2012/10/23

寅さん〜ディスカバー・ジャパン〜いい日旅立ち  火曜:街ぶら・街ネタ


本屋で偶然目にした意外な表紙の雑誌。

「あり?」

気になるのでちらりとめくってみた。

「ありかも!」

即決して購入した。

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『旅と鉄道2012年12月号/寅さんの鉄道旅』(朝日新聞出版)

なんと昭和な雰囲気漂う表紙。
しかもこれが鉄道本?

鉄分多めの身からしてもこの取り合わせはまったく想定外の想定外。

そもそも、「寅さん」映画は僕らよりもちょっぴり上の団塊の世代の人達を熱狂させた邦画史に残る傑作。
そのシチュエーションは「世捨て人」だった。

団塊の世代の人が作った新しい文化は「ヒッピー」。
世界的に見れば「フラワームーブメント」に代表されるが、それを日本に当てはめると、不思議と「寅さん」とリンクして見えて仕方が無かった。

僕らが小学生や中学生の頃の大学生辺りが団塊の世代の中心だと思うのだけど、子供の目から見ても、その大人社会は「とっても面白そう」で早く大人になりたかった。

何が面白そうかって、とにかく世の中「前例の無い」事づくめだったから、何をやっても楽しそうに見えた。

今のカルチャーに比べれば全然スケールがデカかったように見えた。
もちろんその後ろではキッチリとビジネスが成り立っていたのだけど、まぁ、なんでしょうね、あの、勢いは。

そんな中で、一見すると任侠映画から飛び出して来たようなキャラクターの「寅さん」が、毎度ワンパターンなお話しを繰り返しつつも、人々の心をしっかりと掴んで離さなかったのを、子供のころの僕は「不思議」でならなかった。

ただ、子供の頃から毎週土曜日と日曜日はテレビで吉本新喜劇のワンパターンが「お約束」と化した笑いとツッコミに十分馴らされていたのだけどね。

ヒッピーな、サイケな、時代の最先端を楽しんでいる風貌のおにーさんやオネーさんが、任侠映画のような看板の「寅さん」映画にルーツを求めていたのだから。

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高校くらいになって、やっとその「寅さん」の人気の秘密に触れられたような気がした。
寮生活で親元を離れて暮らすようになって、帰省の時に学割を使った一人旅をするようになってからだ。

よく知らない街の駅前の旅館に泊ったり、突然降りた街が気に入ってその晩の宿を探したり、そんな事をする内に、なんとなく自分も「寅さん」気分を味わっているように気になったりした。

当時、学割で自由に使えた急行列車の定番だったボックスシート(向かい合わせの四人掛けの席)に座れば、どうしても見知らぬ人と顔を合わす事になるので、誰からとも話しかけてくる事が多かった。

高校生ながら一見するだけだと大学生とも判断がつかない微妙な年齢の男の一人旅だ。

必ず話し掛けてくるのは地元のおばさま達だ。

最初の頃はいろいろ聞かれると正直に話していたのだけど、「お一人ですか? どちらから? 」という切っ掛けが始まると別人28号になってその時間を楽しむ事を覚えた。

そのほうが楽しい。
旅に出ているのだ。
普段の自分を忘れたいじゃないか。

まったく架空の、例えば山田くんであったり、中村くんであったりして、きっと急行列車を降りてしまうと二度と会う事など無い人との時間を大いに盛り上げた。

こんな“嘘”は罪だろうか?

それが映画の「寅さん」を見た時に、「ああ、これと同じじゃん!」と思って可笑しくなった。

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ひょっとすると、ヒッピーの風貌をしていたおにーさんやオネーさん達も、あの格好をしている架空の自分の時間を楽しんでいたんじゃないかな、と。

だから、それがなぜか架空の「寅さん」に集約されて人気があったのだと思う。

いや、そう思えるようになって、初めて「寅さん」の映画が好きになった記憶がある。

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それともう一つあるな。

当時の国鉄が放った、
『ディスカバージャパン(DISCOVER JAPAN)』キャンペーンだ。
それに続く『いい日旅立ち』キャンペーンも含まれる。

僕がよく使ったワイド周遊券やミニ周遊券というのも、これらの個人旅行用の企画きっぷだったわけで、鉄道の一人旅が企画切符でしやすくなったのと、「寅さん」が全国の街を舞台に駆け廻っていたのがリンクするのだ。

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この一連のキャンペーンは“小京都”と言うキーワードを生み、全国の“小京都”に行ってみたくなるような雰囲気を雑誌もテレビも放っていたし、それがものの見事に全国のちょっと小振りな街を舞台にストーリー展開していた「寅さん」ともリンクする部分が多かった。

