2014/6/23

First Meeting・・・・  月曜:ちょっと舞台裏


本当に素晴らしい演奏でした。
チック・コリアさんとのデュオ。
ピアノとヴィブラフォンが何のストレスもなく同化できる極限の、それでいてリラックスした世界。
未だに世界最高峰のコンビという奇跡の僕らは目撃者。

その夜のトピックを引用。

※2014年6月21日Facebookより・・・・

チック・コリアとゲイリー・バートンの東京初日に行って来ました。
新しいよみうり大手町ホールは軽いPAの使用もあって音響はとても良く、第二部のストリングス・カルテットが加わったセットでも非常にバランスの良い響きで楽しめました。

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それにしてもやはりゲイリーとチックさんのコンビは相性がバツグンですね。微妙なところはズレたりしていてもそれがやがてピッタリと「合ってくる」のです。デュオという音楽を随分沢山聴いてきましたが、この「合ってしまう」加減にはただただ聴き惚れるばかり。

「合わせる」デュオは世の中にたくさんありますが、このように本当に「合ってしまう」デュオは唯一無二。だから終始ステージの上はリラックス。どんなにハラハラするシーンがあっても客席も安心して見ていられるのです。ホントに素晴らしい。

ゲイリーは子供の頃から聴いて育ったし、実際にヴィブラフォンの師匠でもあるので彼の演奏には随分触れてきましたがやはりチックさんと演奏する時は何かが違います。

このコンビを見るのは31年振り(1983年の中野サンプラザホール公演以来)でしたが、あの頃書きあげた曲も随所に飛び出し、しかもストリングス・クァルテットという編成も同じで、確かに目の前には白髪のゲイリーとチックさんがいるのだけど、目を閉じるとまるで31年と言う時間が何処かへ消えてしまったかと思うような、そんな瞬間が何度もありました。

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師匠ゲイリー・バートン氏とちょうど一年振りの再会。Jun/20/2014 @ よみうり大手町ホール楽屋にて

終演後楽屋に恩師を表敬訪問。いつもにも増してステージの興奮冷めやらぬ様子です。何があってもパーフェクト、素晴らしい。

今回の“おみや”はゲイリーが自分のクァルテットとロイ・エアーズのトリオとツイン・ヴァイブで行った1971年の来日公演の模様を収めた日本だけでリリースされたアルバムのCD。たぶん本人は持っていないだろうと予測したら見事に的中!

発売された中学の頃大好きだったのがこのソロ“Sunset Bell”とマイケル・ギブスの“On The Third Day”なんだよ、と。

後ろのジャケット写真を見ながら目を輝かせてメンバーの名前を。
ギターはサム・ブラウン(Sam Brown/g)!
ドラムはビル・グッドウィン(Bill Goodwin/ds)!!
ベースは!!!!
ト二―・レヴィン(Tony Levin/b)!!(二人で合唱/笑)。

周りにいたスタッフがびっくりして「だれ?」と。
「ト二―・レヴィンさ。今やロックスターだよ!」とゲイリー。
激動の時代を生き抜いて来たバンドリーダ―の顔とサイドメンに対する誇りがチラリと垣間見れた瞬間だった。

ちなみにこのアルバム、今夜と同じ大手町にあったサンケイ・ホールでのライブ盤なのだけど、その事を伝えるのを忘れてしまった!!
また今度会った時に新しいアルバムと一緒に伝えればいいかな。
― Gary Burtonさんとよみうり大手町ホールにいます。

・・・・・・引用終わり。



帰ってから珍しく余韻に浸るかのようにこの二枚のアルバムを夜中に聴いていました。

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左:『LYRIC SUITE FOR SEXTET/Chick Corea & Gary Burton』(ecm/1983年)
右:『HOT HOUSE/ 同上 』(concord/2012年)

たぶん、このHOT HOUSEの録音の時よりも二人のコレクティヴ・インプロヴィゼーションは今のほうが進化しています。
東京公演は今夜で終わりましたが、これからの公演をご覧になる方、お楽しみに!

それにしてもチック・コリアさんとのデュオを見るのは31年振りでした。
この前見たのは1983年の中野サンプラザでのデュエットwithストリングス・クァルテット。
今回の第二部はその頃のレパートリーを軸に構成されていて懐かしさもひとしお。

僕がゲイリー・バートン氏と直接会ったのは、その二年ほど前の事。
1981年に同じチック・コリアさんとのデュオの初ツアーの時で、確か二月の中旬だったと記憶しています。

芝の郵便貯金ホールでの公演を観に行っていると、マリンバの師匠でもある安倍圭子先生もいらっしゃっていて興奮冷めやらぬ僕らを客席で見つけると「これからみんなで楽屋に行きましょうよ!」と。
一緒に行っていたみんなでゲイリーの楽屋に押しかけたのが最初でした。

その時は挨拶程度だったけど、月が明けてすぐに安倍先生から「ゲイリーが今度の日曜日にやって来るのでいらっしゃいませんか?」というお誘いの電話を頂いて飛び上がった(笑)。
絶対行く!、仕事キャンセルしてでもトラ入れてでも行く!と二つ返事をしたのは言うまでもありません。

