2011/2/16

好物で繋がる不思議な関係・・・・  水曜:これは好物!


好物は食べ物だけにあらず・・・
本日はそちらのお話し。

昨夜、あまりに驚いて思わずソファーから転げ落ちそうになった。
それが本日の好物。

今年1月20日の木曜ブログ『懐かしいテレビ番組を観ていたら・・・チャールス・ロイドに繋がった・・・』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20110120/archiveで登場した
「・・ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。ただ一つ違っていたのは・・・・奥さまは魔女だったのです。」という日本語吹替版にしかないこの名セリフで始まる米ABCの人気テレビ番組『奥さまは魔女(原題:Bewitched)』のDVD。

全254話を完全DVD化するという途方も無いコレクション。
小学生の頃、父親とよく一緒に観ていた番組で当時もお気に入りだった。

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そんなだから気長にコレクションしてみようと隔週に発売されるのを購入して三巻18話まで揃った。
それを深夜の空いてる時間帯にカウチ・ポテトよろしくソファーに転がって少しずつ観ようというもの。
いわば、まぁ、晩酌的DVDとでも申しましょうか・・・・30分完結話なのでいつでも斬り上げられるのがいい。

で、

その第三巻の16話をスタートさせた時だった。。。

(知ってる人には)お馴染みのテーマ音楽とタイトルロール。

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主演のサマンサ役はエリザベス・モンゴメリーだよなー。

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80年代の一時期日本のビスケットのCMでこの“サマンサ”よろしく「ピコピコピ」、とやっていた姿が懐かしいが1995年に63歳で亡くなっている。アメリカのテレビドラマや映画が一番いい時代を生き抜いた女優の一人だと思う。

もう一人無くてはならないダーリン役(ホントの役名はデアリン)はディック・ヨークだよなー。
番組の終盤にヨークが倒れてからは二代目ダーリンが登場したけど、日本語版の吹き替えの声優さんが一緒だったのであまり違和感はありませんでした。

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他の映画の撮影事故で負傷しダーリン役を降りてからはかなり苦労したらしいが、やはりダーリン役は彼がいい。92年に63歳で亡くなっている。

さて、タイトルロールも終わり・・・

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脚本はアール・パレット。

監督はアイダ・ルピノね。

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はいはい、それでは本日のお話しは・・・・

っとーーーー!

ちょっとタンマ!!

思わずDVDのリモコンを探してリピート。

もとい!

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ア ・ イ ・ ダ ・ ル ・ ピ ・ ノ となー!!

ひぇーーー!

慌ててこの第三巻のブックレットを開く。
だいたいこういう解説とかはまったく読まないから(いや、読んじゃうと観る邪魔にもなるから)な。
観た後で読む事はあるが・・・・とにかくこの名前を見つけて驚いてソファーから転げ落ちそうになった。

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第十六話の解説を見ると・・・

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あんれまっ!

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ホントだ@@;

まぁ、それが職業ですから当たり前と言えば当たり前。
アイダ・ルピノは女流映画監督の草分け的存在で、自身も女優として数々の作品に出演していた。
彼女の名前を最初に知ったのは、実は映画やテレビではない。

音楽だ。

高校音楽科の時に一番ショックを受けた音楽。
それがピアニスト、ポール・ブレイが1973年に発表したソロアルバム『OPEN, TO LOVE』(ecm)。
それ以前にも、それ以降にも、これだけショックを受け感銘した音の世界は他に無く、唯一武満徹の“レクイエム”が似たようなショックとして記憶しているくらいだ。

そのポール・ブレイのアルバムの中に“アイダ・ルピノ”という曲があり、これがまた印象的だった。
それがまた、元夫人のカーラ・ブレイが作曲した作品で、このアルバムのハイライトでもあった。
複雑である。

アイダ・ルピノの曲解説には彼女が女優で映画監督であった事などが述べられていたのでインターネット創世記に、真っ先に検索して彼女がどんな作品に登場し、どんな作品を手掛けたかを調べた事がある。

しかし・・・

まさか・・・・

『奥さまは魔女』で彼女の名前を見つけるなんて!
彼女のいくつかの電脳辞典やプロフィールにすら載っていない事実だ。


で、
やはり師匠(ゲイリー・バートン)と言うべきか、僕が子供の頃から影響を受けていたからか、ポール・ブレイとのデュオを録音していて、冒頭にこのアイダ・ルピノを収録している。
バークリー時代、この曲のレッスンになった時に「この曲は大好き。しかし譜面にはコードが無いけど、どう解釈すればいいのですか?」との質問に「この曲のサウンドは自分のセンスで自由に解釈すべきだ」と教えてくれた。
きっとゲイリーもこの曲が気に入っていたのだろう。僕の卒業直後に録音しているし(笑)。

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左:『OPEN, TO LOVE/Paul Bley』(ecm/1973年)
右:『RIGHT TIME, RIGHT PLACE/Gary Burton & Paul Bley』(gnp/1990年)

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リアルブックにも“アイダ・ルピノ”

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ポール・ブレイはスティーヴ・スワロウ(b)バリー・アルトシュー(ds)のトリオで64年のアルバム『CLOSER』(esp)でこのアイダ・ルピノを初演。

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リアルブックによればスティーヴ・キューンもライブ盤で演奏している。
様々なミュージシャンが取り上げるカーラ・プレイの代表作でもある“アイダ・ルピノ”。

その曲の題材ともなる人物と、ホームコメディー(アメリカでは笑い声入りの番組の事をシチュエーション・コメディー、略してシットコム)の、まさか僕が子供の頃に好きだった番組を手掛た監督の一人だったとは・・・・・

本当に驚きながら・・・・

しかし、、、、

ひょっとしたら、これら全ては不思議な糸で結ばれていて、それを子供の僕は知らず知らずの内に手繰り寄せていろんなポケットに仕舞い込んでいたのかもしれませんね。
火の無い所に煙はたたないと言うじゃありませんか。

ともあれ、とんだところで「好物の音楽」と「好物のテレビ番組」とが結びついてしまって、益々人生が面白くなってしまったところであります。


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2011/2/19  3:07

投稿者:あかまつとしひろ

>takiさん、

「・・・Swallow(b)というクレジットで衝動買いしたのですが、フリーな
曲が多くて結局ついていけませんでしたが、アイダ・ルピノだけは印象に
残りました・・・」

これ、↑ まったく僕も同じですよー。笑っちゃった。
あの頃スベースがワロウというだけで買ったアルバムが多い事(笑)
スティーヴ・キューンしかり、アート・ファーマーしかり・・・。
僕らはちょっとしたスワロウ・フリークだったのかもしれませんね。

2011/2/19  0:01

投稿者:taki

アイダ・ルピノと「奥様は魔女」の関係は、びっくりですね。
それと、アイダ・ルピノって人の名前だったのですね、知りませんでした。
私がこの曲を知ったのは、やはりポールブレイの「Closer」というアルバムでした。Steve Swallow(b)というクレジットで衝動買いしたのですが、フリーな曲が多くて結局ついていけませんでしたが、アイダ・ルピノだけは印象に残りました。


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