そう思うと、鉄道と寅さんが結び付くのに違和感はないのだけど、それはある年齢層から上の人にしかわからない事だ。

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だから、この表紙を見て、果たして何人の若い層の鉄分多めの人が興味を示すかは大いに疑問。

この辺りの予めの“読み”が、最近随分甘いように見えるのだけど、どうなのだろう。

「知ってる人を新たに鉄道の世界へと惹きこむのが目的ですよ」(←ハズレ)

「知ってる人が買ってくれればそれでいいんです」(←その先を考えない一発屋的発想)

いや、これはこの本だけじゃない、他の分野でも言える「おかしな事態」だ。
それに気が付いている企業が少なすぎるのが悲しいかな今の日本の現状。。。。

たった一冊の雑誌だけど、眺めながらいろんな事を考えさせられたなぁ。

「寅さん」的人生って、やっぱり「あり」じゃなきゃおかしいよね。
少なくとも、僕は「あり」だと思う。



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緊急ライブ情報
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ナント! 
遂に赤松・ハクエイDuoが四国・松山に初登場!!
たった一日、ピンポイントの緊急ミッション。
横濱ジャズプロムナード2012の感動をそのままに!

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11月14日(水)松山・大街道『カラフル』
“ドリームバース・プレゼンツ
オータム・スペシャル・ジャズライブ”
赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)Duo



第一部21:30開演/60分

第二部24:30開演/60分(レイトショー)

料金:3000円(入替え制/1ドリンク付き)

※ここが松山公演のポイント
1st setはTV収録があります。是非応援に!
2nd setは地方では例外的なレイトショー。
近隣、遠方のみなさまどうぞ松山へ!

【カラフル】
松山市大街道2丁目1−4 ヴィスコンティ大街道ビル6階
問い・予約/Tel 089-931-6112(カラフル19:00-26:00)
http://music.geocities.jp/lmb_colorful/index.html


ビデオカメラ第一部ではテレビ収録の予定。是非応援よろしくお願いします!

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新快速で行こう!
急きょ兵庫・加古川に初登場^o^

昨年からお誘いを受けていた東播でのライブが急きょ実現。先日の松山“シュガービレッジ2012”で意気投合のギターリスト矢野と次代を担う若きベーシスト高橋とのフレッシュな顔合わせが海を超える!

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11月16日(金)兵庫・加古川『スカーレットの小鳥』
赤松敏弘(vib)The Overseas mission w/高橋直樹(b)矢野元(g)


開場 18:30(予定)

第一部19:30開演

第二部21:00開演

料金:3500円(1ドリンク付き)

※ここが加古川公演のポイント
今一番旬なドラムレスでのヴァイブ・トリオ!
入替え無しでお楽しみいただけます。
新快速で大阪から50分!


【スカーレットの小鳥】
兵庫県加古川市加古川町寺家町27-2
(JR加古川駅改札口を出て南(右手方向)へ。ヤマトヤシキ百貨店に向かって右側のベルデモールのアーケードの終わりをそのまま直進、一つ目の角を西(右手方向)に)
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お問い合わせ・御予約/ 079-421-7038(スカーレットの小鳥11:30-22:00)
http://scarlett-no-kotori.qee.jp/

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ビデオカメラ【Crew Camera Series】TOSHIHIRO AKAMATSU meets HAKUEI KIM 2012. presented by T.KOYAMA. "SOUND OF FOCUS" comp by T.Akamatsu. 2010's album 『AXIS』(VEGA)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦、ユキ・アリマサTWIN DUO × TRIO オープニング"Be my love"




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦 DUO 2011 演奏順/2曲目"TRITON 2011" comp by T.Akamatsu. 1991's album 『Now's The Time Workshop vol-2』(BMG FunHouse)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦 DUO 2011 演奏順/4曲目"I LET A SONG"




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、ユキ・アリマサDUO 2011 演奏順/7曲目"DAA HOUD". 2005's album 『Synergy』(VEGA)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦、ユキ・アリマサTWIN DUO × TRIO 演奏順/9曲目 アンコール




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『BEST LIVE 2011(動画)』


2011年11月24日ブログ『超・満員御礼! 赤松敏弘(vib)meetsハクエイ・キム(p)25-25プロデュース第六弾』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20111124/archive

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6

25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』

Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)

Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011

[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます

★第二部1曲目



★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]



★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]




ガンバレ東北!

がんばろうニッポン!




只今絶賛発売中!
■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)
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VGDBRZ-0044/3.000円(税込)

赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

New Album『AXIS』は全国の有名CD店のほか、ネットショップでも好評発売中!
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CDレビュー→http://www.jazzpage.net/rireki/cd/akamatsu_axis.html

CDレビュー→http://www.jazzfusion.com/cd2010/axis.htm

CDレビュー→http://artist.cdjournal.com/d/axis/4110091003

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チェキラ!
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