バラバラに訪問すると迷惑だろうと言う事になり、先生のお宅の近くの喫茶店に全員集合してから行ったのを覚えている。

これも偶然なのだけど、そのFirst Meetingの模様が米国の国際打楽器芸術協会(PAS)の機関誌『PERCUSSIVE NOTES』Vol-19 1981年春夏号に掲載されている。

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『PERCUSSIVE NOTES』(国際打楽器芸術協会(PAS)機関誌)

14ページのChapter Newsに当時桐朋学園大学に留学中のクリスティン嬢のレポートとして。

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ホントに偶然だけど、今となってはよくこの記念すべき瞬間がこうやって公の記録に残っているものだと、つくづく。

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ゲイリー・バートン氏が真ん中後方、右手前に安倍圭子先生と当時の安倍門下生。僕は左端に写っている

その後、1984年の斑尾ジャズ・フェスティバルに小曽根真を率いたバンドで来日した時から急速に接近し、1985年夏のバークリー・イン・トーキョー・セミナーで直接的な指導を受けバークリーに誘われて翌年渡米する事になるのだけど、今思い返せばこの時からその後の人生の流れに向けた準備が着々と進んでいたのかもしれない。

第一次接近遭遇・・・・小学校の時、風邪で休んだ時のモーニングショーでヴァイブ独奏を見る
第二次接近遭遇・・・・中学の時、NHK総合テレビ「世界の音楽」でロイ・エアーズとのツイン・ヴァイブを見る
第三次接近遭遇・・・・高校の時、ラルフ・タウナーを同行したコンサートへ@大阪サンケイホール
第四次接近遭遇・・・・安倍圭子邸にてFirst Meeting・・・(1981年)
第五次接近遭遇・・・・第一回バークリー・イン・トーキョー・セミナーにて(1985年)

1989年にバークリーを卒業してもう四半世紀が過ぎましたよ。

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スリー・マレット・キーボーダーズのショット(松島美紀/赤松敏弘/ゲイリー・バートン)@ Jun/20/2014 よみうり大手町ホール楽屋にて

時間が経つのは早いようですが、人生はいつもハプニングの連続。
今日という日とまったく同じ日なんて二度と来ないのですから。
だから、明日は一体どんなハプニングと出会えるのか、ワクワクしながら進もうではありませんか。

師匠の演奏を聴きながら、そんな溌剌とした気持ちになりました。

First Meetingはたった一度しかありませんが、継続していれば再会は何度でも果たせるのです。




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【配信追加情報】


ご要望の多かったiTunes StoreやAmazon.co.jpでのアルバム『AXIS』の配信が始まりました。

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『AXIS/赤松敏弘』
1. Return To Forever (Chick Corea)10:51
2. Over Again (Toshihiro Akamatsu)7:53
3. Sound Of Focus (Toshihiro Akamatsu)8:23
4. Axis (Toshihiro Akamatsu)07:49**
5. Silent Butler (Toshihiro Akamatsu)5:18
6. Cheerful Flight (Hideo Ichikawa)6:09
7. Havona (Jaco Pastorius)7:19
8. I Thought About You (J.Mercer-J / Van Heusen)4:47**

Toshihiro Akamatsu(vib)
Koichi Sato(p)
Masahiro Sawada(b)
Kodai Higuchi(ds)
**guest : Nanami Morikawa(vo)
発売元:(株)ベガ・ミュージックエンタテインメント(VEGA)

iTunes Store 赤松敏弘ディレクトリー

iTunes storeでは6アルバムからセレクトされた44曲を配信中


Amazon 赤松敏弘 MP3専用ディレクトリー

amazon.co.jp MP3ストアーではアルバム『Axis』収録全8曲を配信中

全曲試聴可。
若手メンバーとのフレッシュな演奏を、DSDレコーディングによる最良の音質でお楽しみください。

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赤松敏弘(ヴィブラフォン)佐藤浩一(ピアノ)澤田将弘(ベース)樋口広大(ドラムス)

どうぞ御利用ください!






★CDを“ドスドス”探したい人の味方!
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ジャズ全体http://www.hmv.co.jp/artist/rank/0/genre/800/

【楽器別】
ヴォーカル
トランペット
トロンボーン
サックス
フルート
クラリネット
ピアノ
オルガン
ビブラフォン
ギター
ベース
ドラム


★☆★ 2012 BEST LIVE (動画) ★☆★

Nov/14〜15/2012

Toshihiro Akamatsu (vibraphone)
Hakuei Kim (piano)

1st set (9:30pm〜10:50pm)

1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)O Grande Amor

2nd set (0:48am〜2:09am)

1.Winter Festival---by Hakuei Kim
2.The Gleaner-----by Toshihiro Akamatsu
3.Stella by Starlight
4.White Forest-----by Hakuei Kim
5.Nagi Moca suite---by Toshihiro Akamatsu
6.Newtown--------by Hakuei Kim
7.Silent Butler-----by Toshihiro Akamatsu
8.(encore)On Green Dolphin St

