2006/12/17

4th Semesterの前に緊急事態!?その2  ■新・音楽体験記/留学の頃

ノロウイルスが猛威を振っていますがみなさん大丈夫ですか?
昨日ノロウイルスでダウンしている弟子タカハタ〜ナの話しをレッスン前のN嬢としていた時の事。
「電話口で大変そうだったよ。声出すのも辛そうだった。突然来たらしいよ。朝は何とも無かったのに昼過ぎに突然“ウッッ”ときて、お腹がキリキリ、、。いつ誰にうつされるかわからないから気を付けるしかないね」

え?っという顔をするN嬢。
「実はワタシさっき新宿駅で乗換えの時に“ウッッ”ときまして、、お腹キリキリなんです、、」

ギャ〜〜〜

・・・・・・・・・

前回の続きです。

シアトル経由でボストンに戻る予定だった某米国航空会社便はランディングの案内の後に上空を旋回する事なく真直ぐ機首を下げ緊急着陸の体勢に入った。。。

さっき気になった主翼の先からの一筋の線、、、、は、もうない(停まった)。
もう燃料カラって事?
飛行中かすかだけど機体がダッチロールしている。
やはりエンジンのトラブルは飛行に支障を与えているじゃないか。ブツブツ。。。

グヲォーーーーー。

かなりの高度から真直ぐに降りているようで機首を下げたままの飛行が続く。

30分以上経ったであろうか、低層の雲に突入し気圧が不安定となって機体が何度もバウンドする。普段なら「もうすぐ着くな」と感じる時だけど、この時ばかりはバウンドする毎に冷汗が滲む。誰も何も喋らない。。。

やがて飛行機は一度も姿勢を変える事なく、一直線に雲を抜けた。
時刻は午前3時前。窓の下は真っ暗の闇で何も見えない。

一際エンジンの音が高鳴る。

グヲォーーーーーーーーー。
主翼の抵抗舵が上を向く。

ドスン・・・・

鈍い音と共に飛行機は深夜のアンカレッジ空港に緊急着陸。
赤い回転灯を付けた車が滑走路の横に待機していた。

ふうーっ、、

誘導路をエプロンに向かう頃になると乗客も落着いてあちこちから喋り声が聞こえる。僕はゴツゴツとした誘導路の振動に呼び起こされるように体温が上がった気がした。

「やれやれ」である。

と、安心したのもつかの間、そこでこんなアナウンスが入る。

「え〜、こちら機長、機長。当機は無事にアンカレッジ空港に到着。時刻は午前3時。さて、皆さんは当アンカレッジ空港で入国手続きを受けてほしい。しかし、現在の時刻は空港の窓口は閉鎖されており、我々はこのままエプロンで待機する。案内のあるまで機内に留まって。そう〜、、、、、恐らく午前6時過ぎには窓口の職員が来るだろう。。。あとはよろしく」

え〜?
着いたはいいが、今度は足止めかい

前の方では乗客が妖艶で魅惑的なブロンドながら無愛想なスチュワーデスと何やら交渉している。「ここまで何も飲食サービスがなくて腹が減っているから機内食を出せ」「ノーノー、解凍してから時間が経つし着陸で私達の乗務時間も終わったから出せない」「出せ」「出せない」・・・で、

結局“出ない”

悶々と狭い機内で待機する事3時間。やっと次の案内が入る。

「入国手続きは午前6時半過ぎを予定。また連絡する。よろしく」

午前6時を過ぎてやっとボーディング・ブリッジが動いて機体に接続される。

「入国手続きの準備が出来たので移動よろしく」
と案内が入ったのは午前7時前だった。

やれやれ、、、、

と、入国監査に向かった先に見た光景に・・・

長大な列である。ジャンボ機の定員が約500人。それに対して窓口はたった二つ。一つはドメスティック用、もう一つはビジター用(エイリアンって書いてたゾ。宇宙人かい!)

普段はココでこんなに大量の乗客が入国手続きをするような空港ではないのでこの有り様。まぁ、緊急着陸で押し寄せたのはこちらだから文句は言えないが、、

結局入国手続きが終わったのは午前8時。
慌てて出発ロビーに行くと再び唖然・・・

この空港からの発着便はアラスカ・ローカルを除くと朝・昼・夜にちょっとだけ。D社の一番早い便にギリギリかと思ったら既に満席。次は?と聞くと午後3時だと言う。他の会社を当たったけどどんどん残席が少なくなるのでそれにした。トホホ・・

仕方ないのでこんな時でもなければ来れないアラスカでも見物しようと外に出たら、、、9月の1週目だと言うのにミゾレ混じりの雨。しかもうっすらと雪が積もっている。ひゃ〜!
こちらは夏の服装だよ。これじゃ街も歩けない。。。
回れ右して空港に戻る。

巨大なトナカイのはく製があったりするのだけど、他には何もない。
カフェで延々時間を潰すしかないんだ。

時々エスキモーがこちらを見てウロウロしている。いえ、人間じゃなくて、コレ
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それもすぐに見飽きて待合室で寝るしかない。トホホ・・

何とか午後3時になってU社の飛行機でシアトルまで行く。これしかもう方法がないんだ。

で・・・・・・

シアトルに着いたのが午後8時。
カウンターに急いだら「方法は二つ」と説明される。

(1)午後9時にNY行きの便がある。それでNYに行って翌日ボストンに向かう
(2)今夜はシアトルに泊まって翌朝シカゴ経由でボストンに向かう

もうこれ以上はゴメンなので迷わず(2)にした。成田から隣席だったNYに戻る客とカウンターで再会する。「どーする?」と言うので「これ以上飛行機に乗ったらろくな事が無さそうなので僕はシアトルに泊まるよ」と言うと「何としても今日中にNYに着かないと大変なんだ」と。「気を付けてね」「おたがいさま」と言って別れた。

そしてボストンから遥か離れたシアトルの宿に空しく向かうのでした。
飛行機、キライだ〜!
ってまだ明日も乗らなきゃ帰れないって、、ど〜よ。

おしまい



2006/12/18  3:49

投稿者:あかまつとしひろ

>takiさん、YELLさん
takiさん、ダイレクト便が増えて給油地としてのアンカレッジは役目を終
えたようでした。熊のはく製もありましたが、巨大な角の巨大なトナカイ
の前では霞んでいました。恐竜かなにかの模型かと思いましたから。

YELLさん、日曜JAZZ喫茶で話題に? な、何を取り上げたんだろう??

2006/12/17  20:43

投稿者:YELL

大丈夫ですか!! 無事ですかぁ?
今日のJAZZ喫茶で、赤松さんの事を話題にしちゃいました
どんな風に??  ナイショ(^^♪)

2006/12/17  20:29

投稿者:taki

80年代前半のヨーロッパ行きはまだアンカレッジ経由が多かったので、新婚旅行や出張で数回、アンカレッジ空港で休息しましたが、当時は日系人の店員がデューティーフリーショップなどにたくさんいました。ヨーロッパへ向かう日本人のお客が多かったんですね。熊の剥製があったような記憶があります。モスクワや北極回りが一般化した後はすっかりさびれてしまったようですね。


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