶は、抜けるようなスカイブルーと真っ赤に染まった山の夕焼けに換わる。

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曇り空が心に響く時は、その幼年期から青年期の頃の記憶と直結するのだろう。

もう一つあった。

そのころ、不思議と印象に残ったテレビ番組。
他にいくらでもヒット番組があって、それらも当然記憶に残っているのだけど、このドラマの色彩と言うか彩度がちょうどその頃に見上げていた空と妙な空気感で一致していて好きだった。

探してみたらあるんだねぇ、今の時代は・・・

『邦題:電撃スパイ作戦(原題:The Champions)』1968年-1969年放映


タイトルに続いて流れるBGMが小学生の僕はお気に入りで当時実家のピアノで真似して弾いたりした。タイトルバックの音楽は日本で放映されていた時の音楽とは違う。
当時流行のスパイもので、他に人気のあったスパイドラマと比べるとかなりチープな予算で撮影を行っていたようで、安っぽい合成シーンも多く、それが幸いし屋外ロケのシーンにはブルーフィルターをかけていたようで、そのちょっぴり全体の色が飛んだような色調がとても気に入ってしまったのだ。

日常生活の中で「その」色を求めたら・・・・・

太陽が昇る前の薄明るくなる空だった、、という事。

別のカットをYouTubeで見てみるとBGMにやたらとテンション・ノートが出て来る。
どうやら、その辺りもお気に入りで、このドラマのサウンドと空の色と空気感が合体して僕のジャズへの傾倒が始まったようだ。

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政府が「景気が回復した」と発表した。

そ、そんな・・・・ 
何かの間違いだ。

そうなるのが誰しもの希望ではあるが・・・

景気回復の根拠に挙げられたのが消費者の購買意欲の向上とある。
物品の販売力が上向きになった、というのだ。

それは大きな間違い。

いつもの横槍名人が早速言った。

「こりゃーいかんね。数字に騙されたらいかんねー」

この名人、いつも厄介な事を言うのだけど、お金も無いのに理想に走るどこかの政府の中で(自分に都合の悪いことはともかくとして)一番発言に信頼性がある。

素人の僕らでさえこの数字が意味している事を知ってる。

■車が売れた
  →これで当分買い替え需要は無くなる

■ファストフードの売り上げがあがった
  →削って行き着いたところがココなので業界全体の売り上げはココから落ちる

■家電の販売が好調
  →半ば強制的な地デジ化や白熱電球の例に見られる「すり替え」需要でしかない

ヒラメイタ!

ちょっと三品目を見ただけでも、安易に想像がつく。
決して購買欲が沸いたわけでも、景気が戻ったわけでもない。

「この先、無くなりますー」
とか
「もう生産されないんですー」
とかと言う、
まったく消費者の都合を考えない「すり替え需要」。
みんな仕方なく買ってるんですよ。
あるべきものが強制的に無くなるから仕方なく。

いわゆる前政権の景気対策。
この残りのツケが今ごろ動いているだけなんです。

でも、これはこれが最後。
この後は民主党が事業仕分けで全部かなぐり捨ててしまったので景気にプラスとなる要因が一つもないのです。

残るは地デジ・・・・

しかし、ツイッターにも書いたけど、電波が風に流されて寸断されるような現状では来年7月の完全デジタル放送移行は無理。
東京の場合はスカイタワー(新東京タワー)が完成すれば補える、としているがスカイタワーが完成してから完全移行までの期間が短すぎる。
よって数々のトラブルの前に地デジ完全移行が先送りになる、というのが一般的な見方。

今地デジ・テレビを買っていない人は地デジ用コンバーターのお客さんだ。
メーカーもその事を知らないと自動車メーカーと同じ道を辿る。

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数年前まで自動車メーカーは街の立体駐車場にすら入れない車を「広さ」を売りにしてじゃんじゃん売った。

家族で乗ろう、といっても毎日家族で乗るわけでもない。
たまーに乗っても今度は週末のETC限定上限1000円割引で渋滞する高速ばかり。

「おかーさん、たまにはデパートとか行きたい!」
「いつも田舎と郊外のモールや高速渋滞ばかりでつまんないよー」
「渋谷とか原宿とか行きたい!」
「行きたい!行きたいー!新宿や梅田にも行きたいゾ!」
「デパ地下巡りやお洒落なスイーツ巡りしてみたーい!」
いくらそう言われても街の立体駐車場に入らない車じゃどーにもならない。

当然広い=車重おもたいから燃費が悪い。

引越ししようにも立体駐車場に入れないので困る。
風の強い日に高速道路で車が倒れそうになった怖い経験をする。

それに世界的な動向が加わる(ガソリン高騰、世界不況)と、車の買い替えどころかメンテや維持費にお金が掛かるを理由に車離れが一気に加速した。

おとーさんやおかーさんは気がついたのだね。
平日は取り回しのいい小さな車や立体駐車場に入る車がいい。燃費もいいし。
じゃプリウスやインサイトでもいいし、もっと別の低床車でもいい。行く先を選ばない車であれば。
で、週末は家族全員が乗れるレンタカーにすればいいんだ!、と。
ETCカードは平日に乗る車のを使えばいい。
都心部に出掛ける時は低床の自分の車で行けばいい。
そうなるとちょっぴり中は狭くても7人乗りの低床ステーションワゴンが上限でそれ以上大きな車はよっぽどミニバンが好きという人じゃない限り必要ない。

今までは一人ひとりが車を所有するような風潮だったけど、考えてみればよっぽど交通の便が悪いところじゃない限り平日は車を使わない時のほうが多い。
この狭い国土で大陸のような使い方をしようとしていたのだからそれが間違いの元。
これからは用途によって車を使い分ける時代なんだよ。
考えてみればCDやDVDの文化はもう四半世紀も前からそういう流れにある。
そうなったからと言って音楽や映画が滅びる事もない。
「どうしてもほしい車」がある人はどんなに高くても買うけど、そうじゃない人は「使い分ける」。
つまりは一台+α(レンタル又はシェアリング)。
車が日常の足から少しだけ進化するのは悪い事じゃない。

ハイブリッド・カーだから売れたと思っているのは大間違いで、取り回しの楽な車を望んでいた客がたくさんいただけの話し。ハイブリッドは維持費の軽減という付加価値でしかない。
事実、プリウスやインサイトは都市部で売れている。プリウスもインサイトもミニバンには出来ない事がいっぱいあるから売れたのだ。

この間違いに気付かないと今年よりも来年、来年よりも再来年と厳しさが増すだけになる。

数字に騙されちゃいかんよー。ね、キミー。

こういうのはねー、
こうなって、こうなって、こうなって、

こうなって、
落ちて行くんだー。

わからんかねー


横槍名人のこの言葉、とても大きな意味を含んでますよ、きっと。。。


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チェキラ!




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