Rec, Nov/14〜15/2012 @ Okaido"COLORFUL", Matsuyama, Ehime, JP

※赤文字の演奏動画を公開しています

ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/15/1:00am's StellabyStarlight (Full version)

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

2012年11月14日四国・松山でのライブ第二部のもので第一部と同じ曲の深夜の演奏です。
まったく違うイントロから始まった瞬間から純粋な即興演奏に突入しました。
デュオという最小公約数にして最大の自由度を持つアンサンブルでしか出来ない衝動の記録となりました。
ソフトのアップロード時間制限の為に10分未満の暫定バージョンを年末にアップしていましたが今回フルバージョンに更新。


ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/15/2:00am's GreenDolphin

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

あらゆる意味で刺激的だったこの日のライブの最終アンコール。時刻は午前2時です。
第二部の会場は半分以上が地元のミュージシャンやピアニスト、音楽関係者で埋まっていましたから二人ともよりアグレッシヴなOn Green Dolphin Stに。午前二時にこんなガチンコなライブをやる街は日本でも珍しいでしょう。さすがは我が故郷です(笑)


ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/14/9:53pm's StellabyStarlight

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

赤松・ハクエイDUOでのStella by Starlight。
このバージョンは2012年11月14日四国・松山でのライブ第一部のものです。
前月の横浜ジャズプロムナード2012でも評判だったこのスタイルのデュオがさらに一歩踏み込んだところでの演奏に。次の深夜のステージの演奏と比較するとまったく別の曲です。ジャズライブの楽しみ方で僕らはとても大きな事にこの時気付いたのでした。


ビデオカメラビデオカメラ【Crew Camera Series】■赤松敏弘 vibraphone Best Live 2012/Akamatsu meets Hakuei Duo/Nov/14/9:46pm's The Gleaner

ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)

四国・松山でのライブ第一部でのオリジナル曲The Gleaner。この日は入替え制という事もあり第一部も第二部も同じプログラム(アンコールを除く)でしたが、考えてみればクラシックのコンサートやポップスのコンサートとジャズのコンサートが大きく異なるのは、たとえ同じ曲を一日に二度演奏したとしてもまったく違う演奏になるのが当たり前。このライブではその当たり前な事を随分長い間僕らは忘れていた事に気づかされて、久しぶりに達成感で満たされたのを覚えています。


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ビデオカメラ【Crew Camera Series】TOSHIHIRO AKAMATSU meets HAKUEI KIM 2012. presented by T.KOYAMA. "SOUND OF FOCUS" comp by T.Akamatsu. 2010's album 『AXIS』(VEGA)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦、ユキ・アリマサTWIN DUO × TRIO オープニング"Be my love"




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦 DUO 2011 演奏順/2曲目"TRITON 2011" comp by T.Akamatsu. 1991's album 『Now's The Time Workshop vol-2』(BMG FunHouse)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦 DUO 2011 演奏順/4曲目"I LET A SONG"




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、ユキ・アリマサDUO 2011 演奏順/7曲目"DAA HOUD". 2005's album 『Synergy』(VEGA)




ビデオカメラ【Crew Camera Series】赤松敏弘、道下和彦、ユキ・アリマサTWIN DUO × TRIO 演奏順/9曲目 アンコール




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『BEST LIVE 2011(動画)』


2011年11月24日ブログ『超・満員御礼! 赤松敏弘(vib)meetsハクエイ・キム(p)25-25プロデュース第六弾』http://sun.ap.teacup.com/applet/vibstation/20111124/archive

TOSHIHIRO AKAMATSU(vib) meets HAKUEI KIM(p) w/TARO KOYAMA(ds) & KUNIO OINUMA(b) @ 25-25Presents Special Live Vol.6

25-25プレゼンツ・スペシャルライブVOL-6。
『“赤松敏弘meetsハクエイ・キム”with小山太郎+生沼邦夫』

Toshihiro Akamatsu(vib)
Hakuei Kim(p)
Kunio Oinuma(b)
Taro Koyama(ds)

Recorded live at KAMOME in Yokohama. Nov/23/2011

[YouTube版]※画像をクリックすると別窓で開きます

★第二部1曲目



★第二部二曲目[Tribute to 1964's Miles-vol.1]



★第二部三曲目[Tribute to 1964's Miles-Vol.2]




ガンバレ東北!

がんばろうニッポン!




只今絶賛発売中!
■New Album『AXIS/赤松敏弘』(VEGA)
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VGDBRZ-0044/3.000円(税込)

赤松敏弘(vib)The NewQuartet
guest:森川奈菜美(vo)

New Album『AXIS』は全国の有名CD店のほか、ネットショップでも好評発売中!
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どうぞご利用ください。

CDレビュー→http://www.jazzpage.net/rireki/cd/akamatsu_axis.html

CDレビュー→http://www.jazzfusion.com/cd2010/axis.htm

CDレビュー→http://artist.cdjournal.com/d/axis/4110091003

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チェキラ!
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